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2012年5月18日 (金)

まぼろしの滝を見た!

能登・信濃・甲斐を巡る旅路の果ては駿河の富士山・須走口からの「ふじあざみライン」を登り、標高2000mの新五合目駐車場に着く、既に朝日が上がった5時半頃であった、ここは富士山の三つの五合目登山口では標高が一番低いところにある(富士山登山にはその分不利となる)。駐車場の奥に「須走まぼろしの滝」の案内標識(まぼろしの滝まで20分)に従い歩き出す、640とカメラを入れたザックと三脚を入れたケースが肩に重く圧し掛かる、まぼろしの滝までロープと石に→が白く書かれている標識に従い歩き出して10分くらいでロープが残雪の中に消えていた、道案内の頼みの綱がまぼろしのロープとなりロスした。誰も通らない朝一番の雪道は前日の足跡も確認出来ない、30分以上もここで方向を見失い富士山に抱かれた雪渓の中を彷徨する。重い荷物を担ぎアイゼンとストックを用意していないので非常に難儀であった。大袈裟に言うと非常事態発生にこの付近に詳しい鳥友に携帯でSOSを発信して道案内を依頼、なんと100mも本来の道から離れたカラマツがところどころ生える雪渓の中にいた、元の道に戻るのに100mを30分掛けて恐る恐る、滑り滑り雪渓の中を下山して本来の道に辿り着く。直前にそびえる富士山を目掛けたのが間違いの基でロープが消えた処の雪渓を左へ西に向かうのが正しい道であった。生来の方向音痴を思い知らされたのである。雪渓の斜面を50mトラバースすると雪のない道に出て後は雪の無い道をまぼろしの滝までまっしぐら、迷った処から20分で到着、残雪の谷間にまぼろしの滝がチョロチョロ流れ落ちていた。須走まぼろしの滝「富士山観光の多い中国人向け案内板では(須走 幻影之瀑布)」
5月中旬から6月上旬にかけて残雪の多い谷間の雪解け水が地中に浸透しきれないときに現われる「幻の滝」、17日は気温も上がり午前10時頃から今年初めての「まぼろしの滝」が出現した、初見・初撮りである
途中の沢で鳥撮り中に早朝から10時前に見物に来た夫婦連れと中高年の観光客に幻の滝を見たかと尋ねると滝はまだ流れていなかったと残念そうに下山して行った。

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コンデジで撮影した午前11時半頃の「まぼろしの滝」、気温が上がる午後からはもっと水量が増える。

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コンデジを望遠にして撮った「まぼろしの滝」 、落下水量はここからまた地中に消える正に幻の滝、時間限定・見物期間限定5月中旬から6月上旬のまぼろしの滝

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まぼろしの滝の右横付近から撮影した富士山

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まぼろしの滝へ行く手前にある沢付近でルリビタキが囀っていた、自然の中で囀るルリビタキは初めてである。

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もっと珍しいビンズイの囀り

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カラマツの新芽とマツボックリとビンズイの囀り

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三枚の写真の+補正は上から1/3、1.0、2.0

まぼろしの滝から駐車場までの下山時間は25分であった、上りは重たい荷物を担ぐと30-40分、滝までの距離は1kmくらい観光客は手軽・身軽であるので往復40-50分くらいかな。

 

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