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2012年5月19日 (土)

茶腹赤啄木鳥

今年の舳倉島の民宿は宿泊客で溢れていた、満員の相部屋では鼾と鼾の合唱、鼾と寝言の輪唱のようであった。夢の世界は人様々の鳥撮り人生模様。未だ見ぬヤイロチョウは夢の中、大きな鼾に驚いて眼が覚めるとヤイロチョウは飛んで行ってしまった。
人生いろいろ夢見る野鳥もいろいろ。

夢か現(うつつ)か幻か、毎年日本海側の島々を通過するヤイロチョウよりも超珍鳥のチャバラアカゲラを横浜の鳥友は8日に撮影して予定を一日繰り上げて9日に満面の笑みを浮かべて帰浜して行った、羨ましい限りである。
昨年の今頃はヌカカに刺された治療でお世話になった新婚早々に赴任して来られた女医さんと較べると今年の男の先生は小さいカメラにも関わらず野鳥撮影が上手である。舳倉島診療日誌の野鳥写真も多い、8日にはチャバラアカゲラも既にゲットしているので見つけるの早い、この先生が撮影に現われた時は先生の傍にいると撮影のチャンスが多いと思われるので先生の周囲には鳥撮りが集まる、私もその一人であったが残念ながらいつも後追いとなり撮影の機会を得ることが無かった。9日は幸運な鳥友が撮影した場所で朝飯後から2時半まで待ったが待ちきれず、もう一つの珍鳥カラアカハラが出た観察舎に移動後に民宿つかさに宿泊しているSさんが自分が待っていた処で撮影したと後で分り、後悔先に立たず、結局カラアカハラも現われず、二兎追うものは一兎も得ずの諺通り「二鳥追うものは一鳥も撮影出来ず」となった。10日は過去三日間現われた数ヶ所の松の木の前で一日中ウロウロして待ったが現われた情報があって重たい器材を担いで駆けつけても既に消えた後などで撮れずでアカゲラのようなドラミングをしない音無しの鳥、撮影が超難しい鳥である。11日は10時半にチャバラアカゲラが現われる松の木でホバをしながら虫を採食していたサンショウクイの群れを撮影中に隣の松の木でサンショウクイと動きが異なる鳥を見つけて枝被りでも夢中で連写を開始した、この鳥がチャバラアカゲラであった。チャバラアカゲラと同じ虫を採食するサンショウクイが幸運をもたらせて呉れたのである。
夢か現(うつつ)か幻か・・・ちらっと見ただけの夢に終わるのか、チャバラアカゲラだけを三日間追い続けてうつつを抜かしたがやっと撮れた、七年目に現われた幻の鳥が撮れたのである。鳥撮り七年経っても幸いにも鳥運・撮り運の在庫はあった。
チャバラアカゲラを掲載している図鑑を持ってないが和名はカタカナで8文字、漢字では6文字の茶腹赤啄木鳥、こんな感じで良いのかな?

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松の枝被れの先に茶腹が見えた

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松の表面にいる虫を細い嘴で採餌している

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虫を追って茶腹を見せる

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ここにも虫がいたがアカゲラのようにドラミングはしないのだ、啄ばむ採餌である。

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仰向け姿勢の目が真剣に虫を探す、虹彩は黒く見え、下嘴は黄色い

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茶色の横顔と茶腹が全部見えた、アカゲラと同じように下腹から下尾筒の赤色が鮮やか

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サンショウクイの居た方向を見る

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コゲラのような黒い横縞があるがコゲラよりも大きい分だけ横縞の数が多い、ここから左に飛んで見えなくなった。

長旅から戻り今日から舳倉島の写真を整理を始ましたが、やはり最初はチャバラアカゲラが一番先になりました、これも鳥撮りの心情でしょうか。

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