信州の巣立ち隼
9日から関東甲信地方は梅雨入りしたと気象庁から発表がありました、心が晴れ晴れしなく気分が重々しい梅雨の季節の始まりです。
信州のハヤブサの撮影地でも鬱陶しい気分の重々しくなる話を聞きました。
3週間前にまだ雛が白い産毛の時に狩の上手な雌親が給餌する写真を撮りましたが、それから数日後にこの写真が見納めになる事故が起きたようです。撮影地での地元の人の話では雄は狩が下手で雄に替わって雛を一生懸命に育てるための狩の最中に電線?に激突して片羽を損傷した雌が見つかり、手当てを受けた獣医さんの処で生きてはいるがもう飛べないそうです。
3週間前のハヤブサ雌の雄姿から本日は始まります。
3週間前の記念写真。給餌後に残り物を持って洞から飛び出す雌親、それを見送る巣立ち前の四兄弟の雛達です。
雌は水鳥などの大きい獲物を獲りましたが、この雄は狩が下手でせいぜいツグミ程度の小物した獲れませんので育雛は雌まかせでした。一週間前の早朝の雄の写真です、嘴に小鳥を捌いた白い毛が付着しています。
雄親の目前にとまり鳴きながら餌を強請る巣立ち雛、この子は巣穴の周囲を飛び回ることが出来ます。
巣穴から5,6mしか離れていない岩場で給餌を待つ巣立ち雛、この子を二番目に見つけたが飛び回ることが出来ず、一週間前は一日中ここにいました。
三羽目は巣穴から20m位離れた切り株と石の上にいた、盛んに飛ぶ練習をしていますが空中を自由に飛び回ることは出来ないが20m位は飛ぶと言うより跳ぶ程度の飛翔力でした。
三羽目を見つけた場所に一羽が飛んできて、ここに二羽が暫く居ました。これが四羽目なのかそれとも最初に見つけた親の傍にいた一羽目なのか?、三羽の居る場所は一度に確認出来たが一度に四羽の確認が出来ない。四羽目はどこに居たのか確認出来ず。
巣に近い二羽目の処に20m左にいた三羽目が岩伝いに跳んできた、今度はここに二羽で給餌を待つ空中を飛び回ることが出来ない二羽。
二羽目と三羽目が居る巣穴近くにある木に一羽が飛んで来てなかなか上手く木にとまれないが3羽が揃ったが雄親はこの日は一度も給餌に来ません。夕方まで給餌を見ることなく一日が過ぎ、本当に狩が下手な雄親なのでしょうか。
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