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2012年6月 2日 (土)

尾短子なす山鳥

”おたんこなす”とは人を侮る言葉、のろま者やぼんやりしている者を罵る言葉だが尾の短い若い(勝手にこれを尾短子と呼ぶ)山どりが山道で動けずにいる人間様の足を突いたり蹴りを入れる光景が今週の始めに何度も見られました、人を侮る山鳥です。臆病なはずのヤマドリに人間が”おたんこなす”と言われているような光景です、まるで動物園の中でヤマドリが人間と遊んでいるようです、決して自然の中では起きる現象とは思えない光景です。この尾短子の山鳥が山ガールの急増などで世界一登山客が多い高尾山の近く、桜の保存林でヤマドリの写真を撮るCMを威嚇しているように見えます。
今までヤマドリは食べたことがありますがこんな近くで見ることも撮ったことがありません。
今週は放鳥トキの雛が一羽飛び立つ、さらに親と一緒に飛ぶなど嬉しいニュースがありましたが在来線に「特急とき」が運行していたトキの昔のことです。冬に越後湯沢に出張した折に六日町の協力会社の社長さんのご趣味が鉄砲打ちでしたので八海山あたりで狩猟したヤマドリの鍋をご馳走になりました、初めてのヤマドリは上等な鶏のような食感で美味でしたが、カチンと歯ごたえがあったのは散弾でした、まだ残っていたかと笑いながら言われましたが散弾銃の弾まで味見したので今でも記憶が残るヤマドリの初喰いでした。
現役引退後に遊びに行ったいわきの友達は故郷の青森で若い頃鉄砲打ちをしていた記念に自宅の床の間にヤマドリの剥製が飾られています。白い鳥は撃ってはいけないなどビールを飲みながら鉄砲打ちの薀蓄を聞いたのも見事な剥製のヤマドリの思い出。
最近では時々珍鳥が出る茨城の田んぼで水田の見張りに来た農家の方は鉄砲打ちが趣味だと言うことでいろいろ話を聞いているうちに狩猟鳥の話になり、やはり白い鳥はだめだとか、マガモ・カルガモ・コガモなどのカモ類が多いカモと言っていましたが狩猟期の11月15日~2月15日が待ち遠しい様子でご本人も狩猟できる鳥は全部覚えていないようでしたのでネットで検索すると現在29種が狩猟鳥になっていますが地域によっては数が減少しているヨシガモとハシビロガモ、雌キジと雌ヤマドリは狩猟を自粛しているようです。
狩猟出来る野鳥の一覧(ネット検索)

スズメ ニュウナイスズメ ムクドリ キジバト ヒヨドリ ミヤマガラス ハシボソガラス ハシブトガラス  
タシギ ヤマシギ ウズラ コジュケイ キジ コウライキジ ヤマドリ エゾライチョウ ゴイサギ
マガモ カルガモ コガモ ヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ
スズガモ クロガモ バン            

国鳥のキジが狩猟出来る日本は世界でも国鳥が狩猟出来る珍しい国、写真を撮る度に撮っても獲ってはいけないと思うことしきり。キジバトは狩猟しても都会で糞害が起きているドバトは伝書バトに似ているので狩猟出来ないと憤慨している人もいると思われる。

それでは食べたことがあるが撮ったことがなかったヤマドリ、それも尾の短い若そうな尾短子なすのヤマドリです。
AFS70-300mm+FX版

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人間様にウーウウと低い声で唸りながらこわい目をして睨めつけるヤマドリ

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ヤマドリが人間様の膝に嘴で威嚇の攻撃です、写真がボケましたがこの他に後指で足蹴りする人間様に対する不敬もありました。

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大勢のカメラマンを引き連れて山道を闊歩する

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山道から降りて斜面で好みの野草を探す

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斜面で下からの縦撮り、図鑑では雌55cm雄125cm、この大ききの差は尾の長さとすると、このヤマドリの尾の黒い横斑は4つ、図鑑では10位あるので尾の長さは1/2以下と推測 、尾短子なすのヤマドリ♂

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草葉の陰で砂浴びを始めましたが砂が舞い上がっている様子などを草木のスキマからの撮影を強いられました

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気持ち良さそうに下腹に砂を浴びています、まるで鶏と同じです。 

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羽縁を開いて砂浴びですが顔を撮るのが難しい草の中です、約30分の砂浴びにシャッターを450回も切り大半は無駄打ちでした

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餌を食べる時に白目を剥くことが多い、雑草の葉やイネ科の雑草の種子も採食していました。

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桜の下で美味そうな草を見つけた!

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