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2012年7月16日 (月)

巣立ちの兆候

北の大地の旅を無事に終えて写真の整理を始めた、昨日はクマゲラの飛翔を整理したがまだ一部しか終わらない、このクマゲラの営巣地でクマゲラの生態に詳しいS氏に再会した。最初は6年前の2006年6月札幌・藻岩山のクマゲラ雛4羽が初めて孵った時、この年からクマゲラを見たさに夏の北海道に通い始めた。4年前には小樽市長橋なえぼ公園、ここでも4羽のヒナが誕生していたが♂が草刈機の騒音で育雛を放棄して♀だけで4羽を育てるシングルマザーの大活躍で無事4羽が巣立ちした時にS氏とはここで二度目にお会いして雄が逃げ出したのは公園の責任であるなどクマゲラに関する薀蓄を聞いた。
クマゲラの撮影地としては五ヶ所目の場所で今回の野幌が3度目にお会いした場所である。S氏のクマゲラの巣立ちに関する薀蓄を地元の皆さんと関東など本州から撮影に来られた人達と一緒に、皆さんが知りたい巣立ちの日はいつになるのかを18日に聞いた。S氏の高説を熱心にメモをとる人もいたが「百聞は一見にしかず」と言うが一見よりも「一写に如かず」を実践した。「足の爪を巣穴の外にかけるが今日はまだ巣穴の外に掛けていない」それに「最後の糞出し日から五日前後」これがS氏の統計的なデータの答えであった。私の目撃では今日は糞出しは見ていないが17日に実写したが18日は見ていない。S氏の計算では17日が最後の糞出しならば22日前後となる。この話を聞いて巣立ちはまだ遅いと判断して翌19日はエゾフクロウの撮影に出掛けてきた。S氏がその後に見えたのは21日であった。

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16日苫小牧港に到着直後に直行して撮影した初日最後の写真、午後4時53分の糞出し。

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初日最後の一枚、前に飛んでくる飛び出し、糞出しの瞬間ですがブレブレをフーンと苦笑です。

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翌17日の雨中の糞出しは午前10時56分、この日は早めの糞出しです。

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この糞出し後は翌日以降は目撃していないのでこれが雨天にも関わらず最後の糞出しと思われる。

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足の爪はまだ巣穴の縁の中、巣立ちはまだです。

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20日午前9時50分、巣穴の縁の外まで爪を掛ける、いよいよ巣立ちの兆候が見え始めた!

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21日午前5時30分、巣立ち5分前、爪は縁の外に掛ける。S氏の説では統計的に80%以上が午前中の巣立ちらしい。

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親が呼ぶ方向を見た!5時35分巣立ち直前の爪の掛け方

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直後の巣立ち飛翔(14日の再掲)、親の虹彩は淡黄色だがこの子はまだそれがないので幼鳥の巣立ちに間違いない。

S氏説の最後の糞出しから4日目の巣立ちであった。お陰様で最後の糞出しと巣立ちの写真が撮れた。百聞は一見にしかず。一見は一写に如かず。この日は早朝から十数人が現場に居合わせたが巣立ちの瞬間を実写出来たのは2,3人であった。勿論S氏も現場に居合わせたが巣立ちの瞬間は撮れなかったようだ。一羽の雛は一発勝負、この巣立ちの瞬間を撮るために6日間粘り甲斐があった。

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