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2012年8月

2012年8月31日 (金)

小赤啄木鳥雌雄の給餌

コアカゲラはアカゲラに似ているがアカゲラの大きさL24cmと比較するとずっと小さいL16cmである。コゲラのL15cmに近い大きさで可愛いアカゲラの感じである。背と翼は黒く白斑が並ぶ、背の中央辺りに大きめの白斑が見えることが多い。雄は頭頂が赤い、雌の頭頂には赤い部分はなく頭頂の前は白く後頭は黒い。
7月6日のワッカ原生花園から弟子屈の温泉民宿・北の大地に10日ぶりに宿泊した翌日の7月7日の撮影である。
前回は6月26日に宿泊して溜まった洗濯物を自動洗濯機で洗濯中にエゾフクロウ、タンチョウ親子とエゾライチョウ親子の情報を戴いたが、やはり今回も10日
分の洗濯物をコイン洗濯機に入れた。鳥情報は二ヶ所目のエゾライチョウとコアカゲラの営巣を確認した。ここではpocketWifiが繋がらない、前回使用したWILLCOMは6月末でniftyがサービスを中止したので繋がらない。宿のご厚意でインターネット回線を借用して7月7日「白い恋人」8日「紅白の恋人達」の意味不明のタイトルで見る方も「7日8日・・・なにかようか」二日分のブログを作成した。ご厚意にはブログ作成の行為でお返し。私にとっては北の大地のもてなしは癒しだけに留まらず、つるつるの温泉と食事と洗濯そして鳥情報などを戴き旅のオアシスのような存在である。

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雄が餌を持って来ても直ぐには巣穴には入らない

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巣穴の周囲を警戒しながら様子見、頭頂に白い部分がある白髪かな?

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雛はまだ顔を出さないので巣穴の中での給餌

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雄と雌が給餌の鉢合わせ

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♂が♀にレデイファースト宜しく先に順番を譲る、♀の頭頂は珍しいことに薄いピンク色に見える

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♀が給餌を終わり出てきた、この間下で待機していた♂

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今度は♂が給餌の順番

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糞を咥えて出てきた、給餌の回数も♀よりも多く、糞出しも♂の仕事らしい。

今日が8月の晦日であるがまだ長旅の在庫写真がある。残暑は続く残写も続く。

2012年8月30日 (木)

ワッカ原生花園とカーリングの常呂町

初めて北海道に訪れた6年前はカーリングのメッカ常呂町として有名であるのを知った。現在のワッカ原生花園は北見市常呂町となり、5年前に近隣の北見市と合併したがカーリングの常呂町としては健在である。
今夏のロンドンオリンピックでも水泳の寺川綾選手や体操の田中理恵選手など美人アスリートが注目されたがカーリングの美人アスリートと言えば常呂町出身のマリリンこと本橋麻里選手である。
2006年のトリノ、2010年のバンクーバー冬期オリンピックの日本代表であった。現在は2年前にチーム青森を離れて生まれ故郷常呂町の「常呂カーリング倶楽部」ロコ・ソラーレのスキップ(主将)である。今年の2月の日本カーリング選手権ではチーム青森に決勝で敗れたが結成二年目で準優勝の実績を残した。この試合をTV観戦をしていた時にユニフォームに「ARGO GRAPHICS」の20年前から見慣れているロゴに気がついた。

Img_loco

写真は株式会社アルゴグラフィックス HPの社会貢献活動より拝借してきた。アルゴグラフィックスは、地域貢献活動の一環として、カーリング競技の発展および北海道北見市の発展に貢献すべく「常呂カーリング倶楽部(北海道北見市常呂町)」とのスポンサーシップ契約を締結しております。
常呂カーリング倶楽部には、元オリンピック選手の本橋麻理(トリノ、バンクーバー)・敦賀信人(長野)が所属しており、今後の日本カーリング界を大きくリードするチームであると考えています。(同社の地域貢献活動の原文)

この地域貢献活動を推進している企業とは現役時代は設計開発支援業務のハード・ソフトのテクニカル・ソリューション・プロバイダーとしてのお付き合いがあったのでTVで地域を応援するロゴマークを拝見してからHPを確認しての懐かしさと感激はひとしおであった。

前書きが長過ぎたがここから野鳥のブログに戻る。
三脚を忘れたがいつものように紛失を免れる強運?
1590 であったがワッカ原生花園に着いたのは予定よりもかなり遅かった。右の写真は前日にサロベツ原生花園でお会いした関東から来られたご夫婦が東屋から左折して200m位のスカシユリ満開のところで写真を撮影中に再会したのでここで記念に撮ったり撮られたり一枚です。自転車の荷台にはシブノツナイ湖で忘れかけた三脚をゴムバンドで縛り、首からカメラと400mmレンズを掛けて、前篭の中に双眼鏡とザックと飲料ボトル、篭の上にバスタオルを敷いてクッションの代用。

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ワッカ原生花園のサイクリングコースを全走破した

160ネイチャーセンターから5kmにある サイクリングAコースの終点、花の聖水とあるので青いポンプの柄を珍しげに上下に動かすと水が出たのでマイカップに汲んで飲んだ後に壁紙を見るとこの水は飲用出来ないと書いてある。飲んでしまった後にマズイ気がしたがソソカッシイのは幾つになっても直らない。

1610 こちらが飲用出来る花の聖水、コップの中にコンコンと常時聖水が注がれている、最初からこちらを飲めばよかったが奥にある手押しポンプの方に先に目が行った。昨年はここまで来なかったのでこの水の存在は見ずであった。

1621_2 旧常呂町時代からある「花の聖水 ワッカの水 」のいわれが書かれた説明文を写す。
ワッカの意味とオホーツク海とサロマ湖に挟まれた狭い砂嘴の中に湧く真水であることは分かったが「花の聖水」の説明書きがないようである、ポンプの聖水を飲んだので消化不良が起きそうな気分。

1640_3 Aコースの終点から今度はBコースの終点を目指す、途中で花にとまるノビタキやオオジュリンを探すがなかなか近くのスカシユリには止まらないし来ない仕方なくスカシユリをワンデジで撮る。

1650 Aコースにある龍宮街道と第2湖口の標識、ここは花の聖水から1・8km地点、背景はオホーツク海

1660 Bコースの終点、起点から5.5km、自転車の折り返し地点は登り坂の途中にある。ここに来る途中で東京から来られたご夫婦にお会いした、昨年は根室の明治公園で、今年はサロベツ原生花園とこのワッカ原生花園である。場所こそ違うが二年連続、二日間連続で広い北海道でお会いするとは広いようで狭い鳥撮りの世界である。

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Bコースで撮影したニュウナイスズメ

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別の枝にとまったニュウナイスズメ 

この日7月6日は最後にネイチャーセンターにレンタル自転車を返した後にテラスで洗足池の侍二人がノゴマを撮影しているところに出会う、暫く情報交換などしながら撮影したが人工物の柵 にとまるノゴマしか撮れないので割愛した。彼らは今夕女満別空港から帰京すると伺い、当方は10日ぶりに温泉民宿北の大地に宿泊するのでお先に失礼して弟子屈に向った。それにしてもここで二組のご夫婦と二人連れの3組の関東からの人達にお会いしたのでワッカは鳥撮りのメッカでもある。

2012年8月29日 (水)

シブノツナイ湖の野鳥

シブノツナイ湖の野鳥、昨日の続きです。この日ここで撮影後に「やってしまいました!怖れていた三脚の忘れ物」この日の予定は午前中に約50km先のワッカ原生花園に移動する予定でしたが砂地のダート道路のUターン場所で撮影後に例によって三脚からレンズとカメラを外してそのまま後部座席に置いて走り出してしまい、暫く走ってから「何か忘れたような気がした」もやもや感、もしやもしやと思い、サロマ湖畔の道の駅「愛ランド湧別」の駐車場で荷物室を確認すると三脚が一本少ない、シブノツナイ湖で使った三脚が入っていない!道が空いている国道238号線を既に25kmも走った後である。慌てて走ってきた道を戻るもどかしさ、撮影中は湖上のシジミ漁師以外は誰も居なかった筈だが・・・スピードを出して来たので20分後には撮影場所に戻ると砂地の道の中央に三脚がポツンと立っていました。見つけた時の安堵感。この道は6年前はサロマ湖方面に通り抜け出来たがいつしか通り抜け出来なくなっているオホーツク海とシブノツナイ湖を隔てる砂洲の中の道。流石に忘れたと分かった時は頭の中が白くなったが今年の北海道遠征で迎えた最大のピンチはラッキーで終わったが三脚健忘症は未だに健在である。

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ベニマシコ♂若のようです

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成鳥雌に似ているが嘴の周囲の色が濃く胸も紅色がある第一回夏羽の♂

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シマセンニュウは風景の中

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ノビタキ若の飛び出し

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ノビタキ若の飛び出し直後

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アオジ

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サロベツに出かける三日前に地元の人が5,6年前はここでもシマアオジが見られたと話していたが、遠くから見た瞬間はもしやと思いましたが近づくと只のアオジでした。

2012年8月28日 (火)

浜梨の花と野鶲若

シブノツナイ湖のシマセンニュウの次は花のピークを迎えるハマナス(漢字は浜茄子ではなく正しくは浜梨が訛ってハマナス)の花と野鶲(ノビタキ)の幼鳥、ピンクの綺麗な花と可愛い小鳥さんです。

昔から目に良いとされるシジミ漁の魚船三隻が早朝から操業していたシブノツナイ湖。シジミは肝臓に良い·疲労回復·ストレス軽減などに効果があるそうですが飛蚊症にも関わらず毎日PC画面を長時間見ている自分の昔からの大好物はシジミの味噌汁。このごろ写真の整理で毎日のように目を酷使しているとシミジミ想う。

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ハマナスの花にちょこんと座るようにとまるノビタキ若、心なしかノビタキ若もピンク色がかってに見える。

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背景の水色はシジミ漁の漁船が操業していたシブノツナイ湖面

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ハマナスの枝に正面向きにとまる

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白いエゾシシウドトとピンクのハマナスの花の園

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咲き始めたハマナスの蕾もある、花から花へ飛び出し

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給餌のアオムシを咥えて♂親が傍に来た

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黄色い花の近くで給餌を待つ若

撮影地・撮影日 シブノツナイ湖・7月6日

2012年8月27日 (月)

信部内湖島仙入Ⅲ

稚内空港と隣接のメグマ沼自然公園から隣の高台にある稚内カントリークラブの脇を抜けて山道を走り、猿払村から宗谷国道238号線に出て三日前に滞在していたオムサロ原生花園の紋別市に向う、約200kmの道程である。オホーツク沿岸を走る国道238線を道北から道東へ、道の駅マップには5つの道の駅がある。猿払村の道の駅「さるふつ公園」、枝幸町の道の駅「マリーンアイランド岡島」、雄武町の道の駅「おうむ」、興部町の道の駅「おこっぺ」、夕方到着したこの日の目的地紋別市の道の駅「オホーツク紋別」で7月6日のブログを作成してタイマーセットした。ここにはAC電源とEMOBILEが繋がる環境があるが旅先の写真は2枚で済ました。
翌6日はワッカ原生花園へ向い15分走り途中で寄り道をした。シブツノナイ湖へ三度目の撮影、ここには何か忘れ物をした気がするのである。

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ようやく花の上に乗ったシマセンニュウが撮れた、忘れ物とはこの事である。

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こちらを向いたノントリ、朝5時過ぎでも明るく撮れた。

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囀りを拡大

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枯れ草の上での囀り

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アシにとまる囀り

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緑の中で枯れ草にとまる

3回目のシブノツナイ湖で花の上と明るいシマセンニュウが撮れて忘れ物を解消した、ここに戻った甲斐性があった。

2012年8月26日 (日)

メグマ沼の爪長鶺鴒

今日は旅日記風のブログ、今朝の天声人語にもあったが記憶は消えるが記録は残る。どの写真もいつもと同じでクリックすると1024x1024まで拡大する。 7月5日シマアオジを撮影後にサロベツ原生花園を出発、6年間も通うとすっかり1430_4 弱い石油臭にも慣れた、なめるとしょっぱい味がする、アトピーなどに効くこの温泉は湯治客が全国から訪れる温泉場、前日に旅の疲れを癒した豊富温泉を通り、最果ての稚内空港方面へ約50km、作り掛けで無料の高速道バイパスを小一時間走り、今年初めてのメグマ沼に向う。到着した空っぽの駐車場からは目前の道路を左には稚内空港の管制塔 、右の丘の上に稚内CC 1370_2 1120 のクラブハウスが 見える。画面の上方向の北は昨年家族と観光した宗谷湾・宗谷岬方面となる。画面下の手前方向には動物ふれあいランドが見える。写真にあるメグマ沼自然公園散策路入口から広大な湿原の中を散策路の木道を1390_2 歩く、日差しが強い日は日陰が全くない木道を800m先にある自然が残された円い海跡湖のメグマ沼まで器材を担いで歩くのは辛いものがある。水のボトルを持ち麦藁帽子を被り首にタオルを掛けてのお百姓さんスタイルも似合う齢になった。小鳥の囀りが聞こえ、人影のない木道を黙々と歩くとサロベツ原野よりも北にあるのでシダ類の中で咲く黄色いエゾカンゾウの花はまだ観賞の時期であった。

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散策路の木道にはフートパスを楽しむ観光客やバードウォチングの人が少ないせいかツメナガセキレイが木道で遊んでいるように見えて、白い糞跡もあるので普段からあまり人が訪れない鳥撮りの秘境かも?。

14001331_2 木道の途中にあった表示板、右は木道の入口A点から300m地点で木道が交差する460mの手前にあった表示板は野鳥のトイレのようだ。左は稚内市からのお知らせ。360度見渡すと木道にいるのはせいぜい一組か二組の観光客かバードウォヤーしか見当たらない。

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メグマ沼まで約800mの散策路の途中で撮影したツメナガセキレイ

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死んだふり? 採食後の嘴の掃除、大袈裟なツメナガセキレイ

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湿原のシダにとまるツメナガセキレイ、黄色い鳥は何故か黄色いエゾカンゾウに来ない?

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メグマ沼まで約800mある散策路の途中には二ヶ所の観賞用なのか休憩用なのかベンチが設置されている。ここで湿原に咲くエゾカンゾウにとまるノビタキを撮影、散策路の木道を全て歩くと約3kmくらいあると思われる、この日はメグマ沼までの片道800mの往復でバードウォングをした。

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こちらのエゾカンゾウにはノビタキの雌のようであるが若にも見える、白っぽく見えるのは時期を過ぎたワタスゲの残り花。

過去6年間のツメナガセキレイの撮影は最初に撮影した下サロベツ原野の長沼やサロベツ原生花園と浜頓別のベニヤ原生花園などであったが今年からメグマ沼自然公園が追加された。

 

2012年8月25日 (土)

サロベツの野鳥

昨年4月にオープンした移設二年目のサロベツ原生花園の野鳥、シマアオジはここでしか見たことがなく、ここでしか見られないと言われる。7月第一週に訪れたがエゾカンゾウとシマアオジの両方を撮るには6月中に行けば良かったと思われる。

ナイターは苦いビールを飲みながらの観戦となった。7回二死まで内海に抑えられノーヒットノーランで打つ身なし、今年最速で走ったラミネスの3塁内野安打で無安打を免れ、弾に打つ森本の3号ソロHRで8回に無得点の完封を免れたヤッカイな試合運び。帰りは無残な負け戦に競馬ならばオケラ街道を歩くところを孫とオカラ街道を四人で歩いた。これで今年の野球観戦は1勝2敗となり横浜の勝率と同じペースとなった。ま~いっか。

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シマアオジ♂とエゾカンゾウ

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朝6時前、観光客が木道を歩く前は近くに来たシマアオジ♀

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ツメナガセキレイ の囀り

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黄色いお腹が綺麗なツメナガセキレイ

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ノゴマ

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早朝5時のホオアカ

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オオジュリン

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ノビタキ 

2012年8月24日 (金)

島青鵐

今年も例年通り最北のサロベツ原野へ島青鵐(シマアオジ)を撮りに7月4日の夕方から5日の午前中に移設二年目のサロベツ原生花園を訪れたがエゾカンゾウは盛りを過ぎ花の終焉を迎えていた。シマアオジも時節柄囀りが遠く、撮影距離は50mもあり、昨年と同じような拙い証拠写真となった。

北海道で情報交換した鳥友からマミジロアジサシの写真の残暑見舞いを戴いた。今年も鳥撮りの先輩から暑中・残暑見舞いを戴いて感謝・感謝でしたがお礼の返信をしたことがない筆不精者をお許し願いたいと思います。
昨夜は大病を患った友達から携帯に声の嬉しい便りを戴いた、当方が晩酌中に宴席からの様子で皆さん残暑厳しい中でも快復されてお元気な様子で何よりでした。論語の「朋あり遠方より来る、亦楽しからずや」の昨夜版「友あり宴席より来る、また楽しからずや」

こちらの近況報告は鳥取遠征から帰浜して1ヶ月が過ぎたがこの間まだ一度も鳥見には行けず、只ひたすら北海道の写真整理一筋、あと一週間分の写真が未整理である。処暑も過ぎて終い、なんとか残暑見舞いの締め切り白露の前までに幕にしたい。
今夜は孫どもと対巨人戦のナイター観戦で夏休みのつき合いを幕にして歓喜の麦酒が飲めるか否か。

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7月4日午後4時11分のノントリ

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7月4日午後4時14分のエゾカンゾウでの囀りを拡大

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7月5日午前7時05分この大きさがノントリ、二日間とも利尻富士が見えないのが残念であったが昨年同様にシマアオジも風景写真のひとコマであった。

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囀りを拡大 、このシダ類が繁る中のエゾカンゾウがソングポイントのようだ。残念ながら花のピークは過ぎている。

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やや正面向きの囀りを更に拡大、囀りは「ヒィー ヒョー ヒュィ チュイ チュリィ」などそれぞれ図鑑によって似たような表現であるがみな異なる、自分の耳には美声が蘇ってこない音痴。

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囀りが止む、エゾカンゾウも花から実へ

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飛び出す様子、左下の紫色の花はノハナショウブかな、花の季節も黄から紫にかわる。

2012年8月23日 (木)

オムサロの野鳥

残暑お見舞い申し上げます。

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北海道清里町のさくらの滝とサクラマス

オムサロ原生花園の野鳥

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先代萩と蝦夷猪独活とノビタキ夏羽成鳥

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ノビタキの幼鳥

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ノビタキ夏羽成鳥♂

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オオジュリン

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エゾシシウドの花の上で気取るノゴマ

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白変種のベニマシコ

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蓮華草とベニマシコ

 

 

2012年8月22日 (水)

島仙入Ⅱ

一昨日のシブノツナイ湖のシマセンニュウと同じ場所ではあるが約1時間後の朝6時頃の写真である。昨年の蝦夷の鎧草(エゾノヨロイグサ)のような枯れ草の上やハマナスの蕾の上で囀るシマノセンニュウであった。地元の人がマキノセンニュウの囀りも聞こえると教えてくれたが自分には囀りも姿もここでは確認は出来なかった。
頭からの上面が緑色がかった淡褐色、眉斑と体下面は白っぽく、胸脇と脇腹は淡褐色、上嘴の上面は黒褐色、足は肉色と図鑑にあったが朝6時ではそのような色に見えたか出たか。

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エゾノヨロイグサのような枯れた草花の中にいた

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囀り姿をトリム

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今度はハマナスの蕾の上にとまる

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ハマナスの蕾の上での囀りを縦切りにカット

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ハマナスの花が一輪半の囀り

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ハマナスの花が前ボケ二輪の囀りのインターバル

2012年8月21日 (火)

紅白の紅猿子

7月3日の早朝のシブノツナイ湖でシマセンニュウを撮影後にオムサロ原生花園に戻り、前日撮影出来なかった白いベニマシコを探したがオムサロ橋袂の遊歩道で見つける事が出来た。時に7時40分であった、この白い子は旅の途中でもアップしたが今回は別の写真とトリム画面などを追加しての珍しい白変種のベニマシコの再掲です。

皆様ありがとうございました(._.)アリガト
18日午後2時半頃にこのブログは2006年6月に開設してから6年3ヶ月弱で100万アクセスを達成しました。

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目が黒いのでアルビノではなく白変種、雌雄にある黒い翼にある二本の白帯の区別がわからない、この個体は♂なのか♀なのかもわからない。普通の♀ならば夏羽の全体が淡い黄褐色である。

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白や薄いピンクの蓮華草の傍で草の種子を掻い摘んでいた。

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ハマナスの花の前を通り過ぎてカメラの画面から消えた

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次に見つけた時は葦原の中で紅白揃っていた

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赤い雄が白い子に近づいてきた、下から覗くように確認する♂

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直後には紅白のカップル誕生となった、白い子は♀である 。

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アシにとどまり去っていった♂の方を見る白変種の♀

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近くに居た♂は最初に白い子が採食していたレンゲ草の咲く遊歩道の道端で採餌の様子。
珍しい紅白の紅猿子を見たのは最初から最後まで3分間の真夏の朝の出来事でした。

2012年8月20日 (月)

島仙入

先月の過去ブログとなりましたが7月3日シブノツナイ湖で撮影したシマセンニュウ(スズメ目/ウグイス科L16cm)。
既に5年も経ったが2007年5月のバードウィークに三宅島で撮影したのはウチヤマセンニュウであったが今回撮影したシマセンユウによく似ていた。
129 右の写真は7月3日シブノツナイ湖のオホーツク海から昇る日の出、北の夜明けは早い、午前3時56分撮影。ここはコムケ湖とシブノツナイ湖に挟まれた旧紋別空港の跡地から近い、1200mの滑走路は両サイドがコムケとシブノツナイ湖でジェット機が必要とする2000mの滑走路の余地がなく移転を余儀なくされた、旧空港施設はヨーロッパのタイヤメーカー、コンチネンタル・オートモーティブ社の研究施設とテストコースとなっているが亜鉛メッキ鋼板で目隠しされているので中の様子は見えない、進入禁止の場所。この白い目隠し鋼板から約100mシブノツナイ湖に入った場所、この日の出を撮影した場所付近のシブノツナイ湖側の原生花園で囀るシマセンニュウである。暗い草原の中でエゾシシウドにとまり囀るところを撮影。

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「チィチチュイチュイチュイチュイ」と囀るようである。

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トリムすると白っぽい淡色の眉斑が目立つ、

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草木の天辺など明るいところで囀ることが少ないのか?花の上には載らない

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向きを変えコムケ湖方面を向いての囀り

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尾羽の先端が白い

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暗い中で4時49分~58分まで10分近くも同じ場所で囀る、最初は一人で撮影していたが後から来た数台の車から5,6人がこのシマセンニュウの撮影を始めた

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最初からの場所を移動することなく、ここで 囀る。

2012年8月19日 (日)

小鳥の睨めっこ

道の駅オホーツク紋別から北西に約10kmにあるオムサロ原生花園の出来事、撮影日7月3日であるが昨年の7月6日にここオムサロ原生花園ではノゴマとコヨシキリの囀り合戦を撮影したが今年はベニマシコとノゴマのにらめっこであった。ここは花の種類も多いが野鳥も多い、小鳥の繁殖地。冬は流氷観光の流氷岬である。

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最初に気がついた時は右のノゴマはソッポを向いていた、左のベニマシコは直立姿勢でノゴマを直視していた、どちらが先客かは判らず仕舞い

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そのうち両鳥が向きあった、囀り合戦と思いきや

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にらめっこ開始、ノゴマが前に身を乗り出す、ベニマシコが少し仰け反る、絞りをF5・6からF11に変えたが両鳥のピントは如何に?

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ベニマシコが顔を背ける、ノゴマの勝ち、価値ある連写となった。ベニマシコL15cm草木の種子や芽などを採食、ノゴマL16cm昆虫類・クモ類・ミミズなど採食、嘴の形の差で軍配はノゴマとなったがどちらもオムサロ原生花園で繁殖活動。

2012年8月18日 (土)

野鶲の囀り

海辺の原生花園に咲くセリ科の花は花のつく枝が放射状に広がり、その先端に沢山の小さな花をつけた似たような花が多いので花の名前は正確にはよくわからない。オオハナウド・ヤマウド・シシウド・エゾノヨロイグサなどがあるようだが、白い花火のように咲く蝦夷猪独活(エゾシシウド)と思われる花傘の下や上に繁殖期の夏羽の野鶲(ノビタキ)雄の囀りが聞こえるが花の判断と同じようにこちらも正確にはどのように鳴いているのか耳に自信がない(音の感覚が鈍いド音痴で特に高音が難聴、最近は体調も軟調)、有名な図鑑でも囀りの表現がどれも異なる。どれも澄んだ声で囀ると書いてあるが「ヒーチュ ヒチー」、「チーピーチョチー」「チュ ピーチョ」「チョピ チュピチー」「ヒーチュ ピチー」、「ヒーヒョーヒョロリー」三巻とも異なり専門家でもこのように耳で聴いたのを文字で表現するとこのような差がある、素人にはなかなか出来ない囀りの再現である。

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エゾシシウドと思われる花傘の下でノビタキ♂の囀り、夏羽の黒い頭部と顔から目を出すのが難しい鳥さん

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花傘の上で元気よく囀り

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近くにハマナスの花も咲く

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花には虫も集まるので採餌も囀りもここが一番、まさか囀りが虫寄せ?

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時には風に揺れながら野草の葉でも囀り

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まだ蕾の下でも処かまわず囀りは続く

2012年8月17日 (金)

大寿林の囀り

清里町のさくらの滝から紋別市の道の駅オホーツク紋別に約200km移動したが途中のシブツノナイ湖で撮影したオオジュリンはひと月半前の7月2日に撮影したものである、繁殖期の給餌と囀りの様子である。

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給餌に励むオオジュリン

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別個体がエゾシシウドで囀る、「チッチュチィチョ」「チィチュチュチュチュイ」

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斜になったエゾシシウドでの囀り

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湖畔のエゾシシウドを移動した、縄張りを欲張る?

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ここでも縄張り宣言の囀り

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今度は敵に背中を見せるつもり?

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また別のエゾシシウドの花の下での囀り、ここでは撮影目的のシマセンニュウよりも容易に撮影出来た。

2012年8月16日 (木)

山啄木鳥雛の採食

巣立ち直後の雛には親からの給餌が全くなく、ようやく辿り着いた三本目の白樺に似たダケカンバの木で雛は親から受け継いだDNAのお蔭で親から習いもしないアリの採食を始めたようである。生への執着を見守る方も「木を見て森を見ず」「森を見て木を見ず」のどちらにも偏らない「木を見る森を見る鳥を見る」と欲張った。

昨日は67回目の「敗戦記念日」、新聞・TVなどマスメディアは昔から「終戦記念日」というけれど敗戦を終戦という欺瞞に満ちた表現といつも思う。実際に太平洋戦争(大東亜戦争)で敗けた国である。戦争に負けて命からがら中国東北部(旧満州)から朝鮮半島を経由して釜山から引揚船で日本に帰国したのは敗戦4ヵ月後の12月、お腹が空いたと言葉も出ない生気のない5歳童の記憶はセピア色に褪せても親の恩と正午のサイレンとともに黙祷することは身体に染み付いている。両親のお墓参りの日でもある。国民としては敗戦記念日であり全国戦没者追悼式の日であり、黙祷の日。 

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砂利道から飛び出しで付近の蕗の上をかすめて岳樺(ダケカンバ)の木を目指して飛ぶ雛、飛翔する腰の黄緑色が鮮やかであったがダケカンバの直前で力尽きて墜落、下草を歩いてようやくダケカンバに辿りつく

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ダケカンバの根元から必死に登る雛、見ていた方も思わず力がはいります。よいしょよいしょどっこいしょ。

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上からのカメラに迷惑そうな目つき、お前らウザイ!とも言える様子だが親の代わりに人が傍にいるので カラスなどの外敵から護っているのだぞ!と言いつつ撮影する。

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やっと人の目線の高さまで来た、成鳥と異なり脇腹に黒ぽっい横斑があります、初列風切は成鳥と同じように小さい白い斑点が並んで見えます。

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更に障害物(枝)を乗り越えて上に行く、緑褐色の風切に白い斑点が広がる。

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見上げる高さまでダケカンバを登る、羽を広げた脇の下にはまだ雛の地肌が見える。

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めくれているダケカンバの樹皮の中へ嘴を刺しての採餌をしているようです、朝から餌を食べていないようなので本能的に採食しているのだろうか

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成鳥ではこのような姿での採食は見たことはない雛の採餌の様子です 。

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2012年8月15日 (水)

山啄木鳥雛の行動

本州のキツツキ類、アオゲラに似ているが北海道にしかいない山啄木鳥と書いてヤマゲラ、成鳥ではアオゲラとの一番の違いは脇と下腹にV字形の黒い斑がなく灰色である。今回遭遇したヤマゲラ雛は巣立ちには親が見えない、警戒心が強いといわれるヤマゲラであるので雛を撮影する5、6人の人を警戒して遠くで雛を見ているのか、この雛は営巣木から突然巣立ちした後は最初は木の股にとまり、散々鳴いてからその後飛び出して駐車を横切り、二本目の木にとまり、更にここから飛び出して、町道の砂利道に不時着したのである。撮影日7月1日清里町

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営巣木から巣立ちした後に最初にとまった木の股 で鳴く様子

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親を呼んでいるのか木の上方に登ってまた鳴いている

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疲れ果てての休憩か?二本目の木の上で巣立ち雛の羽繕いの様に見えるが嘴の中が赤いのが見えた珍しい写真

 

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ここでも鳴いて鳴いて鳴きまくっていた

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親に助けを呼ぶかのように見える、緑の中で緑色のヤマゲラ雛

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二本目の木から飛び出したが三本目の木に辿りつかず砂利道に不時着して鳴く、二等辺三角形。

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砂利道から直ぐテイクオフ、姿形から超音速旅客機コンコルドを思い出したが墜落事故や安定性に欠けるなどいつの間にか世界の空から消えてしまった。この子もカラスなどに襲われて落鳥させてはならない!

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飛び出し後はプロペラ機のようにゆっくり浮上、目指すは第3の木 ? この続きは明日

2012年8月14日 (火)

山啄木鳥巣立ち雛

昨年は朱鞠内湖で給餌中の親の目前でカラスに襲われた営巣中のヤマゲラ雛の衝撃的な写真を偶然撮ったが無事だった残されたもう一羽の巣立ち前後の雛の写真は他所のクマゲラを撮影するために現場離れたので撮影の機会がなかった。今年は北の大地を巡る旅の途中に撮影した写真をモバイル通信でヤマゲラ雛の写真を通信速度の制約で二枚だけ貼ったが改めて巣立ち雛の様子を再掲することにした。


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北海道遠征前日の6月14日に撮影した新旧のデータ通信カード、中央が2007年から6月末まで使用していたAIR EDGE PROと呼ばれるウイルコムのAX530INデータ通信カード、当時はこれが最速500Kbpsであったが実測は200Kbps程度と思われた、これ以前のAIR EDGEから交換費用は5万円以上かかったが毎月の通信料3800円に上乗せで二年間の分割で購入。左はこのカードのホルダー(USB端子付き)、Windows2000XP時代は直接PCに挿入していたがVista以降はカードホルダーが必要となった。このデータ通信カードをNIFTY-Serveから6月末でサービス終了するとの一方的な通知が来たので北海道遠征前にNiftyが推奨する写真右のPocketWiFi GP02(モバイルWiFiルーター)に7月より契約した、二年間均等払い毎月4200円。ウイルコムもソフトバンクの傘下になりこれからはサービスが向上すると思っていた矢先の話である。EMOBILEは下り最大42Mbpsの通信速度(実測ではかなり落ちると思われる)は札幌市・江別市などの市レベルのモバイル通信ではウイルコムよりも早く期待通りであったが町レベルではNOサービスで弟子屈や標津町では6月中はウイルコムで接続してブログを更新した。来年からは北海道の市町村では市以外でのブログ更新は出来ないおそれがある。(写真は15インチの画面に拡大すると実物大の大きさに近い)

本題の入るとその日のヤマゲラ雛の様子は「朝からひっきりなしに鳴くので鳴き声も段々と泣き声に聞こえてきた、巣穴は逆光を背にした南向きで暗いので最初はどこで鳴いているのか判らない処に巣穴があった、兄弟は巣立ちしたのか、それとも一人っ子なのか、それにしては親鳥が半日以上も現われず、猛禽に食われたかそれとも不慮の事故なのか?巣穴で親を呼ぶのか餌を欲しがり鳴く雛であった。

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暗い中で巣穴から顔を出すヤマゲラ雛がいた、額が赤いので雄である。

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ひっきりなしに大きな声で鳴く

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餌が欲しい雛が長い舌を出した、好物のアリなどの採食に便利なようにクチバシよりも長い舌先が見える

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鳴いている様子を側面からの撮影、朝から鳴き続けていた

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午後二時過ぎに巣立ち後最初にとまった森の中の木の股、ここなら落ちる心配はなさそう!

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ここでも鳴き続けていたのでとまった場所がすぐワカッタ、キジも鳴かずば撃たれまい、ヤマゲラも鳴かずば撮られまい・・・鳴いてくれてありがとう!鳴かずば巣立ち後の写真が撮れなかった。

2012年8月13日 (月)

さくらの滝と桜鱒

知床峠でギンザンマシコを撮影後は道の駅「うとろ・シリエトク」でギンザンマシコを撮影した仲間と宿泊、翌日は知床国道334号線を網走方面に走り、以久科原生花園を過ぎてから斜里町で左折、道道1115号線摩周湖斜里線を弟子屈方面へ走り、清里町から札弦駅の手前にある道の駅パパスランドさっつる(4年前の2008年の道の駅マップでは101番目の最も新しい道の駅であった、今年のマップでは114番目の道の駅わっかないが最新、横道にそれたついでにこの道の駅&シーニックドライブマップは乗船した「さんふらあ ふらの」フェリーの売店では150円で一番の売れ筋であった、フェリーならではの人気商品、道の駅でも販売している)
札弦市街から「さくらの滝」への看板にしたがい途中から砂利道の道路を斜里川沿いに町道を約7km走り、林の中の未舗装の駐車場に着く、既に5,6台の車が駐車していた。駐車場から右奥の遊歩道を50m位にさくらの滝があるが滝でカメラを構える人が見えない、先客は滝の下流で釣りをしている釣り人の車であった。ここは通年マス釣りを禁じている場所である。大袈裟に言えば密猟者が先客であった。撮影日は7月1日(おへその日・・・一年の中心、身体の中心はおへそ、勝手に考えた記念日、30年以上前から提唱していた、言霊となっていつかは記念日に!)ギンザンマシコからギン繋がりで初めて訪れたさくらの滝で銀色に桜色のサクラマスの豪快な滝登りを撮影したが魚の撮影は初である。

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さくらの滝の全景、斜里川に落差3・7m、6月中旬から8月中旬にサクラマスがこの滝を遡上して上流で産卵をするという。

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滝の中に引っかかっていた木の枝に給餌の餌を咥えたカワガラスがいた、野鳥のブログなのでここでカワガラスの登場。

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これがこの日の主役、滝を飛び越えようと豪快にジャンプするサクラマス、見ていると9割以上が滝をクリアー出来ないで滝の流れに押し戻される、下で休んでから何回も滝登りに挑戦しているそうです。大きさは50cm前後に見えるが立派な魚体で跳ねるのはそれ以上の大きさ。

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もう少しで滝を越えるとこまでジャンプ出来たがもう一蹴りが及ばなかった 。見ていて飽きないが滝の上にジャンプした瞬間はなかなか撮れない。

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サクラマスにもそそかっしいのがいて滝のはるか手前でジャンプ、滝の手前で着水するのもいる、これでは滝を全く昇れない!

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魚のことは詳しくないがヤマベ(ヤマメ)にはバーマークと言われる黒い斑紋があるが海に渡ったヤマベは鱗が銀色に銀化(ぎんけ)して銀鱗にサクラ色の斑紋がついてサクラマスとなって産卵に遡上してくる。

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二匹で揃いのジャンプ、しかし滝は超えられず 、カメラはいつも滝の中央付近の薄い緑色の部分を狙っているが画面手前あたりの白い部分でもジャンプする。一緒に撮影していた鳥友がイワナが海に渡ったアメマスもジャンプしていると言われたがどれがアメマスかわからない。

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滝の下からジャンプした直後の二匹、かなり大きい魚体です。

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これは三匹の団体さんのジャンプ

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これも三匹の揃いのジャンプ、初めてのサクラマスの滝登りは千枚以上撮影した大半がピンボケの中から一日掛りでさがした写真ですが サクラマスの滝登りの写真は全てノントリです。清里町のHPでは6月中旬から8月中旬まで約3000匹のサクラマスが遡上してくる。滝の下にはサクラマスが群がり何回もジャンプの機会をうかがっているそうです。

2012年8月12日 (日)

銀山猿子の囀り

ギンザンマシコの囀り姿を初めて撮影出来た!日時は6月30日夕方16:59~17:40の撮影である。写真は比較的近くで撮れたので全てノントリの写真である。雌雄のギンザンマシコのほぼ全身が撮れたので毎回予定に組み込む旭岳ロープウェイに乗って第3展望台のギンザンマシコの撮影を今回は予定を取り止めた。ロープウェイの往復乗車賃は6月1日から1800円→2800円とハイシーズン料金となるので夫婦での鳥撮りの方はこの2倍となり、結構な出費となる、しかもロープウェイに乗って約10分で標高1600mにある姿見駅に着いても霧が出ないとも限らず、あるいは夏でも冬期並みの寒い日や風と雨で登っても必ずしもギンザンマシコが撮れるとは限らない、急に風が出て運転中止になるとのレンジャーの呼びかけで撮影を中止して下山したこともある。重たい器材を担いで歩いての下山は考えると悪夢そのもである。しかし姿見駅から第1展望台、鏡池・すり鉢池の夫婦池を目指し、噴気口を覗き、北海道最高峰・標高2291mの旭岳を仰ぎ見て、360度に広がる大雪山系の山々を望み、姿見の池を眺め、姿見駅に戻るというコースをゆっくりと歩いても1時間で1周できます。数年前にギンザンマシコの撮影中に35mmカメラを持って第3展望台からこのコースを巡り約30分で第3展望台に戻って来た経験もあります。旭岳固有の高山植物が咲き乱れ、キバナシャクナゲ、エゾノツガザクラ、チングルマなどの群落が見られた。

昨日は北海道遠征中の6月29日に急逝された俳優地井武男さんの追悼番組「ちい散歩昭和の風景傑作選」や追悼特別番組など自分よりも二つ若いが人柄に惹かれて好きな俳優だったので午前中から午後9時までTVに釘付けであった。もう人情味あふれる好きな番組「ちい散歩」が観られないが良い想い出をありがとう。

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これが今日のブログの一枚、近くで撮れたギンザンマシコの囀りである、早口で「ピチルチュルリチュルリチルル」とか「ピュイーピューイピュヨピュヨピュヨ」とか「ピュルピュルピュルピュロリ」、「ピーピーピュルピュルピョロロ」など図鑑の囀りは3冊とも違うので人の耳によって囀りが異なるようですがルリビタキの囀りに似ているとも、ルリビタキは「ピチチュリチュリリリ・・・リ」と早口の囀り

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ハイマツからの飛び出し

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ハイマツの上をすれすれに飛翔

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雄の近くでつがいと思われる雌がハイマツを採食する

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下に細い蜘蛛の糸が見える、クモも採餌の対象だろうか、これが一番近くで撮れた。

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ハイマツの葉先で斜に構える

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囀り直前の様子

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ハイマツの上から次の採食への飛び出し姿勢

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展望台の下のハイマツの葉先にとまってくれるので打ち下ろしで全身が撮れる場所

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また次のハイマツに飛び移る 、次々にハイマツを移動する

2012年8月11日 (土)

銀山猿子の採食

知床峠展望台のハイマツ林でハイマツの種子や新芽を採食する全身がほぼみられるギンザンマシコである。ここのハイマツ林では昆虫類も採餌する様子もみられた。
ネットにある「毎日が記念日では」今日は「ガンバレの日」1936年のこの日、ベルリンオリンピックの女子200m平泳ぎ決勝で、日本の前畑秀子が優勝した。「前畑がんばれ」と連呼した実況中継が日本中を沸かせた。同じ事を「今日は何の日」では「スポーツ中継の日」と呼んでいる。記念日とは、何らかの物事や過去の出来事を記念する日。それぞれ独断と偏見で勝手に記念日とか今日は何の日かを決めているようだ?よくわからないが「日本記念日協会」と「日本記念日学会」なる組織もあるようだ。

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ハイマツの採食で嘴に葉が付いている

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嘴の中にハイマツの実だろうか

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嘴の中に緑色のハイマツが見える

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嘴からはみ出すのは赤茶色のハイマツの種子だろうか

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ハイマツの新芽

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クチバシの回りにハイマツの新芽

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雌もハイマツの種子を咥えていた

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こちらはクチバシもハイマツが付いている

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ハイマツの赤い実を頬張る

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ハイマツの樹皮に隠れる昆虫を探しているのだろうか

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ハイマツの新芽を咥えている、種子や新芽そして昆虫などを採食するギンザンマシコでした。

2012年8月10日 (金)

赤い銀山猿子

シマフクロウの夜間撮影で鷲の宿に泊った翌朝、6時に鷲の宿から6kmの知床横断道路の冬期閉鎖するゲート(おおよそ11月から翌年4月末)があるキャンプ場前の羅臼温泉・熊の湯でいつものように朝湯を浴びてから宿に戻り、朝食を済ませて、また熊の湯の前から国道334号(知床横断道路)から向ったのは知床峠、羅臼岳が目前にせまる望岳台で風景写真を撮る人が居た、バックミラーが気になる見返り峠などを約20分16km走ると知床峠の駐車場、昨年はここでツアーバスから出てきたTVでよく見た立派なお凸の俳優・田山涼成に出会ったが、名前が思い出せないので田山さんですねと話掛けたら「涼成」と答えて来た思い出がある。快晴の展望台には7時半頃に到着したが既に10人以上のカメラマンがギンザンマシコを撮影中、アオバトやハヤブサでご一緒した鳥友のSさん名古屋のMご夫妻などが撮影中であった。熊の写真(題名は腹ごしらえ)で「第29回日本の自然」の優秀賞になり東京の表彰式に出かける北見市のEさんも後から来られた。到着直後から既に撮影中で朝からギンザンマシコが出ていたが2,3枚撮影したらそれっきり夕方4時半まで鳴き声は聞こえるが近くで姿を現さなかった。鳥待ちの間は例によって乞食キタキツネ(観光客から餌を貰うキタキツネ)の撮影や前方羅臼の海に浮かぶクナシリの山々と海岸の風景、峠の知床側にそびえる雄大な羅臼岳に登る登山者を双眼鏡で眺めるなど、入れ替わり立ち代り駐車場に入る観光バスから降りた観光客は皆この展望台に立ち寄る。夏でも霧の多い知床峠ではバスガイドが羅臼岳と国後島(クナシリ)が同時に見える日は稀であると説明していたので天候にも恵まれた観光日であった。

8月10日は道の日、宿の日・や(8)ど(10)の語呂合わせ、鳩の日・は(8)と(10)の語呂合わせ、健康ハートの日・ハー(8)ト(10)の語呂合わせ、パートの日・パー(8)ト(10)の語呂合わせ、帽子の日・ハッ(8)ト(10)の語呂合わせ、焼き鳥の日・ヤ(8)キ(10)リの語呂合わせ、野党の日・や(8)とう(10)の語呂、内閣不信任決議案を野党が提出、夜盗の日・や(8)とう(10)の語呂・火盗改方(火付盗賊改方の略称)の長谷川平蔵の休日、やっー(8)とう(10)の語呂から、剣術の日。

野党の日、夜盗の日、剣術の日の3つは真っ赤な嘘、それ以外は本物。以下の写真は快晴の午後4時半過ぎに大サービスをしてくれた真っ赤なギンザンマシコである。

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ハイマツの実で腹ごしらへ

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左向きの半見返り

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これがノントリの大きさ

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背伸びをしたような~~~

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雄に比べて地味な雌

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雌の正面顔

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正面顔もあります

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羽ばたく後ろ姿

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珍しくハイマツの幹にとまる

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今度はハイマツの枝にとまるノントリ

2012年8月 9日 (木)

6年目の島梟

もっと前向きに野鳥撮影を楽しみたいのに身体の方は鳥取遠征から帰浜して2週間も毎日がただ漫然と過ぎていく。孫達と三日間のアウトドア生活を過ごした以外は立秋になっても残暑と気だるさとロンドン・オリンピックのTV観戦でタイダ・怠惰の日常が続く、鳥友からハスの花にカワセミともう一ヶ所はヨシゴイの情報を戴いたが機会があったら行きますと気のない返事をしていた。新たに加える未見の鳥の情報もなく、野鳥撮影に対する体の芯から湧き上がる情熱と活力がどうしても湧かない。体力よりも無気力の夏負けで気力が全くない、只の怠惰の日々で2002回目を迎える。過去にも何度かあったが何も仕度ない欝に近い状態、申し訳無い事にこんな時は大切な人や親友からのメールにも反応しない日々が一週間も続いているがこんな時でもブログだけは継続している、一種の病気かも知れない。病名はブログ更新症候群かな?4日にキャンプから帰ってまだ車にはキャンプ用具が積んだままで撮影器具は家と物置きの中である。積み替えの手伝いを遊びに来た孫に声を掛けても自分が腰を上げない始末で荷物はそのまんま車。
今日も昨日の続きである。6年前に初めてストロボ撮影した鷲の宿のシマフクロウだが投光器の下で二度目の撮影となった。雪の冬期は小さい池であり、四角い時もあった。夏季でも今年は池の大きさが年々小さくなる気がした。今日も昨日半日がかりで整理・編集した6月29日のシマフクロウの写真である。頭部から上面は灰褐色で黒い軸斑と細い横斑があり、複雑な模様、虹彩は黄色であるが色が薄くなり黄味がわるい、照明のかげんか、ホワイトバランスの選択か、暗い写真を明るく編集したためか写真が本来の黒褐色よりも白っぽくなってしまった、仕舞った!仕舞った!

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最初に池に来たのは足環が見えないので成鳥雌のようだ

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雌の採餌・採食後は巣にお土産です

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お持ち帰りを咥えての雌の飛び出し

 

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雄のお土産お持ち帰り 

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雄が魚を二匹同時に掴みあげた、川中の池を囲む石が多いが池は昔よりも小さくなった。

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カメラ目線の雄

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雄の飛び出し

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金色の足環からヘルパーさんが今年も活躍していた

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金色の足環が目立つ

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つがいの雌雄の子育てのお手伝いをするヘルパーの後ろ姿

レンズは200~400mm、通常は300mm前後で撮影。

2012年8月 8日 (水)

島梟

野付半島で探鳥後に標津町から国道355号線を走り、東オホーツク・シーニック・バイウェイの羅臼町へは約50km、6月29日の道の駅「知床・らうす」の駐車場は平日にも関わらず時節柄満杯であった。世界遺産登録後はホェールウォッチングや知床岬観光など夏の観光船が賑わいをみせている。観光船発着場のある羅臼港を通り、今でも崩落工事中の観光スポット・ヒカリゴケの前を通過すると今度は橋の工事現場に出くわす、橋を渡り直後に、左折して川沿いを走ると直ぐにいつもの鷲の宿である。早めの午後3時にチェックインして川の中にある池の様子などを見廻る。最初に来た頃は夏には大きかった池も最近は冬の大きさで小さい。まだ未整理であったシマフクロウの写真から今日は翼を開いた場面を捜した。シマフクロウはL71cm世界的に最大級の大きさで魚食性である。

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ライトアップされた池の中から魚を掴まえて出てきた、オリンピックの体操の着地と同じで成功!

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そして羽を広げて大成功!と思ったがうつむき加減にこちらも俯いた。

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今度は側面からの出た時の翼広げ

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木の枝から石の上に飛び移って来た瞬間、カメラ目線でないのが残念

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開いた羽とのタイミングがイマイチでした

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池が小さいので顔から上しか入らない

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全開の翼だがうつむきかげんでした

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翼を開いて池の魚を追う目つきで、欲を言えばカメラ目線が好かった。

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最後は横からの全開、時に0時22分であったが深夜1時近くまで撮影したが疲れてくると羽音が聞こえないシマフクロウは池の上の木にとまってから池に飛んでくるタイミングも合わず、翼全開の思うような写真も撮れずに終了した。

2012年8月 7日 (火)

2000回目は野付の野鳥

今日も昨日の続きである、一日一日と人生を積み上げて行く。今日は6月28日に撮影した花が遅かった野付半島の野鳥です。花絡みの野鳥を狙ったが生憎花が少なく花絡みは花空身の写真しか撮れない寂しい初夏の写真となりにけり。
根室海峡に北海エビの尻尾のように突き出た野付の砂嘴に標津町と別海町がまたがるようにある砂丘草原に花の季節が訪れるとネイチャーガイドツアーの団体さんが何組も大形バスでやってくる、何組もの難は団体さんのしゃべり声が大きく野鳥撮影にはウザイ連中であるが遊歩道に三脚を置いているので邪魔はお互い様である。
0600_2 遊歩道から1m位入った青草の中にクロユリが咲いているのを殆どの団体さんが通行する度にこのクロユリを撮影して通るので遊歩道から1mの草を踏み潰した跡が残る。フラワーウォッチングも自然を痛める。例えが場違いであるが三菱系の大学・高校名にもなっている中国の諺「桃李不言下自成蹊:桃李もの言わざれども下自ら蹊(みち)を成す」意味が異なるが小道を成すところは同じで多くの人がクロユリを撮るために草を踏みつけて小道を成しているので後から来た人もこのクロユリを写して通る。参考までに草の中で咲くそのクロユリを撮影してみた。陽光をまともに浴びて赤紫色のクロユリとなった。八月七日は花の日である。花言葉は「♪黒百合は恋の花~」という歌があるように、「恋」ともうひとつは「呪い」。黒い花は魔性の女とでもいうようなイメージでしょうか。花言葉の由来はアイヌ伝説からと言われる。

話はかわるが2006年6月1日から始めたこのブログが三年前の2009年7月7日に千回・千頁目の記念日となったがあれから3年1ヶ月の月日が経ち千回がプラスされて2千回となった。千回の時には「2000回までは続ける自信がありません」と書いて、これからはブログのペースを落とすつもりが殆ど同じペースでブログを書き続けていたのである。A型の性分なのか性格なのか、それとも先が短い年齢と自覚のなせる業なのか、セカンドステージの人間模様(ドラマ)なのか、趣味の自分史なのか、人生の収穫期と言われる林住期の自分にも評価を下せないブログ物語である。
ブログアップ率を計算してみると、2009年7月8日から2012年8月7日までの3年1ヶ月で計算すると日数は{365x3+31+1(2012年は閏年、西暦を4で割り切れる年は閏年)}=1127日   1000÷1127x100=88.7%となり、約10日に一度休むペースで3年間で127日も休ませてもらったと言うべきか、皆勤よりも127日もサボったと言うべきなのか、毎日ブログを待っている人へのサービス精神の成せる技となったと書くとわざとらしいと思われるかも知れない。今のところ2000回2000頁も単なる通過点となったが3000回は毛頭に無い。

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目立つ花が少ないので一番多く咲いていたセンダイハギとコヨシキリを一場面にようやく入れた。センダイは仙台にあらず、歌舞伎からの先代である。

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ベニマシコ第1回夏羽、銀髪の雄若と思われる。

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なんだかわからない幼鳥、オオジュリンの子?

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縦に撮っても花がないオオジュリンの飛び

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遠くの海辺で佇むオジロワシ、かなり長時間ここに居たが飛び出しは根負けした。

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カッコウが草原の小鳥の動きを見てこの柵の上から托卵を策していた?

2012年8月 6日 (月)

野付の紅猿子

中標津方面から釧標国道(272号線)がオホーツク海に突き当たる標津町の海岸通りに信号機がある、左にENEOSのGSがあるT字路を右折して羅臼方面からの244号線に入り、程なく野付半島の付け根で左折するとフラワーロードと呼ばれる道道950号線、今年も北海道の知床半島と根室半島のあいだに位置する、日本最大の砂の半島、砂嘴(さし)である野付半島で6月末にバードウォッチングをした。砂のくちばしと書いて砂嘴とは沿岸流や波浪によって運ばれた砂礫などが海岸から細長く突起状に堆積した地形、海に突き出たかぎ針状で、独特の形をしている、砂嘴の中には砂浜、干潟、草原、高層湿原、森林、池や沼などがあり、トドマツとミズナラの立ち枯れの風景「トドワラ」や「ナラワラ」の奇観は観光名所となっている。
5月頃からは次々と花が咲きかわり半島を賑わせますが今年の花盛りは遅く6月末は所どころにハマナスとセンダイハギが目立つ程度でまだ花を待つであった。花盛りの時期は海に浮いたお花畑の中を一本道がつづいてく感覚が味わえますが今年は右に野付湾とナラワラとトドワラ
、左に北方領土の国後島(クナシリ)を見ながらフラワーロードの花を思い浮かべ、繁殖のために集まったベニマシコ、オオジュリンといった小鳥のさえずりを聞きながらのドライブであった。砂嘴の付け根あたりは標津町であるが途中から先端まで別海町となりネイチャーセンターは別海町の所管、昔は舗装された950線の終点から鎖で封鎖された漁業関係者専用の砂利道に入るには別海町役場で進入許可書を発行したが三年前からネイチャーセンターで進入許可書が貸し出されるので便利になったので夏は多くの一般車やレンタカーを見かけるようになった。折角の進入許可書であったが車が通れる先端まで走ったが目的のアカアシシギは見つからなかった。代わりにネイチャーセンター近くで赤いベニマシコである。

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花馬車が通る砂の道にまだ咲いていないハマナスにベニマシコがいた

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今度はフキの葉の上にベニマシコ

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道路の木柵の上

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ハマナスの木

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花も葉もないハマナスに

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近くで撮らせてくれるが赤いベニマシコも花がないので華がない、それでも緑の中で赤く映える。

2012年8月 5日 (日)

丹頂の採餌

今日も釧路川流域で探鳥した丹頂の親子で単調なブログと思われますが今回は小川の中で長い首を水中に入れてカニやザリガニなどを採餌して幼鳥に給餌するつがいの育親ぶりの様子です。

8月2日からの二泊三日のキャンプから昨夜戻りました、水辺の松と杉の中で今回は一度も雨に遇わず非日常を楽しんで来ました。二日は見上て待つ松の上に十五夜が上がり、杉の梢をかすめて過ぎ去っていきました。3日の十六夜はいざ酔いでいざ宵を過ごしました。

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長い嘴の先に水中からカニ?をつまみ出しました

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つがいの採餌の様子です、長い首を水中に入れて餌を探しています

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雌が幼鳥に餌を運ぶ、雄は首の根元まで水の中に入れて獲物を探しています。

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幼鳥は水辺から約30mも離れた場所で給餌を待っています。

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餌場?で採餌するつがい、時々雄が周囲を見渡す。

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幼鳥が待つ処へ獲った餌を運ぶ

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今度はザリガニ?を咥えて幼鳥への餌運びです

2012年8月 4日 (土)

丹頂鶴の給餌

昨日と同じ場所であるが撮影は翌日である。つがいから水辺で給餌を受けるところを車内から撮影した。撮影は翌朝7時ごろ、今回は給餌の様子をもうすこし詳しく撮影。

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雪原のタンチョウも良いが緑の中のタンチョウもなかなかです。翌朝の親子の散歩の様子です、夫唱婦随の親子連れ。

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かなり大きいがまだ餌は採れない、親の採餌を待つ幼鳥

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親からの給餌を受ける場面

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つがいの親は懸命に採餌をしている、それを見守る幼鳥

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雛の右足に金色の標識が見える、番号167である。自然繁殖の中でもタンチョウは保護・管理されているようだ。

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つがいからの給餌を待つ

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給餌を受けて採食中の幼鳥

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餌ちょう~だい!と大口を開ける

車内からの撮影で全てトリムの写真です。

2012年8月 3日 (金)

早朝川を渡る丹頂親子

同じ時期に撮影した丹頂鶴の親子であるが最初に撮影した十勝川流域の雛は草原の中でやっと見える大きさであったが、この釧路川流域の雛はかなり大きく歩くのも早い、足には既に金色の標識が付けられ167の数字が読み取れる。
初夏の北の大地の朝は早い、早朝5時に草原の散歩から小川に入り餌場で採餌・給餌をしてから戻る丹頂鶴親子の朝の一コマである。

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早朝5時、草原を行く親子3羽、大きさから先頭を行くのは雄、中に幼鳥を守る後ろは雌

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途中の羊歯 の前で寄り道する幼鳥

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小川を渡る前に浅瀬を雄がチェック

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先に雄が渡った後に幼鳥と雌が続く

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餌場で雌雄が餌探し、給餌を待つ幼鳥、ここまで5分で来た想像以上に歩くのが早い

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餌場で20分弱、戻りは別ルート、雄を先頭に川を渡る

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川を渡り終わって雌を待つ幼鳥と雄

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いつものように殿(しんがり)はお母さん、時に5時24分早朝の散歩と朝一番の給餌が終わる、この間25分間であった。

2012年8月 2日 (木)

蝦夷雷鳥の親子連れ

エゾライチョウの親が雛に餌取りの訓練をする時期に出会った。毎年6月に旭川市21世紀の森・野鳥の森で過去に何回かこの機会を待ったが目撃してもなかなか撮影の機会はなかったが今回は6月26日温泉民宿・北の大地にお世話になった翌日に宿泊されて居られたご夫婦のガイドに便乗して標津の林道でやっとこのチャンスに巡り合わせた。

今日から二泊三日の夏休み恒例のキャンプです、昨日は車載の撮影器材一式を全て降ろし、キャンプ用具に乗せ変え、ついでに車内の清掃をして定員8名の座席を確保した。孫ども3人を含め家族で道志川のキャンプ場でアウトドアを楽しんできます。

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親子連れはいつも後ろから手持ちの撮影、かなり無理してトリムしてある。

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親から離れて3羽の雛はチョコチョコと早い足取りで右へ左へとフキの葉陰に採食に入る。動きが早い雛にもっとゆっくり動けと言えば外敵に襲われる危険が高い時期には非難を浴びるだろう。

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親が突然道端の木の上に乗ったがその理由は?高見の警戒?

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暑い日差しの中で周囲への警戒の目が光る

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今度は日陰の中で振り向いて怖い顔なのか、黒い顎鬚?面白い顔にも見えるがこちらへの警戒でしょうか。

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親子の後ろ姿、この姿を見てそれぞれ何を思うか

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日陰で雛が左に走る、見守る親

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日向から日陰に避難する?雛、撮影出来ないがだれもこれを非難できない。これも餌探しの道草である。

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日向と日陰ではこうも雛の色が違う、雛は可愛いの一言

2012年8月 1日 (水)

釧路の仲良し兄弟

今年は二ヶ所のエゾフクロウの巣立ち雛にめぐり合えた。最初の三笠市の仲良しエゾフクロウ兄弟と同じように6月末に釧路市でも仲良し兄弟に出会えた。どこでであっても皆同じように見えて、そして可愛い♪
鳥取県ではアカショウビン・コノハズク・オオコノハズク3種の給餌の最盛期に出会えたがオオコノハズクは二羽が巣立ち3羽目はまだ巣立ちが完了していないようです。早いもので10日前に訪れた初日は先々週の土曜日で関西方面からは日帰り圏内であり、宝塚ICから約150km、関西弁しか耳に入らなかったが二日目以降は顔見知りの関東の方々との会話が始まった。会話を聴いていると私よりも若くても鳥暦40年とか、話好きの老ベテランさんは20年以上とか野鳥暦はここでは駆け出しの7年である。ブナの枝葉の隙間からの撮影を強いられるここでは親切な関東の人々に何回も場所を譲ってもらったり、交替で撮影をさせて戴いた。橅
の森で無難な毎日を過ごし感謝の念で一杯である。関東からここまで来るのに空路とレンタカーで駆けつけた豪勢な人達、姫路まで新幹線を利用してレンタカーで来た人、夜行バスに乗り鳥取駅からタクシーに乗り次いで来たグループなど交通手段は人様々である。勿論、車で来られた人達が一番多いが大概は二人以上である。例によって当方は単独行動のドライバー兼カメラマンである、横浜で満タンに給油してきたが現地の山の中に入る前にGメーターが点灯していたので町中のGSで66リットルを給油して撮影地の森に入った。四日後の帰路は家路に着いた新横浜のENEOSで満タンにしたが54リットルも飲んだ、合計120Lのハイオクを給油して今年の鳥撮り県の旅が終わった。往復約1400kmを走り、6年半で総走行㌔は192144kmを示す、土日の高速道千円がなくなってからあまり遠距離は走らなくなったがそれでも月平均2463km、高速道とENEOSの売上げに貢献する高健である。
気がついたら今日から葉月である、8月1日は水の日。

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エゾフクロウ幼鳥の習性なのでしょうか、快晴の日に朝の陽光の中で兄弟の愛撫です。北海道の暑い日に熱いところを見せつけられました。

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右が兄左が弟でしょうか、兄が弟のオデコあたりににチュー

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今度は頬を寄せました、樹上でタンゴを踊るのか、それとも演歌にある「頬寄せ合って、肩を抱いて」これでえーんかな

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兄弟揃ってこちらを向いての可愛い兄弟です。弟は枝の上で頬杖でしょうか、愛くるしい兄弟です。

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お兄ちゃんがエンゼルスタイルを見せてくれました。

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今度はストレッチです、弟はのどを膨らませて欠伸?

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次は弟のストレッチです。お兄ちゃんは尻を向けて知りません。朝の日差しが眩しい9時から10時過ぎまで暑い中で厚い兄弟愛を見ました。
ロンドンオリンピックで熱い毎日ですが、快晴の暑い日に熱い兄弟愛を6月の在庫写真からのお届けです。

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