銀山猿子の囀り
ギンザンマシコの囀り姿を初めて撮影出来た!日時は6月30日夕方16:59~17:40の撮影である。写真は比較的近くで撮れたので全てノントリの写真である。雌雄のギンザンマシコのほぼ全身が撮れたので毎回予定に組み込む旭岳ロープウェイに乗って第3展望台のギンザンマシコの撮影を今回は予定を取り止めた。ロープウェイの往復乗車賃は6月1日から1800円→2800円とハイシーズン料金となるので夫婦での鳥撮りの方はこの2倍となり、結構な出費となる、しかもロープウェイに乗って約10分で標高1600mにある姿見駅に着いても霧が出ないとも限らず、あるいは夏でも冬期並みの寒い日や風と雨で登っても必ずしもギンザンマシコが撮れるとは限らない、急に風が出て運転中止になるとのレンジャーの呼びかけで撮影を中止して下山したこともある。重たい器材を担いで歩いての下山は考えると悪夢そのもである。しかし姿見駅から第1展望台、鏡池・すり鉢池の夫婦池を目指し、噴気口を覗き、北海道最高峰・標高2291mの旭岳を仰ぎ見て、360度に広がる大雪山系の山々を望み、姿見の池を眺め、姿見駅に戻るというコースをゆっくりと歩いても1時間で1周できます。数年前にギンザンマシコの撮影中に35mmカメラを持って第3展望台からこのコースを巡り約30分で第3展望台に戻って来た経験もあります。旭岳固有の高山植物が咲き乱れ、キバナシャクナゲ、エゾノツガザクラ、チングルマなどの群落が見られた。
昨日は北海道遠征中の6月29日に急逝された俳優地井武男さんの追悼番組「ちい散歩昭和の風景傑作選」や追悼特別番組など自分よりも二つ若いが人柄に惹かれて好きな俳優だったので午前中から午後9時までTVに釘付けであった。もう人情味あふれる好きな番組「ちい散歩」が観られないが良い想い出をありがとう。
これが今日のブログの一枚、近くで撮れたギンザンマシコの囀りである、早口で「ピチルチュルリチュルリチルル」とか「ピュイーピューイピュヨピュヨピュヨ」とか「ピュルピュルピュルピュロリ」、「ピーピーピュルピュルピョロロ」など図鑑の囀りは3冊とも違うので人の耳によって囀りが異なるようですがルリビタキの囀りに似ているとも、ルリビタキは「ピチチュリチュリリリ・・・リ」と早口の囀り
ハイマツからの飛び出し
ハイマツの上をすれすれに飛翔
雄の近くでつがいと思われる雌がハイマツを採食する
下に細い蜘蛛の糸が見える、クモも採餌の対象だろうか、これが一番近くで撮れた。
ハイマツの葉先で斜に構える
囀り直前の様子
ハイマツの上から次の採食への飛び出し姿勢
展望台の下のハイマツの葉先にとまってくれるので打ち下ろしで全身が撮れる場所
また次のハイマツに飛び移る 、次々にハイマツを移動する
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