メグマ沼の爪長鶺鴒
今日は旅日記風のブログ、今朝の天声人語にもあったが記憶は消えるが記録は残る。どの写真もいつもと同じでクリックすると1024x1024まで拡大する。 7月5日シマアオジを撮影後にサロベツ原生花園を出発、6年間も通うとすっかり 弱い石油臭にも慣れた、なめるとしょっぱい味がする、アトピーなどに効くこの温泉は湯治客が全国から訪れる温泉場、前日に旅の疲れを癒した豊富温泉を通り、最果ての稚内空港方面へ約50km、作り掛けで無料の高速道バイパスを小一時間走り、今年初めてのメグマ沼に向う。到着した空っぽの駐車場からは目前の道路を左には稚内空港の管制塔 、右の丘の上に稚内CC
のクラブハウスが 見える。画面の上方向の北は昨年家族と観光した宗谷湾・宗谷岬方面となる。画面下の手前方向には動物ふれあいランドが見える。写真にあるメグマ沼自然公園散策路入口から広大な湿原の中を散策路の木道を
歩く、日差しが強い日は日陰が全くない木道を800m先にある自然が残された円い海跡湖のメグマ沼まで器材を担いで歩くのは辛いものがある。水のボトルを持ち麦藁帽子を被り首にタオルを掛けてのお百姓さんスタイルも似合う齢になった。小鳥の囀りが聞こえ、人影のない木道を黙々と歩くとサロベツ原野よりも北にあるのでシダ類の中で咲く黄色いエゾカンゾウの花はまだ観賞の時期であった。
散策路の木道にはフートパスを楽しむ観光客やバードウォチングの人が少ないせいかツメナガセキレイが木道で遊んでいるように見えて、白い糞跡もあるので普段からあまり人が訪れない鳥撮りの秘境かも?。
木道の途中にあった表示板、右は木道の入口A点から300m地点で木道が交差する460mの手前にあった表示板は野鳥のトイレのようだ。左は稚内市からのお知らせ。360度見渡すと木道にいるのはせいぜい一組か二組の観光客かバードウォチヤーしか見当たらない。
メグマ沼まで約800mの散策路の途中で撮影したツメナガセキレイ
死んだふり? 採食後の嘴の掃除、大袈裟なツメナガセキレイ
湿原のシダにとまるツメナガセキレイ、黄色い鳥は何故か黄色いエゾカンゾウに来ない?
メグマ沼まで約800mある散策路の途中には二ヶ所の観賞用なのか休憩用なのかベンチが設置されている。ここで湿原に咲くエゾカンゾウにとまるノビタキを撮影、散策路の木道を全て歩くと約3kmくらいあると思われる、この日はメグマ沼までの片道800mの往復でバードウォチングをした。
こちらのエゾカンゾウにはノビタキの雌のようであるが若にも見える、白っぽく見えるのは時期を過ぎたワタスゲの残り花。
過去6年間のツメナガセキレイの撮影は最初に撮影した下サロベツ原野の長沼やサロベツ原生花園と浜頓別のベニヤ原生花園などであったが今年からメグマ沼自然公園が追加された。
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