さくらの滝と桜鱒
知床峠でギンザンマシコを撮影後は道の駅「うとろ・シリエトク」でギンザンマシコを撮影した仲間と宿泊、翌日は知床国道334号線を網走方面に走り、以久科原生花園を過ぎてから斜里町で左折、道道1115号線摩周湖斜里線を弟子屈方面へ走り、清里町から札弦駅の手前にある道の駅パパスランドさっつる(4年前の2008年の道の駅マップでは101番目の最も新しい道の駅であった、今年のマップでは114番目の道の駅わっかないが最新、横道にそれたついでにこの道の駅&シーニックドライブマップは乗船した「さんふらあ ふらの」フェリーの売店では150円で一番の売れ筋であった、フェリーならではの人気商品、道の駅でも販売している)
札弦市街から「さくらの滝」への看板にしたがい途中から砂利道の道路を斜里川沿いに町道を約7km走り、林の中の未舗装の駐車場に着く、既に5,6台の車が駐車していた。駐車場から右奥の遊歩道を50m位にさくらの滝があるが滝でカメラを構える人が見えない、先客は滝の下流で釣りをしている釣り人の車であった。ここは通年マス釣りを禁じている場所である。大袈裟に言えば密猟者が先客であった。撮影日は7月1日(おへその日・・・一年の中心、身体の中心はおへそ、勝手に考えた記念日、30年以上前から提唱していた、言霊となっていつかは記念日に!)ギンザンマシコからギン繋がりで初めて訪れたさくらの滝で銀色に桜色のサクラマスの豪快な滝登りを撮影したが魚の撮影は初である。
さくらの滝の全景、斜里川に落差3・7m、6月中旬から8月中旬にサクラマスがこの滝を遡上して上流で産卵をするという。
滝の中に引っかかっていた木の枝に給餌の餌を咥えたカワガラスがいた、野鳥のブログなのでここでカワガラスの登場。
これがこの日の主役、滝を飛び越えようと豪快にジャンプするサクラマス、見ていると9割以上が滝をクリアー出来ないで滝の流れに押し戻される、下で休んでから何回も滝登りに挑戦しているそうです。大きさは50cm前後に見えるが立派な魚体で跳ねるのはそれ以上の大きさ。
もう少しで滝を越えるとこまでジャンプ出来たがもう一蹴りが及ばなかった 。見ていて飽きないが滝の上にジャンプした瞬間はなかなか撮れない。
サクラマスにもそそかっしいのがいて滝のはるか手前でジャンプ、滝の手前で着水するのもいる、これでは滝を全く昇れない!
魚のことは詳しくないがヤマベ(ヤマメ)にはバーマークと言われる黒い斑紋があるが海に渡ったヤマベは鱗が銀色に銀化(ぎんけ)して銀鱗にサクラ色の斑紋がついてサクラマスとなって産卵に遡上してくる。
二匹で揃いのジャンプ、しかし滝は超えられず 、カメラはいつも滝の中央付近の薄い緑色の部分を狙っているが画面手前あたりの白い部分でもジャンプする。一緒に撮影していた鳥友がイワナが海に渡ったアメマスもジャンプしていると言われたがどれがアメマスかわからない。
滝の下からジャンプした直後の二匹、かなり大きい魚体です。
これは三匹の団体さんのジャンプ
これも三匹の揃いのジャンプ、初めてのサクラマスの滝登りは千枚以上撮影した大半がピンボケの中から一日掛りでさがした写真ですが サクラマスの滝登りの写真は全てノントリです。清里町のHPでは6月中旬から8月中旬まで約3000匹のサクラマスが遡上してくる。滝の下にはサクラマスが群がり何回もジャンプの機会をうかがっているそうです。
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