八角鷹
昔から”人生は重い荷物を持って坂道を登るが如し”などと言われています。徳川家康の教訓にも”人の一生は重き荷物を負うて遠き道をゆくが如し、急ぐべからず・・・そんな想いで登った”たか見の広場”では毎年いろいろな出会いがあります。二日目には中学・高校時代の淡い青春を過ごした調布市、その調布市在住の叶内プロと調布自然の会の皆さんとたか見の広場で偶然にも遭遇、二ヶ月前お会いした鳥取県での思い出話から話が弾み、ここに来る五日前に12年ぶりに発刊された日本鳥類目録の解説まで話が広がり、近年のDNA解析の進歩から今まではタカ目/ハヤブサ科であったハヤブサがハヤブサ目となり、遅れていた日本鳥類目録も世界の潮流に合わせ大幅な分類や配列などの見直しがあったとお聞きした。この日は貴重なお話を拝聴して気分がタカのように青空高く舞い上がった。
今年は横浜BSマスコットのホッシー君が卒業したのでその代わりに?例年になくホシガラスが飛んだ、またアバウトながらアオバトの飛翔も確認した。そんな白樺峠たか見の広場で北東方面から飛んできて南西方向へ渡っていったハチクマである。クマタカに似ているがハチを好んで食べるのでハチクマと名がついたとNHKのダーウインが来た!目撃!タカ対スズメバチのビデオで知った。
ハチクマの体下面の羽色は個体変異が多い、尾羽に黒くて太い二本の帯があるのは成鳥雄。6枚の風切全体が黒くつぶれているのは幼鳥、成鳥はタカ斑となっている。成鳥の蝋膜は鉛色で幼鳥は黄色。解説は叶内拓哉氏写真・解説の山渓ハンディ図鑑7・日本の野鳥・増補改訂新版より一部抜粋。写真を見ても自分でも判別が難しい下手な写真、八年間も撮って全く進歩が無かったと鳥撮り人生の半生を反省。もっとも半生と言ってもやーねん、パーねんの八年目。
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