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2012年11月23日 (金)

妖怪と松江市内めぐり

山陰遊悠旅と望みたいが一週間では廻り切れない、鳥取エリアの白兎海岸を出発してから観光地の倉吉エリアと大山エリアの二ヶ所をパス、来られるのはいつになるのか次回の楽しみに、山陰路を遊覧して最後は中海を左に美保湾を右に見ながら出発後2時間のドライブで島根県とよく間違える鳥取県の端にある、境港エリアの水木しげる記念館に10時半に到着。鳥取県境港市は水木しげる先生の出身地、ゲゲゲの女房は島根県安来市のご出身をNHKのドラマで知った。現住所はゲゲゲの女房のロケを行なった深大寺の調布市、水木プロダクションも調布市布田にある、深大寺には鬼太郎茶屋もあり、グッズ販売もしている。なぜ調布にこだわるのか、小生は調布中学を卒業してから25歳まで住んでいた元調布市民である。有名な野鳥写真家も調布市とご縁があると聞いている。
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黄色いねずみ男のぬいぐるみを着た妖怪が出迎えた、館内は撮影禁止、撮影できるのは記念館の表と中庭にある置物の妖怪、入口の鬼太郎と水木しげる先生の写真まで撮影OK、孫のお土産は「妖怪大百科」、記念館の通りにある商店街の各店には、何か用かいと言わんばかりにそれぞれの妖怪が棲んでいる

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商店街の妖怪の中を見物しながら通りを抜けると松江までは中海の中、水木しげるロードを走り、宍道湖の畔にある曇天・雨上がりの松江城に到着。

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重要文化財・松江城、松江開府の堀尾吉晴が5年の歳月をかけて完成した、慶長5年~寛永10年初代藩主堀尾忠氏・2代忠治、寛永11年~14年京極忠高、寛永15年~明治4年まで徳川家康の孫・松平直政から定安まで10代234年間出雲国を領した。石垣は自然石をほとんど加工せずに積み上げた頑丈な積み方で野面積(のづらづみ)と言われる。

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松江城は千鳥城ともいい、全国に現存する12天主のひとつ。場内に展示されていた甲冑は誰のものか不明、柱は松の一本柱の外側に板を揃えて寄せ合わせ、これに鉄輪で締めて太い柱が作られている。天主から撮影した松江城下、宍道湖が望める。

松江城を見物したあとは大手前堀川遊覧船乗場からぐるっと松江堀川めぐり。50分間の城下町・水の都松江の十六の橋をくぐる船上からの見物。

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乗船直後から真っ赤な紅葉が出迎える、船上からの武家屋敷、堀川遊覧船乗場でUターン。堀川めぐりの乗船場所は3ヶ所ある。途中で下りて市内見物してから何度でも乗船できると説明があった。

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橋の下にアオサギを発見、次は鶴なのか白鷺なのか鳥の像がある、空にトビが飛ぶ堀川の風景

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内堀から外堀に出ると街中の旧日本銀行松江支店のカラコロ工房前、橋の下花の中にアオサギが佇む、小泉八雲のゆかりの地とあって昼間から雪女も現われる。妖怪を見たあとは怪談の幽霊である。

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船上からの松江城、紅葉と松江城、突き当たりは出発点の大手前広場発着場。50分間のぐるっと松江堀川めぐりの上がりである。

堀川めぐりの次は小泉八雲旧居(ヘルン旧居)とその隣にある小泉八雲記念館を見学、記念館内は撮影禁止なので写真はない。

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庭のある侍の屋敷に住みたいという八雲の希望で、旧松江藩士の武家屋敷である士族の根岸家に5ヶ月間住んでいた。これが現存するラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の旧居である。

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高浜虚子の句「くわれもす 八雲の旧居の 秋の蚊に」と日本の庭園と題したこの家のたたずまいの書と旧居の庭

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書斎と愛用の故郷から持ってきた高い机、旧居の庭。

小泉八雲旧居の隣にある八雲庵で遅い昼食をとる。

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なかなか歴史のありそうな庭が立派な蕎麦屋の八雲庵、とろろ・大根おろし・うずらの卵、三色蕎麦を注文したがとろろ蕎麦を食し始めた時に写真を思い出し、食べ始めてからの撮影。有名人の色紙がいろいろ飾ってあったが、その中に国民栄誉賞の吉田沙保里がこの店に6年前に来たのを見つけた。

松江の武家屋敷は小泉八雲旧居と同じ200石から600石の中級武士の家中屋敷がならんでいた塩見縄手の通りに面している。表向きは立派だが裏側の家人の住まいは造りも材質も区別した質実剛健の武士のきびしさを示していた。

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有名な温泉がある島根県でこの日の宿は島根県で唯一の日本の秘湯を守る会・海潮温泉の海潮荘を予約していた。松江から車で30分ほどの山間の出湯はしょっぱいので海潮(うしお)温泉の名がついている、大きな銘石で造られた露天風呂がすばらしい。

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海潮荘のフロント、露天風呂、内風呂から露天風呂へはガラス戸を押して、そのまま露天風呂へ露天風呂から撮影した内風呂の灯。

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この日の夕食の献立の一部と御品書きは右下

80218280_2 14日の朝食はお粥かご飯のどちらかを選択

この朝は松江方面に戻り、庭園日本一と言われる足立美術館に向った。

 

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コメント

ミントさん
こんにちは
こちらこそご無沙汰しています。
下下下のブログの作者を
90歳の水木しげるさんと見間違え?
は光栄です(o^-^o)
宿の夕食は昔と違い調理直後の暖かい
料理を順番に運んでくるので
一度に撮れませんが朝食はどこでも一度に
簡単に撮れてますね。

ケンさん こんばんは^^
ご無沙汰しております。
今の時期の紅葉は良いですね♪
水木さんの写真・・どっちが・・水木
さんか・・わかりませんでした(^^;(笑)
お料理も美味しそう~♪

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