福郎と木菟
昨日は銀座をぶらぶらと散歩した。一つき前の11月7日にニコンプラザ銀座サービスセンターへ修理に出したD3の引き取りに出掛けたのである。
山陰旅行中に携帯に修理完了の連絡が入ったが野鳥撮影はサブカメラで旅行前日のOB会忘年会に出かけた行き返り、旅の途中できらら浜に半日寄っただけである。
10月26日の戸隠のムギマキを最後に一ヶ月半も野鳥撮影を目的に出かけていない。このままでは趣味の野鳥は「じり貧を恐れてドカ貧になる」どこかの政党に聞かせたいフレーズだが自分にも当て嵌まる言葉のようだ。このひと月半の間に鳥友からは弱気に喝を入れられたり、コスモスや紅葉とのコラボで綺麗に撮られたマヒワ・カワセミ・ミヤマホオジロ、タカサゴモズ、ビンズイ・キクイタダキ・オジロビタキなど冬鳥の他にクマタカなどの何れも力作・秀作の写真が送られて来たが以前ならばこれらの写真に触発されて直ちに行動を開始したが、心が萎えているのか8年目の今日この頃、自分も撮りたい意欲が湧かないのはどうしたことだろうか。今週火曜日に1ヶ月毎の血圧・コレステロール・糖尿の内服薬がきれたので検診を受けたが寒さで血圧も上がり、更にγーGPTが基準値を超えていた、これから休肝日が増えて欝も増えそうとぶつぶつ言いながら帰宅した。
8年前に嵌った野鳥撮影で最近は「何かを得るために 何かを失った!」とか、今年も十数枚の喪中の挨拶状を拝見して「時々えもいわれぬ物思いにふけることがある」物欲よりも仏心である。同じぶつでも大違い。そんな最中に身近に通行していた笹子トンネルの天井落下事故が起きた、20代の時に東京オリンピックを契機に建設を始めた首都高や高速道は自分の老齢化とともに老朽化していたのだ。北海道から九州まで車で暴走老人の鳥撮りには、この事件も重たい腰をますます縮み志向に陥らせた。
さて、冒頭のカメラは店頭でも症状を確認して、オートフォーカスの迷い、AF作動不具合を指摘して見積もりは部品代と修理代で46千円あったが、指摘したAF不具合は正常に動作したとキツネにつままれる。そのかわり、傷ついていたスクリーンの交換と上面表示パネルフレキシブル基板、マルチセレクターフレキシブル基板、導電ゴム、グリップゴム、コネクター側ゴム、前カバー下ゴム部組などの電気回路に関する部品代と修理代で30千円であった。
戸隠では団塊人の皆さんなどが居られる場所で撮影中に故障したAFが正常で異常が無かったと異状な結果となった。
銀座七丁目のニコンプラザを後にして、近くのライオン銀座七丁目店はビヤホール創業の店、Since 1899年の老舗、ビール麦の収穫を描いたガラスモザイクの正面壁画には昭和の佇まい、観賞しながら飲む大ジョッキーは至福のひと時である。
師走の慌しい松坂屋前から四丁目交差点まで銀ブラ、途中で運試しの年末ジャンボ宝くじを買う。日比谷線・東横線・横浜線を乗り継いで新横浜のビックカメラでエプソンのプリンターインクを買う、昨年あたりからリサイクルインクカートリッジが目に付くようになった、店員も購入後1年以上経った保障期間の切れたプリンターにはリサイクルインクでも問題ないと勧めてくれた。新聞にもプリンターを安く販売してインクで利益を出しているプリンターの利益構造を解説していたが大量に使う年末はエコインクに手が出る、更に安価な詰め替え式は手間が掛かるのでお奨めではなかった。
来週は1月で切れる車検でデイラーに三日間預けることになっていて車が使えない。
天が落ちるかも知れない杞憂は中国の故事、原発の安全神話は高速道でも崩壊、天井が落ちてくる現実は保守点検・補修・補強に手を抜いてきた管理神話の崩壊。5時18分にこのブログを書いていると大きな揺れが来た、東北から関東まで広範囲のM7・3の地震が発生、太平洋岸などに津波警報と避難、慌しいNHKの放送を見ながらのブログは心もグラグラしてなかなか纏まらない、暗闇の寒い中の避難は事故や被害がないことを祈る。
師走は野暮用も多く、今年の野鳥撮影は年内は再開することなく、本日で終わることにしました。最近のブログの様子で鳥友にもあらぬ心配をかけているようなので早めのお知らせです。
この一年間お世話になりました。
ご訪問をありがとうございました m(_ _)m
ミナミアフリカオオコノハズクのコノミちゃん。飛行ショーには出演しないがショー終了後に希望者に有料(200円)で手の上に載せてくれる。ここでは最も小さく可愛い、横浜から来たおばさんが可愛いと喜んでいた。
赤ちゃんを抱いた若いお母さんも大きなベンガルワシミミズクのポッキーちゃんを左手に載せて頑張っていました、母は強し。
これは飛行ショーで飼育員からご褒美を貰うメンフクロウのローズちゃんです。
カラフトフクロウ
メガネフクロウ
松江フォーゲルパークの長屋門フクロウセンターのフクロウです。
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