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2012年12月

2012年12月 7日 (金)

福郎と木菟

昨日は銀座をぶらぶらと散歩した。一つき前の11月7日にニコンプラザ銀座サービスセンターへ修理に出したD3の引き取りに出掛けたのである。

山陰旅行中に携帯に修理完了の連絡が入ったが野鳥撮影はサブカメラで旅行前日のOB会忘年会に出かけた行き返り、旅の途中できらら浜に半日寄っただけである。
10月26日の戸隠のムギマキを最後に一ヶ月半も野鳥撮影を目的に出かけていない。このままでは趣味の野鳥は「じり貧を恐れてドカ貧になる」どこかの政党に聞かせたいフレーズだが自分にも当て嵌まる言葉のようだ。このひと月半の間に鳥友からは弱気に喝を入れられたり、コスモスや紅葉とのコラボで綺麗に撮られたマヒワ・カワセミ・ミヤマホオジロ、タカサゴモズ、ビンズイ・キクイタダキ・オジロビタキなど冬鳥の他にクマタカなどの何れも力作・秀作の写真が送られて来たが以前ならばこれらの写真に触発されて直ちに行動を開始したが、心が萎えているのか8年目の今日この頃、自分も撮りたい意欲が湧かないのはどうしたことだろうか。今週火曜日に1ヶ月毎の血圧・コレステロール・糖尿の内服薬がきれたので検診を受けたが寒さで血圧も上がり、更にγーGPTが基準値を超えていた、これから休肝日が増えて欝も増えそうとぶつぶつ言いながら帰宅した。

8年前に嵌った野鳥撮影で最近は「何かを得るために 何かを失った!」とか、今年も十数枚の喪中の挨拶状を拝見して「時々えもいわれぬ物思いにふけることがある」物欲よりも仏心である。同じぶつでも大違い。そんな最中に身近に通行していた笹子トンネルの天井落下事故が起きた、20代の時に東京オリンピックを契機に建設を始めた首都高や高速道は自分の老齢化とともに老朽化していたのだ。北海道から九州まで車で暴走老人の鳥撮りには、この事件も重たい腰をますます縮み志向に陥らせた。

さて、冒頭のカメラは店頭でも症状を確認して、オートフォーカスの迷い、AF作動不具合を指摘して見積もりは部品代と修理代で46千円あったが、指摘したAF不具合は正常に動作したとキツネにつままれる。そのかわり、傷ついていたスクリーンの交換と上面表示パネルフレキシブル基板、マルチセレクターフレキシブル基板、導電ゴム、グリップゴム、コネクター側ゴム、前カバー下ゴム部組などの電気回路に関する部品代と修理代で30千円であった。
戸隠では団塊人の皆さんなどが居られる場所で撮影中に故障したAFが正常で異常が無かったと異状な結果となった。
銀座七丁目のニコンプラザを後にして、近くのライオン銀座七丁目店はビヤホール創業の店、Since 1899年の老舗、ビール麦の収穫を描いたガラスモザイクの正面壁画には昭和の佇まい、観賞しながら飲む大ジョッキーは至福のひと時である。
師走の慌しい松坂屋前から四丁目交差点まで銀ブラ、途中で運試しの年末ジャンボ宝くじを買う。日比谷線・東横線・横浜線を乗り継いで新横浜のビックカメラでエプソンのプリンターインクを買う、昨年あたりからリサイクルインクカートリッジが目に付くようになった、店員も購入後1年以上経った保障期間の切れたプリンターにはリサイクルインクでも問題ないと勧めてくれた。新聞にもプリンターを安く販売してインクで利益を出しているプリンターの利益構造を解説していたが大量に使う年末はエコインクに手が出る、更に安価な詰め替え式は手間が掛かるのでお奨めではなかった。

来週は1月で切れる車検でデイラーに三日間預けることになっていて車が使えない。
天が落ちるかも知れない杞憂は中国の故事、原発の安全神話は高速道でも崩壊、天井が落ちてくる現実は保守点検・補修・補強に手を抜いてきた管理神話の崩壊。5時18分にこのブログを書いていると大きな揺れが来た、東北から関東まで広範囲のM7・3の地震が発生、太平洋岸などに津波警報と避難、慌しいNHKの放送を見ながらのブログは心もグラグラしてなかなか纏まらない、暗闇の寒い中の避難は事故や被害がないことを祈る。

師走は野暮用も多く、今年の野鳥撮影は年内は再開することなく、本日で終わることにしました。最近のブログの様子で鳥友にもあらぬ心配をかけているようなので早めのお知らせです。
この一年間お世話になりました。
ご訪問をありがとうございました m(_ _)m


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ミナミアフリカオオコノハズクのコノミちゃん。飛行ショーには出演しないがショー終了後に希望者に有料(200円)で手の上に載せてくれる。ここでは最も小さく可愛い、横浜から来たおばさんが可愛いと喜んでいた。

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赤ちゃんを抱いた若いお母さんも大きなベンガルワシミミズクのポッキーちゃんを左手に載せて頑張っていました、母は強し。

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これは飛行ショーで飼育員からご褒美を貰うメンフクロウのローズちゃんです。

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カラフトフクロウ

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メガネフクロウ

松江フォーゲルパークの長屋門フクロウセンターのフクロウです。

2012年12月 4日 (火)

梟と木菟

先月の松江フォーゲルパークで撮影したフクロウとミミズクです。フクロウ飛行ショーに出演したスターと暗い鳥篭部屋にいたシロフクロウ以外は日本の野生では見られない世界のフクロウとミミズクです。

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メンフクロウ

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ベンガルワシミミズク

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シロフクロウ

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オナガフクロウ

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クロワシミミズク

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アフリカヒナフクロウ

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ユーラシアワシミミズク

記憶が薄れていますのでメモと鳥名が一致しないかも?鳥小屋ではストロボが焚けないので暗い写真になりました。

2012年12月 2日 (日)

きらら浜

先月の連れ合いとの山陰旅行で秋芳洞を12時半頃走り去り、向ったのは山口市の阿智須の干拓地にある、渡り鳥の交差点と言われる、きらら浜自然観察公園の駐車場に到着したのは1時半頃、まずは入館料を払ってビジターセンターの見学、昼間の時間帯は汽水池の水鳥も寝ている、あまり歩きたがらない連れ合いをここに残して、一人で400mmレンズを肩に担いで入口広場方向へ、淡水池から淡水ビオトープ、トンボ池、観察展望棟で遠くに見える水鳥など山口湾や自然公園を一望してから時計回りにヨシ原方向へ、途中の観察舎で干潟を覗いてからビジターセンターに約2時間で戻るがこれと言った自然との出逢いは無かった。大砲を持ったカメラマンにも逢わない、探鳥はやはり朝である。4時まで淡水池で粘ったがオカヨシガモは近づいてくれなかった。

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トンボ池方向から来たオオバンの番とすれ違う、枠から外れた上の方にピンが行った。

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片割れはアシの中に逃げた、一羽のオオバンは近くで大盤振る舞いに手持ちで撮らせてくれた。

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だんだん遠ざかるオオバンと画面に広がる赤い浮き草?の正体をレンジャーに確認するのを忘れたがどこから流れ込むのか、あるいは発生するのか、よそでは見ない光景である、水上・水中の動植物には迷惑そうな赤い存在である。

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2時40分頃にヨシ原から戻ると2時10分頃、山口湾の上空で狩の様子を見ていたミサゴがいつの間にか、ビジターセンター前の汽水池のとまり木で大きなボラを採食していた。

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ビジターセンターの中でこのミサゴの採餌の光景をレンジャーの説明で連れ合いも見ていたようだ。

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二度目の淡水池の東屋から見慣れないカモが見えたので撮影、右にある浮島よりも遠い写真を拡大した証拠写真であるが、オカヨシガモと思われる左の♂が右の♀を追いかけている様子。

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これもかなりトリムしてあるオカヨシガモ♂とおもわれる。

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オカヨシガモ♀を取り囲むように♂3羽がいる、冬の繁殖時期に相手を選ぶのは♀、♂は♀に気に入られるようにディプレイするが昼間よりも朝の方が活発らしい、この時間帯はここのマガモ・カルガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・ホシハジロ・キンクロハジロなどは休んでいる方が多い。4時になっても近づいてくれないので宮島SA内に予約していた旅籠屋に向った。

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