散る桜に鶯
今日は好天であったがここの処、全国的に無粋な花散らしの風と雨の日が多い、今週はじめ好天の日に原点回帰の桜で有名公園で散る桜と残る桜とウグイスである。
散る桜 残る桜も 散る桜
良寛和尚辞世の一句と言われる、野鳥撮影を始める以前から今日まで都合3回も訪れたことがあるお茶の産地にある知覧特攻平和会館(南九州市)、若い特攻兵士の辞世の句にもなっている悲しい時代があり、涙なくしては読めない語れない、忘れてはならない桜の記憶のひとつ。今頃は桜も散り葉桜の若葉青葉の季節となり、ひと月足らずで八十八夜を迎える茶摘の季節となる。
鶯は 雄蕊雌しべに 未練かな
花よりも 毛虫が好きと 見つけたり
惜しまれて 散る桜に 別れ鳴き
散る度に 鶯目立つ 桜かな
散り遅れ 鳴き損ないに 花粉症
老木に 若鶯が 盛りけり
法法華経 枝に残りし 花添える
花びらを 散らし囀る 花見鳥
散る桜 残る桜に 人来鳥
ウイキペディアによればウグイスの異称は多くある。春鳥(ハルドリ)、春告鳥(ハルツゲドリ)、花見鳥(ハナミドリ)、歌詠鳥(ウタヨミドリ)、経読鳥(キョウヨミドリ)、匂鳥(ニオイドリ)、人来鳥(ヒトクドリ)、百千鳥(モモチドリ)、黄鳥(コウチョウ)、金衣公子(キンイコウシ) など
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