桜と目白
原点回帰とは一番初めに帰ることであり、初心に戻る意味で使われる。何回も原点回帰に拘ってきた野鳥撮影をデビューした公園であると綴ってきたが、昨日は遅咲きの桜を撮影しながら思い出したのは桜の写真でも最初に来たのが日本さくらの会「さくらの名所100選」のこの県立公園であった。下の池のコリア庭園近くで 鬱金(うこん)の桜が数本の普賢象桜の隣で咲き始めは緑色が強く、しだいに黄色っぽくなり、盛りを過ぎると赤味を帯びてくる桜としては珍しい色の鬱金(うこん)の桜が咲いていたのである。
桜と言えば日本三大桜の樹齢2000年のエドヒガン桜の山高神代桜(山梨県北杜市)、樹齢1500年のヒガン桜の根尾谷薄墨桜(岐阜県本巣市)、樹齢1000年のベニシダレ桜の三春滝桜(福島県三春町)、桜の日本三名所である吉野山のシロヤマザクラ(奈良県吉野郡)、高遠城址公園のコヒガンザクラ(長野県伊那市)、弘前公園ソメイヨシノ他(青森県弘前市)などそれぞれ2,3回見物と撮影で訪れたが今にして想えば、桜を追い掛けていた頃はこの公園が花見の宴と桜撮影の最初の地であった。
現役引退後の12年前は桜撮影でデビュー、8年前はカワセミ撮影でデビューしたWデビューの公園であり、原点回帰もW原点回帰となる。
昨日のウコンの桜
2週間前のソメイヨシノ桜とメジロ
梅にウグイスは稀であるが桜にメジロはサクラが咲くと毎年必ず見られる、今年の想い出のメジロ
目白がボケても木瓜(ぼけ)の花ではありません、ソメイヨシノです
サクラの花蜜を吸うメジロ
桜の古木に孤独の目白
2週間前、満開のソメイヨシノと花蜜に迷うのか酔うのか目白君
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