雪景色の茅潜
二日前、信州信濃の夏鳥のコマドリと雪景色は高望みであった。日曜日には長野市の積雪は4月下旬としては記録的な大雪であり、北信濃のお山は15cmの積雪で先週末に居た夏鳥のコマドリはどこかに姿をくらましたようです。冬景色の中にカメラが一台です 、これでは三寒四温どころか五感 まで寒くなり、寒の戻りで五 寒四温のよからぬ余寒が続いています。来週からGWがはじまりますがそれまでに雪は消えるのでしょうか、そして夏も近づく八十八夜と歌われる茶摘のシーズンになります。
夏で思い出すのは子供の頃の遊びの一つに、母親が部屋の四隅に丸い金具を掛けて、緑色の麻の蚊帳を張る日没が楽しみでした、蚊帳の裾を揺らしながら蚊が中に入らないように素早く中に入る「蚊帳潜り」の上手さを兄弟で競争したものです。蚊帳の外にいると蚊にくわれる今では見られない昭和20年代の蚊帳の原風景です。例年ならば優勝争いの蚊帳の外にいるベイスターズも今年はAクラスも狙える好位置にいますので今年の横浜は野球もサッカーも観戦が楽しみな年になりそうです。
右上の写真は寒の戻りの現風景です、カメラの前は僅かに水が流れて雪がなく、ここに茅潜(カヤクグリ)一羽が朽ちた落ち葉の上を流れる水の中で餌探しをしていた。
雪を背にして地味な色のカヤクグリ、大きさはスズメ大
灰色を帯びた褐色の頭部、背の上面は茶色で黒褐色の縦斑がある、腰から尾は暗灰褐色、虹彩は赤褐色
胸から腹は灰黒色、足は肉色
一番遠くで餌探し
嘴は細くて黒い
水の中の朽ちた落ち葉を咥えて・・・
ポッイと投げて落ち葉の下にいる昆虫を探す
雪のない僅かな場所で餌探しに余念がない地味な色のカヤクグリでした。
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