菜の花と朝鮮長元坊
今朝の長元坊は朝鮮長元坊(チョウセンチョウゲンボウ)略して朝元坊(自画自賛かな)、この鳥の図鑑を所持していないのでよく判りませんが地元の鳥撮りの話では朝鮮長元坊と言われています。電線・電柱・腕木・民家・倉庫や温室などの人工物に止まった写真しかまだ撮れていないので自然な姿を撮りたいと四日前に再訪しました。その日は鳥好きなのか、撮り好きともいえる人達が人為的に設置した枯木のお蔭で自然に近い写真が撮れました。電線や家屋などの所謂(いわゆる)人工物よりはマシですが純粋に自然とは言えない。Weblio辞書では人工物とは人為的に製造または建造されたもの、対義語は自然物。自然物は人工・人為のものでなく自然界に存在する形ある物、人の手が加わっていない、自然界の有形物。
この止まり木は人工物ではないが自然とも言えない、強いて言えば畑の中の「不自然物」とも言うべきかそれとも仕込みか、俗に言えばやらせである。
菜の花や 月は東に 日は西に 蕪村
菜の花の 上に飛び出す 長元坊
刀を仕込むのは座頭市の仕込杖、餌を仕込むのは仕込木(ぼく)、朴とつではありますが僕ではない。
菜の花や 万歳三翔 鳥が舞う
仕込が終われば何回も来る、仕込屋さんは撮る暇なし、ご苦労様です。
自然界では何回も撮れない、この不自然さは有り難いと想われている。
天辺で待っていると肩透かしも有る、これも自然である。
飛び出しも・・・
飛びつきも何回もシャッターチャンスがあるので有り難い
これらの撮影に仕込まれたのは、止まり木と止まり木を立てるコンクリートブロック、餌の大きいミルワームなど経費も相当掛かっていると小耳に挟んだ。仕込屋さんお世話になりました!
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