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2013年7月14日 (日)

柏モズ

大きな柏の葉に包まれるように全長20cmのアカモズが鳴く、端午の節句に食べた柏餅ならぬ柏モズである。ここは北海道に訪れた初日にアカモズを撮影した場所である、あれから40日以上も経った帰りに再び訪れた、40日前の囀りの季節とは異なる鳴き声に変わっていた、巣立ち雛に給餌する親鳥の「ギチギチギチ・・・」と警戒の鳴き声になっていた。今年は赤百舌で始まり、6月はいろいろと事件・事故があったが旅路の果ても赤百舌となった。
海岸線の防風林は黒松が多く用いられるが道北や道東の寒冷地などのクロマツが育たない地域ではカラマツやカシワが採用される。ここは道央の風が寒い日本海側の海岸線の防風林ではあるがカシワで構成されていた。カシワは落葉樹だが、秋に葉が枯れても翌年の春に新芽が芽吹くまで葉が落ちることがない。そのため冬季の強風を防ぐ効果を果たす。カシワの青葉・若葉の中に紅葉した樋口一葉が可憐に残っていた。
昔、名古屋に出張すると山本屋の鶏肉(カシワ)の「味噌煮込みうどん」が楽しみであった、鶏肉のことを「カシワ」と呼んでいたがこれは地鶏の羽色が一葉残っていたカシワの葉の紅葉の色に似ていることからこう呼ばれたようである。

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大きなタマゴ形で波状の大きいギザギザがある、カシワの葉に包まれるようにとまる「柏モズ」

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子育て中のアカモズは人が近づくとギチギチギチ・・・と警戒音で鳴くのでアカモズのいる場所がすぐ分かる

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給餌に忙しいが巣立ち雛への警戒も怠らない

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カシワの枯れ葉が一枚残っていた、紅葉しても落ちない防風林に適した柏の木の葉蔭で外敵に見えないようにアカモズの給餌体勢

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給餌用の昆虫をたくさん咥えてアカモズのお帰り、カシワの下で巣立ち雛が待つ

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一度だけ給餌するアカモズ親子を垣間見ることが出来た♪

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カシワの葉の中で巣立ち雛のトリム、カシワの葉のように大きな親の愛に包まれて、無事に成長(成鳥)して、またこの防風林で来年会いましょう!

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紅葉したカシワの一葉と飛び出すアカモズ

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