稚児隼と椋鳥の営巣
北海道上川郡東川町の町役場HPによれば1985年(昭和60年)に「写真の町」誕生を宣言して、毎年定期的に国内外の写真家を顕彰して賞金を授与して いる自治体である。道北の中核都市旭川市の中心部から13km(車で約15分)、旭川空港から7km(車で約8分)の地点にある、北海道のほぼ中央に位置し、東部は山岳地帯で、大規模な森林地域を形成している、北海道の峰といわれる大雪山連峰の最高峰旭岳(2,291m)は、東川
町域に所在する。この東川町で写真甲子園2013 (第20回全国高等学校写真選手権大会)が開催された、高校生が三人一組のチームを組み、組写真で競い合うフォトコンテストが「写真甲子園」である。今年は過去最高522校の初戦応募から選ばれた20校が東川町に集結し熱い戦いを繰り広げ、東川町内をはじめ近郊の大雪山系旭岳の周辺などで撮影した。 8月6日の開会式に始まり、9日のファイナル公開審査までの間、ファインダー越しに青春を賭けて戦い、今年の優勝(北海道知事賞)は関東ブロック代表の埼玉栄高等学校に栄冠が輝いた。以上が写真の町、東川町と「写真甲子園大会」の概要である。
7月8日に訪れた写真の町、東川町の道の駅「ひがしかわ(道草館)」のスタンプをゲットした後に、近くの小学校に今年もチゴハヤブサが営巣している様子であったが高いエゾマツで写真には不向きであった、別の小学校に移動して校庭の赤松に営巣しているムクドリとこの赤松の上部にチゴハヤブサがお気に入りの枝にとまっていた、一石二鳥の諺
通りに一木二鳥の撮影が出来た。上に挿入した写真はこの付近の 道端に咲いていた花である。
チゴハヤブサを撮影中に道端の花の咲いている近くの農家のおじさんが近づいてきて変な相談を受けた。「カッコーが夜中でも鳴いて煩くて眠れないのでカッコーを退治して呉れ!」都会ではカラスのゴミあさりやハトの糞害を聞いたことがあるがカッコーがウルサイとは自然豊かな町で変わった悩み事を聞いてしまったがカッコーを追い掛けて写真を撮る身には、花も実もある粋な答えが見つからない不恰好になった。
チゴハヤブサの営巣木は隣のトドマツにあると地元の人から教わったがこの枝はお気に入りの見張りの場所のようだ
右向いたり左向いたりの見張りのようだ、樹は蝦夷赤松?
チゴハヤブサの眉斑が白くはっきり見えるので♀と思われる
この下の木の股に樹洞があり、ムクドリが子育て中である
飛び出しではなかった
ストレッチ体操であった、このあと暫くして右に飛び出して見えなくなった。
上にチゴハヤブサ、下の幹の股に樹洞があり、ムクドリが営巣中
ヒナの給餌に何回も飛んでくるがヒナの数は一度には二羽しか確認出来ない
二羽のヒナが大きな口を開けて餌を待つ
大きな餌を持って来たが獲物はカエル?大きな昆虫の幼虫?
何回も何回も餌を運んで来るムクドリの給餌であった
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