銀山猿子の雌雄
7月7日七夕の日に知床峠のギンザンマシコのつがいである。朝5時にハイマツ帯が下り斜面となる境界付近に柔らかいピュルピュルピョロピョロリのさえずりとともに現れたギンザンマシコ♂、その後にノゴマの採餌中の姿も見え、ギンザンマシコも近くのハイマツの上にひょっこり姿をあらわした、今日の一枚目は7時半頃に近くに出た♂であるが、直ぐ♀と一緒に並んだ、どうやら前日に巣材を運んでいた♀のようだ。
640+フルサイズのノントリ、この直後に雌が飛んで来た。
七夕の日に♂♀が近くで並んだ!二日目にして珍しい光景に恵まれた
羅臼・クナシリ方面の海を眺望する展望台で撮影する7,8人のカメラマンに取囲まれても人をあまり恐れないギンザンマシコの雌雄であった、雌雄が同じ方向を見るオリェンテーション
手前は♂奥に♀、焦点は♂にして可能な限り絞りを絞るがそれでも♀のピントはあまい
また同じようなオリエンテーション、雌雄の環境順応かそれとも営巣場所の確認か
見つめる方向に90度のずれ、ハイマツの実の方向か宝庫はどこか
三脚の位置を左にずらすと雌雄の見る方向もさらにずれるが離れた訳ではなく雌雄にこれだけの距離があった
トリムしてみたら♀は全身が写るが♂は手前のハイマツがかなり邪魔であった
この後に一番手前のハイマツから若い♂がひょっこり赤ひょうたん
おまけは採餌中のハイマツとノゴマ(トリム)
ギンザンマシコの撮影は三年前までは毎年旭岳第三展望台が定席であったが昨年と今年はここだけの撮影で満足であった。
今年の旭岳は雪が多く3回もロープウェーに乗ったが撮れなかったと散財だけで散々だったと嘆いていた人も来ていた、他の2,3人の話でも鳥運が良い人は一度でも撮れたようだが近くで撮れた人はあまりいなかったと言われていた。ここは霧さえ出なければ無料で撮れる観光地である。早めの8時半に駐車場の斜面にあらわれたエゾシカの親子を撮影して500枚で終了。この後は旭川のチゴハヤブサの撮影に向った。
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