八角鷹の渡り
中秋の名月が満月となった9月19日は長野県白樺峠で朝から夕方までタカの渡りを観察している自分がいた。北の大地から帰浜後10週間ぶりの遠征である。台風一過の快晴が続く日にサシバとハチクマなどが二日連続で2000羽以上が渡った速報を見て18日の夜中に横浜を立ち、19日未明の月明かりの白樺峠に到着し、仮眠後の早朝5時半からつづら折の坂道を休み休み登った、年々登る歩幅が小さく、休む回数も増えるきつい坂道を喘ぎながら登った。タカ見広場から振り返り見た乗鞍岳の眺望が素晴しい日であった。
この日の速報ではサシバ944羽ハチクマ86羽など合計1052羽が渡った快晴の三日目であった。
10時24分頃北の前方から低く飛んで来る一羽のハチクマ
翼端の一部が欠損しているハチクマである
滑翔しながら通過する、蝋膜が黄色いので雌のようである
中間型雌成鳥のハチクマである
ゆっくり羽ばたきながら南下する翼に陽があたり綺麗に見える
目前を通過した時は枠からはみ出す
これが視認から一連最後の一枚となったハチクマ♀の渡りであった。
全てノントリの連続写真から抜粋して掲載。つづら折の坂道を登る早さも遅くなったが写真の整理も遅くなり、この連写した個体だけの手抜き。10週間ぶりの遠征、10日ぶりのブログとなった。
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