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2013年10月

2013年10月31日 (木)

麦と麦蒔

大麦の麦芽を原料とする麦酒は私にとっては一年中の幸福(しあわせ)の飲みものである。正月のお節料理でお屠蘇代わりに新年を祝い、除夜の鐘の音を聴きながら年越し蕎麦を肴に一年の〆も麦酒である。25歳から飲み始めたかなりの晩生(おくて)であるがいまだに春夏秋冬一年中麦酒一辺倒の麦酒党(ビール党)である。今は遠征先でも野鳥撮影後の晩酌ビールを喉に一杯、心に一杯、明日への活力に一杯とビールで心と体を癒している。プレー中に右手首の腱鞘炎を起した2006年からやめているが昔はゴルフプレー後の喉越しのビールが最高であったが現役引退後の頃から酒気帯び運転の規制強化が始まり、ゴルフのアフタービールがノンアルコールに替わり、今では休肝日のビール代わりになっている。忘年会など宴会シーズンが間も無くやって来るが全員でビールで乾杯の後も我一人で終始一貫してお開きまでビールである。麦酒を通じて麦との縁が深い人生をおくっている。
麦の収穫は麦秋(ばくしゅう)といわれる入梅前の6月初旬である、6月に収穫するには今時が麦蒔きの蒔き時、この時期に渡来して来る旅鳥に付いた名が麦蒔である。春秋年2回の渡来、春は新緑の5月、今年も5月のへぐら島でムギマキを観た、紅葉の10月戸隠の蔓柾(ツルマサキ)の赤い種子を採餌に渡来した秋のムギマキの撮影に今年もトライした。
昨日はノントリ編であったが本日は全てトリム編である。

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ツルマサキの種子を見上げるムギマキ♂

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ツルマサキの枝にとまるムギマキ♂、苔の生えた太い樹は蔓柾にへばりつかれた樹木

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ムギマキ♂ ツルマサキの種子で咽喉が膨らんでいます

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灰褐色で喉から胸にかけての橙色も薄いのでムギマキ若のようです

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仕掛けのような首吊りにも見える蔓柾の細い枝に白い眉斑が見えないのでムギマキ♀とおもわれる

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ムギマキ♂の後ろには熟すと4裂し、橙赤色の仮種皮に包まれたツルマサキの種子が顔を出している

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はじめてスッポンポンで撮れた橙色の薄いムギマキ♂若

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ツルマサキの赤い種子を咥え足をつっぱるようにしてとまる橙色の濃いムギマキ成鳥♂

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四裂したツルマサキの赤い種子を見上げながらどの実が旨そうかな?ムギマキ♂

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♂が鳴いている訳ではなくツルマサキの種子を吐き出す寸前

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赤い皮の部分を採食したのか種子をプィッと吐き出す

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これもツルマサキの種子を吐き出す仕草に見える

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灰褐色で目の後方に白斑も見えるのでこれもムギマキ♂若

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頭部からの灰褐色で薄い眉斑も見えるのでムギマキ♂若のようです、枝のように見えるのがツルマサキ、太い樹にへばりつくように巻き付いている蔓性の木が常緑のツルマサキ。

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最後は斜に構えて足をつっぱるムギマキ成鳥♂

撮影日10月27日(日)、翌日28日は撮れずの坊主、三日目の29日に地元の鳥撮り3人組の会話では27日が今年一番のムギマキ4羽の出が良かった日のようです。

麦の後書き、幸福増大に毎日かかせない、定年後のビールは発泡酒となり、さらに第三のビールとなっても至福のひと時である。カメラの点検・修理で年に数回出かけた時の待ち時間に飲む、銀座七丁目ライオンの生ビールが嗜好では至高のビールである(終)

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2013年10月30日 (水)

時期の旅鳥・麦蒔

台風27、28号が通過した直後の日曜日にこの時期の旅鳥のムギマキを撮りに9年目の戸隠森林植物園に出掛けた、昔は比較的楽に撮影出来たがここ2,3年は撮影に苦労するようになった、今年も暗く遠く麦蒔も少なく苦労した。成鳥♂♀と若鳥を黄葉の季節感とフラィングキャッチするツルマサキの赤い実を画面に入れるために640+DXのノントリ編を貼る。

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2013年10月25日 (金)

漁夫歌人に学ぶ紀行

今年の伊良湖・恋路ヶ浜と渥美の森のタカの渡りの五日間は、鷹の渡りが極端に少なく、正直言って遠征をなかったことにしたい気持ちです。伊良湖にある芭蕉の句碑「鷹ひとつ見つけてうれし伊良湖崎」の字面(じづら)通りのようになった。
滞在六日間のうち一日だけは名所旧跡の観光地を回ったので足跡を残しておきたい。「探鳥記」では看板に偽りがあるので伊良湖港に至近の場所であり、フェリーが寄港することにあやかってタイトルに紀行を入れて自分のブログに寄稿する形をとり、カテゴリーは「趣味」の登録としたがおこがましくも紀行としたことは奇行かも知れない。

太陽崇拝の民族、日本人は太陽を敬い親しみ感謝する言葉として最近ではあまり聞かなくなったが「お天道様」と呼んで「お天道様に恥ずかしくない生き方」を心掛けたいたといわれる。日出の石門から朝日が上り、三河湾に夕日が沈む伊良湖村は半農半漁の村といわれたので漁夫であった磯丸も朝日が昇るのを見て拍手をうち、農夫は日が沈むのを見てクワをおろして合掌したであろうと思われる江戸時代の明和元年(1764)~嘉永元年(1848)の生涯に漁夫歌人といわれて村人に敬われていたと記述がある。

伊良湖の貧しい漁師の子として生まれた磯丸は、30才半ば伊良湖明神にあった奉納額の歌を人に詠んでもらい、和歌のリズムに深く感銘し、歌作りに没頭するようになりました。文字を知らない磯丸は30才を過ぎてから読み書きを習いました。現在残されている歌だけでも数万首に及ぶといわれています。中でも商売繁盛、無病息災等を願うまじない歌は数多く歌われ、その内容は人柄そのままに純真無垢な歌です。(椰子の実博物館展示パネルより)

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伊良湖観光の案内図を借用して、漁夫歌人の糟谷磯丸を偲び辿った道の案内、(10)伊良湖神社、(13)磯丸園地、②遊歩道の磯丸句碑③伊良湖崎灯台、この他に①道の駅伊良湖クリスタルポルトに併設されている「やしの実博物館」にも磯丸に関する資料が展示されている。

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磯丸が長年病床の母の回復を願い日参した伊良湖明神(伊良湖神社)ここで参詣人たちが奉納額を見上げて和歌を口ずさむのを聞き、その響きに心を魅かれ歌を詠むようになった。

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伊良湖神社境内にある左、磯丸霊神祠(いそまるれいじんほこら)と右、糟谷磯丸旧里碑(かすやいそまるきゅうりひ)

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磯丸園地にある伊良湖村の旧跡の地

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上の写真の説明文

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磯丸園地の磯丸歌碑
夏ころもきてもみよかしいらご崎
      涼しき浪のよるの月かげ

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磯丸の功績を讃え平成26年には磯丸生誕250年事業の一環で磯丸園地の歌碑の左横に新装された祈願・磯丸願貝。後方のホテルは伊良湖シーパーク&スパ(旧伊良湖ガーデンリゾートホテル&スパ)、伊良湖シーサイドゴルフ倶楽部も隣接している。

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磯丸園地入口近くにある漁夫歌人 糟谷磯丸 説明文、やしの実博物館のパネルよりも詳しく磯丸の功績と人柄が記されている。

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伊良湖灯台と遊歩道の両側の石に嵌め込まれた歌碑の数々

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磯丸歌選の中心部分、家内安全歌 むつましく君もろともに住吉のきしの姫まつ千世も榮えよ

和歌はわからなかったが文字を知らない漁夫が30才過ぎてから文字を学び85歳までの生涯に数万首も和歌を詠んだのは目指している「生涯学習」の目標のひとつになった。

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2013年10月24日 (木)

黄鶲と蝦夷鶲

詩の一節ではないが時の流れに身をまかせて、徒然なるままにブログを書いてネットと交信し、ブログを更新している。今ではこれが習慣や癖のような勢いである。撮影の無い日が続くとこれで気持ちが高ぶり進む、高進ともいえる気分になる、ネットにブログが行進している様はそれだけで生きている証と想っている。
だが何も考えずここまでやってきたが本当にこのままでよいのだろうか、連載を続けていると一度はこのように顧みることもあったが何時の間にか惰性のようになってしまった。見方によっては生活習慣病に似ているような恐ろしい話でもある。

話はかわるが早くも2週間前の撮影となった権現山のキビタキとエゾビタキである。

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キビタキ♂が二羽いる話であったが色の薄い方が来た

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黄色の綺麗な雄は9時までには来なかった、色の薄い方が一度だけ来たが水を飲まずに去って行った。

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陽があたらない色のエゾビタキ

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陽があたった時のエゾビタキ

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エゾビタキがとまる枝にキビタキ♀が飛んで来た・・・誰じゃ?

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キビタキ♀が”あたしよ!”この水場の仕切り屋よ!・・・なんじゃおまえか

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エゾビタキはキビメスから目をそらした、分る気がする。

キビタキ♂はトリム、その他のエゾビタキなどはノントリ。

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2013年10月23日 (水)

渥美の森の百舌

志摩半島・鳥羽行き伊勢湾フェリーと知多半島・師崎行き名鉄フェリーの二航路がある伊良湖港、ここの「道の駅・伊良湖クリスタルポルト」2階に乗船券2261売り場・待合室・土産物店・レストランなどがある。この1階に「やしの実博物館」が併設されている、雨天の日に見物した時に伊良湖独特の風の呼び名のパネルがあった。伊良湖に来てから風向きが悪くタカの渡りが多くなる時期にも関わらず、少ないので興味を持って学習した。東「こち」・南「ませ」・西「まにし」・北「まきた」、渥美の森・展望台では「こち」か「ませ」の毎日であった。タカが飛ぶのは北西「なかにし」の風と言われている。
方位の方言とえば昔(2008年7月)宮古島にリュウキュウアカショウビン・リュウキュウコノハズク・リュウキュウサンコウチョウなど「りゅうきゅう」名が付く鳥を撮りに行った時は、東「アガル」西「イル」南「パイ」北「ニシ」であったがその年10月にルリカケスの島、奄美大島へ遠征に出掛けた時は東「アガリ」西「イリ」南「ヘー」北「ニシ」で沖縄本島の呼び名と同じであった。2011年3月はじめての与那国島では、東「アガリ」西「イリ」南「ハイ」北「ニチ」と沖縄諸島でも微妙な方言の違いがあった。
0980 渥美の森・展望台から眺望した東方面「正確には東北東(こちならい)に近い」、写真手前のサクラの木の前方に建つ風力発電機の風車の向きは「こち」か「こちならい」が多く、更には太平洋・遠州灘からの南「ませ」の日もあり、秋でも蒸し暑い日もあった。因みに北「まきた」は三河湾、西「まにし」に伊良湖岬が見えるのが展望台からの眺望である。
タカが渡る最盛期に鷹が飛ぶといわれる北西「なかにし」の風は10日までの間一度も吹かない天風異変とでもいうような日々であった。

タカの渡りが稀にしか見られなかった渥美の森・展望台では展望台周囲に来る鳥は撮影の機会が貴重な野鳥となった。

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展望台の目の前にある桜の木にモズ♂が飛んで来た

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秋の高鳴きをするわけでもなし

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桜の枝から枝に移動するので餌探しのようだ

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キョロキョロと餌探し

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桜の木の下方に降りてきた

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一度見失うがこんな処でバッタを捕らえたようだ

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「はやにえ」することもなくここで採餌した

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採食した枝の上は淡黄色の花が咲き、この花に来る虫をコサメビタキがフラィングキャッチするのを見掛けた低木である。

      

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2013年10月22日 (火)

恋路ヶ浜の頬白

1100 伊良湖岬灯台から日出(ひい)の石門までの約1kmが恋路ヶ浜である。写真左は岸の日出の石門。太平洋の荒波を受 けて穴が開いた。ここから湾曲する美しい砂浜が「恋路ヶ浜」である。愛の聖地として愛の鐘があるが観光スポットとして命名されたものではなくその昔、高貴な男女の恋の伝説があり、それが名前の由

0740_4 来だといわれている。左中の画面中央に海上に浮かぶ小さくみえる岩が沖の日出の石門。
また恋路ヶ浜は、4つのジャンルの「日本の百選」に選ばれている観光地。砂浜のすぐ近くを0491_2 走るサイクリングロードが「日本の道百選」、この記念碑が恋路ヶ浜駐車場奥にある、白い砂浜は「日本の渚百選」、松林の続く風景が「日本の白砂青松百選」、潮騒の音が「日本の音風景百選」の四つである。伊良湖岬灯台の沖合い約5kmに見えるのは三島由紀夫の小説、「潮騒」の舞台となった神島である、神島灯台にも愛の聖地の表示板があったのを記憶している。用がなくなってから日本全国で目にするのは年寄りの僻みか、近くにいるとカップルからシャッターを♂役目を頼まれる、決まり文句は鐘三つ(NHKのど自慢にあやかって一つでは不合格)鳴らせと言う。

伊良湖岬灯台~日出の石門までの約1kmの白砂と潮騒の恋路ヶ浜、ここの駐車場前の浜辺にハマゴウなどの海浜性の潅木と砂浜に生えるハマエンドウ・ネコノシタなどの草地がある。

 

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留鳥のホオジロが砂地の枯れ枝にいた

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地面を這っていたが今は立ち上がったハマゴウの枝にもとまる、空抜けではない!海抜けである。

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枯れ草の中に

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ハマエンドウの花?とホオジロ

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花の中からホオジロの飛び出し

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ホオジロがこちらに飛んで来るように見えた

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直ぐ近くで枯れ草の中で動く、雌なのか幼鳥なのか分らない

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それとも水浴びしたのか?

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手前からも飛んで来たが近過ぎて全体が入らず、分らずであった枯れ草に同化している

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枯れ草の上に別の個体、ホオジロ一家なのか群れなのか、恋路ヶ浜の海浜草地は野鳥たちにも情け深いのか懐が深いのか楽しませてくれた。

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2013年10月21日 (月)

浜栲と小鳥

島崎藤村の詩ではないが椰子の実が流れ着いた恋路ヶ浜にハマ0151 ゴウ(浜栲、浜香)の群生が昨年と同様にみられた。椰子の実と同じように黒潮の海流に乗って恋路ヶ浜に流れ着いて、ここの日当たりがよさそうな浜辺で定着し自生している。
0070 砂浜では草のように見えるが常緑の小低木で葉はあまり見たことが色で灰緑色をした楕円形で波打っており、向かい合って生える、葉の裏面は白い軟毛に覆われている。砂浜に這って伸びた茎に青紫色の花が一部が咲いていたが大部分は黒っぽい実になっていた。写真右上Photo は恋路ヶ浜の渚から撮影、駐車場前の建物は土産物店や大アサリ定食の看板のある食堂など駐車場の手前にある砂山斜面にハマゴウが群生している。左上の写真はタカの渡りを観察している駐車場の光景、今年は気候変動なのか鷹のコース変更なのか渡りが増える時期に少ないと定点観測の人が嘆いていた(10月5日撮影)。左は青紫色のハマゴウの花、花言葉は”愛の喜び”
昨年はこのハマゴウの木にアリスイも来たが今年は見られなかったがそのかわりに昨年は見なかったセッカが居た。

鷹の渡りが暇なので恋路ヶ浜のハマゴウの木にとまるセッカ・ホオジロ・ノビタキ・スズメなどの小鳥の撮影。

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セッカとハマゴウの実、花期は7-9月、秋~冬に黒い実になる

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折角来たセッカもこの一度切り、セッカにはハマゴウは似合わないようである、やはりこの子は両足を開いてススキ・・・

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留鳥のホオジロはこのハマゴウに定住なのか?

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空中に伸びたハマゴウの枝先にホオジロ

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ノビタキはここから虫とりのフラィング体勢

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台風の潮風で枯れた?ハマゴウの黒い葉とノビタキ

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スズメの群れもハマゴウに来た

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スズメとハマゴウ

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2013年10月20日 (日)

椰子の木と雀のお宿

10月8日に渥美の森から三河湾の最深部にある汐川干潟にオオ1620 ソリハシシギの確認に寄った帰りに田原市の三河湾に面した白谷(しろや)海浜公園に初めて寄り道してみた。春は潮干狩り、夏は海水浴場の浜辺には4,5人の釣り人が散見されるのみであった。この潮騒の浜辺には二種類の椰子の木が植栽されていた。椰子の木のことはよく分らないが左はカナリーヤシ(フェニックス)と思われる三本の椰1590 子の木が芝生の中に立つ、右は葉の形が異なる駐車場の前に一列に並ぶワシントンヤシと思われるノコギリの刃のような木肌が見える。
1690 カナリー椰子の葉の下はクッション状になり、シダ類や雑草などの草木が寄生するように着生植物が生えている。こんな椰子の木に雀のお宿があったのだ。

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カナリー椰子の木とおもわれる葉の下はシダ類などが着生している、そこにスズメがいた

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椰子の木の幹の天辺にもスズメが潜んでいた

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植物が着生しているクッション部分には穴があいてスズメの巣が見える

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スズメのアパートか?いくつもの巣穴が見えスズメが顔を出す

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クッション部分の下の幹にも巣穴のような穴が見え、スズメが穴のような前にたむろしている

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幹のあちらこちらにも巣穴のようなものが見える

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クッション部分につがいだろうか二羽のスズメ

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こちらは巣穴の前の二羽

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着生した草木にとまるスズメ、この木は椰子の下に自生している木と同じである

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クッション部分がないワシントン椰子と思われる幹にもスズメが居た

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ワシントン椰子と思われるノコギリの刃のような樹皮の幹にもスズメが居た、こちらの椰子は住み心地はよくないように見える。

十月八日は「十と八で木の字となる」木の日である、木の日に南国情緒あふれる椰子の木に都会ではあまり見られなくなったスズメのお宿に気付いたのである。

   

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2013年10月19日 (土)

渥美の森の鷹

今年の日本の異常気象は竜巻・猛暑・豪雨と続き、10年に一度の大き0791 な台風26号が関東に襲来して、27年前に火山で「地異」の島が今度は「天変」による土砂災害を蒙った。今年の地球環境は異常気象の天衣無縫ならぬ天威無法(天声人語の創作四字熟語)の感がある。
1511 今月はじめ渥美の森に出掛ける前にタカの渡りで有名な伊良湖崎・恋路ヶ浜の定点観測記録を過去八年間のデータを分析してきたが渡りのピークは例年鈴鹿サーキットでのF1の決勝日がある10月初旬までに終わっていた。今回は過去のデータから10月4日0881 ~10日までの一週間の予定で渥美の森と恋路ヶ浜のタカの渡りの撮影旅に出発したが今年の異常気象はタカの渡りにも影響があった0921 ように感じる。
春先は湘南のシラスが不漁であったがお盆の時期は遠州灘のシラス漁が不漁と聞いていたがこの原因は遠州灘沖の黒潮の蛇行が原因らしい。黒潮の蛇行は海水温による上昇気流など気象の変動にも大きな影響があるようだ。渥美の森はタカの渡り数は恋路ヶ浜の1/3~1/2と聞いていたが近距離の撮影が魅力で今年も期待したが天変なのか温暖化の影響なのかタカの渡りの時期がずれたのか、渡りのルートが変わったのか殆んど空振りの一週間であった。
高々タカであるがされどタカ、タカ見の見物が出来なければ、天候によっては観光に転向するのがいつもの常套、上等な写真は撮れないが観光地に来たら観光は常道である。

一枚目右上の写真は渥美半島・伊良湖岬付近のサイクリングマップ、浜松から遠州灘に沿う国道42号線と三河湾側の豊橋から伊良湖岬へ走る国道259号線に挟まれた保美の信号から左折したほぼ中間に「渥美の森」がある。二枚目左上は伊良湖ビューホテルの下、日出の石門の上、椰子の実記念碑付近から撮影、下に見える駐車場は日出休憩所、片浜十三里の渚、画面左の山の後方に渥美の森が確認される。
右の3枚目は259号線の伊良湖シーサイドゴルフクラブの入口前にある「芭蕉の句碑公園」の「鷹ひとつ 見つけてうれし 伊良湖崎」の芭蕉句碑、4枚目は裏面「この句は、芭蕉が愛弟子の杜国の衝心を慰めようと、貞享4年(1687)冬越人を伴い、保美に杜国を尋ね馬を並べてこの地に清遊したとき詠んだ句である 昭和五十八年三月建立 渥美町」と刻まれている。

10月4日~9日までの渥美の森・展望台は例年になくカメラマンが少なかった、5日(土)は恋路ヶ浜に居たので詳細不明であるが6日(日)は展望台に11人、下に6人であったそれもタカが飛ばないので午前中だけ、午後からは3人のみ、他の日は自分を含めて終日2,3人であった。無風か風向きが東または南であり、6日間にタカが渡ると言われる北西の風は一度もなかった。

芭蕉の句「鷹ひとつ 見つけてうれし 伊良湖崎」が渡りの時期にも関わらず現実となってしまった。夢に見た近距離撮影が幻となった鷹は現(うつつ)では天変の中で僅かに撮影できた遠い鷹をかなりトリミングしたものとなった。

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サシバ幼鳥

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サシバ成鳥♀

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サシバ成鳥♀

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サシバ幼鳥

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ノスリ

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ノスリの旋廻(上と同じ個体)

晴天は6日のみ、朝靄の日、曇り後小雨の日など風向きと天候にも恵まれなかった最終日の9日は午後から強い雨となり、予定を変更して一日早く切り上げて翌10日早朝には権現山サンクチュアリに居た。

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2013年10月17日 (木)

小鮫鶲と蝦夷鶲

伊良湖岬恋路ヶ浜の手前約8kmある渥美の森展望台へ10月初旬に今年も登った。弓道場の上にある駐車場から300m、海抜100mの展望台にカメラ器材を担いで喘ぎ喘ぎ、休み休み携帯の万歩計で約千歩の山登りは今年で3年目であるが昨年よりも辛い想いであった。
昨年と同じように展望台の東面の下にある低木の淡黄色の花に集まる虫を狙ってコサメビタキが待機していた。またこの花の脇にある桜の木にサクラの花が一輪咲いていた、季節はずれのサクラの花が咲く傍にエゾビタキがとまっていた。

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花の上に来る虫を狙ってフライングキャッチする瞬間を待っていたが覗いていたファインダーには以外にも花の下にとまるコサメビタキがいた。

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焦点を下に移動

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焦点を更に下に修正したが動きがある写真は撮り損なった

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桜木の天辺にエゾビタキ、その下にサクラ一輪

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身体を垂直にしてフライングキャッチの体勢

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カメラの方向を見た後に飛ばれてしまった

今年は何か異変が起きたのか渥美半島上空のタカの渡りが少なく、泣かず飛ばず渡らずの日が続いたので小鳥の撮影機会が増えた。

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2013年10月16日 (水)

恋路が浜の野鶲

愛知県田原市伊良湖岬恋路が浜、秋の渡りの野鶲成鳥雄冬羽。タカの渡りで賑わう恋路が浜の駐車場で10月4日夕方5時と10月5日朝8時に撮影。

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恋路が浜の砂浜に生える名も知らぬ潅木にとまるノビタキ雄冬羽

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駐車場からはやや打ち下ろしの撮影となるのでバックは海となる、ノビタキの飛び出し

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全ての写真が青空抜けのように見えますが実は浜抜けとも言えるのか後方は恋路が浜に打ち寄せる潮騒の海の色です。

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10月5日朝8時、潅木とノビタキのボク

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飛び出しの瞬間

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潅木から潅木への飛翔

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カメラ目線

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成鳥雄冬羽の背羽

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潅木の枝にとまるボク

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最後は羽繕い

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2013年10月15日 (火)

水面(みなも)の蝦夷鶲

今年の中秋の名月はタカの渡りで遠征した白樺峠で月の明らかな深夜の9月19日に眺めることができた。後の月といわれる十三夜の月は明後日の17日であるが北上して来る台風26号の影響でみられるかどうか心配である。十五夜を見たら必ず十三夜の月見をしないと「片見月」となり嫌われているそうです。
古来、平安貴族の月見の宴は直接お月さまを見ることはなく、池に舟を浮かべ池面(イケメン)の月や杯に月をうつし、これを愛でたと言われている。
水面の名月を愛でた平安の時代を想い浮かべ、平成の時代に狙ったのは水盤の縁のエゾビタキと水面に映るエゾビタキである。

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水盤の縁で水を飲むエゾビタキ

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手前のボケもエゾビタキ、ピントは水面に映るエゾビタキ、こちらの方が活き活きしている。

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朝七時半の木漏れ日とエゾビタキ

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水面に映る水を飲むエゾビタキの方がキレイかな

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水盤に映るエゾビタキの胸と脇腹の暗褐色の縦斑がクッキリ

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水盤に映る緑と水面の水色が鮮やかである

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秋晴れを背に受けて水面には黒いシルエット

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水浴びのエゾビタキ、水面のエゾビタキが嘴を開く?

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200mmでは水盤の周囲が入る

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最後は水浴びの水面がゆれる

昨日と同じ日に撮影した水面に絡むエゾビタキ

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2013年10月14日 (月)

蝦夷鶲

秋の渡りのエゾビタキ、春と秋に渡来するが秋に多く見掛ける旅鳥である。コサメビタキL13cm・サメビタキL14cm・エゾビタキL15cmの三種は良く似ているがエゾビタキは大きさとはっきりしている黒褐色の胸の縦斑が特徴、コサメビタキとサメビタキよりも尾が長い。

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10月10日の転(テン10)倒(トウ10)予防の日は秋晴れの夏日であった、権現山サンクチュアリで朝6-9時の撮影 。久し振りのブログUPで今朝は何故か普段の調子が出ない。

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2013年10月 6日 (日)

白樺峠の鷹の渡り

速報によれ0290_2 ば今年の渡りのピークは台風18号通過の翌日、9月17日の2523羽のようだ。翌日も2000羽以上渡り、この二日間で4700羽以上が白樺峠を通過したようだ。10月3日までにサシバが1万羽以上、ハチクマも1600羽以上渡ったので白樺峠のタカの渡りの峠は越えたようである。今年も19日~22日までの四日間白樺峠で観察したが渡りの総数はは2600羽強で17日のピーク日と四日間の合計が同程度であった。ツキが落ちたのか、第三のピーク日は9月27日のようであったので今年もピーク日を三回も外す、ドカンと山勘の悪さを露呈した。

写真はタカ見の広場で撮影した白樺峠の後方に聳える乗鞍岳とタカ見の広場の売店横に掲示してあるタカが渡ってくる前方の地名(愛称・通称)と風景の写真。
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9月19日~22日のハチクマとサシバの写真

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タカ見広場の森の上を渡るハチクマ♂

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タカ見広場上空を渡るハチクマ♂

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ハチクマ♀

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白雲の中を渡るハチクマ♂

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タカ見広場上空のタカ柱

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サシバ♂

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サシバ♀

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サシバ幼鳥

4日より出掛けていますので暫くの間ブログを休みます。

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2013年10月 5日 (土)

黄鶲雌

へぐら島の野鳥観察舎の水場でメボソムシクイを撮影中にムシクイとは異なる小鳥がやって来た。

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オリーブ褐色で他の色が見えない地味一色のキビタキ♀

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水場にあらわれたキビタキ♀

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水場の止まり木のキビタキ♀のノントリ

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地味一色

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地味一色とはいえ腹には黄色味がある

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オリーブ褐色の上面

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水場の止まり木に着地の瞬間

上面は黒色で白い斑があり、腹は黄色い鮮やかな雄に比べてキビタキ♀はなんとも地味な野鳥です。

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2013年10月 4日 (金)

目細虫喰

今回のへぐら島への渡航目的はまだ未見のキタヤナギムシクイとモリムシクイであったが不運なのか不注意なのかカメラを壊したので松林のある通路での探鳥を諦めて野鳥観察舎での撮影となった。ここには同じムシクイでも白っぽい二本の翼帯があるメボソムシクイが水場の周囲の枝や止まり木に頻繁に姿をあらわした。

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目前に来たメボソムシクイのノントリ

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水場の止まり木にとまったノントリ

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緑がかった灰褐色に長い白い眉斑のあるメボソムシクイのトリム

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水場の中のメボソムシクイ

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水を飲むメボソムシクイ

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ここでいくら待ってもメボソムシクイ以外のムシクイは現れなかった。

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2013年10月 3日 (木)

眉白雌

白いカジイチゴが咲く2009年5月に舳倉島に渡来中のマミジロ2981_2 雄を撮った記録があ るが今回は9月22日夕方まで白樺峠のタカの渡りを撮影後に出発して23日に舳倉島を日帰りした日に東南アジアに渡去するマミジロ雌を撮影した。挿入した写真は2009年5月のマミジロ雄である、L23cmの大きさで全身がほぼ黒色で白く太い眉があるのがこの鳥の名前である。嘴は黒く足は黄褐色である、この雄と今回撮影した雌と見比べることが出来た。

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へぐら島のほぼ中央にある野鳥観察舎の水場での撮影

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頭からの上面はオリーブ褐色で眉斑・耳羽は白っぽい

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水を飲む、これがノントリの大きさ

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嘴からよだれが落ちるように水を飲むトリム

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ここは撒き餌をしてあるので時々あらわれて採餌している

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採食後にまた水を飲む

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餌がなくなると水場の周囲を探し回る

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マミジロが姿を隠すと前日から来られたご親切なご夫婦の旦那さんが餌のミルワームを撒いてくれた、奥様からは羽咋市に来ているトキの場所を教わったが日帰りの夕方4時半に入港した輪島市からは1時間以上掛かり、陽が落ちての撮影は諦めることになったがこのご夫婦と24日にセグロサバクヒタキの現場で再会した時にトキのお礼のご挨拶をする機会が得られた。またも一人旅に世は情けを知る。

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2013年10月 2日 (水)

背黒砂漠鶲の共生

仕事をしていた頃は得意先及び取引先との共存共栄のビジネスがモットーであった。野鳥に興味を持つようになってからは動植物の共存・共生に学ぶ生涯教育が始まった。共存を一言でいえば、ともに生存・存在している利害関係の無い状況であり、共生とはお互いが協力・共同しているイメージで相互に何かしら関係することである。年とともにこの「共に生きる」共生という言葉が好きになり、心惹かれる言葉となった。座間市の現場でもバトルは見なかったが餌取り競争と思われる光景は見られたので共存とは言えないが時々上空を見上げて猛禽を警戒する共生のような姿があった。ここの畑地で地元の白鶺鴒と遠来の珍客が共生をしているように見えたのは思い過ごしか、今となっては短時間ではあったがたった一度の背黒砂漠鶲観察の一部である。

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棒の上でボーッとしていると頭の上を地元のハクセキレイがダイナミックに飛び去る動の世界

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セグロサバクヒタキに何故か近寄るハクセキレイ、だが両種とも何の干渉もしないが相手を意識はしているように思える静の瞬間

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またもセグロの後ろから近づくハクセキレイ、二種間には何も起きない平和のひとときである

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向き合うような異種の二羽であるがこれ以上はお互いに干渉しない。

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身をすくむようなセグロ、突然飛び上がるハクセキレイ、何が起きたのか?静と動の瞬間

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バッタを咥えるセグロと眺めるハクセキレイ、有と無の光景に変化なし

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横の画像を縦切りした画像、足元を素通りするハクセキレイ、これが上下関係があるとは言えない

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棒上のセグロと横を飛び去るハクセキレイ

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X形の上に止まるセグロと後ろボケのハクセキレイ、二種の関係は共存なのか共生なのかエックスである。

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セグロに近づくハクセキレイではあるがこれ以上は近寄らない排他性の強い競争環境ではなさそうである、両者の餌が豊富に獲れる環境のなせる業か?

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逆光の中、棒の上にとまるセグロサバクヒタキ、背後から飛んで来る万歳のハクセキレイ、何事もなく飛び去る。

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向き合う二羽、これ以上は近寄らない、バトルも起きない、日本での滞在を平和裏に終わった。(このシリーズも秘密裏に終わるメデタシ、メデタシ)

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2013年10月 1日 (火)

背黒砂漠鶲の羽繕い

夜半の白樺峠で中秋の名月を愛でた9月は旧暦の夜長月(よながつき)の略で長月(ながつき)と呼ばれる、月日の流れは早くその長月から八百万(や およろず)の神々が今年は60年に一度の平成の大遷宮となった出雲大社に集まる神無月(かんなづき)の10月となる。昨年の山陰旅行で11月(旧暦の10月)に二拝四拍手一拝の参拝の思い出がある出雲大社は今月は神在月(かみありづき)である。時のうつろいを早く感じる今日この頃。
長月に短い日本滞在?であったセグロサバクヒタキ雌タイプ若と思われる珍鳥の羽繕い(はづくろい)です、旅立ち前にバッタやムカデのような昆虫を日出国(ひいずるくに)
の畑地で腹いっぱい採餌した後の羽繕いの様子。

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足の間から尾羽を上下する様子が見えたノントリ写真

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常に腰を上下に動かす様子のノントリ

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緑を背景にノントリ、肉眼では一見するとノビタキ♀のようだった

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尾羽から分泌される油脂を嘴や足を使って羽に塗ると聞いていたがこの子もそうなのかな?

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足で頭をかくような仕草で頭髪の手入れ?

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尾羽を嘴で挟んで磨くように見える

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途中で尾を立てての目線が合う、この子と恋の始まりか?

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目線をそらされてしまったので思い過ごし

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再び羽繕いを始める

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体のあちこちを嘴で羽繕う

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ハクセキレイが近くに来たので鳴いて挨拶?

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今度は右の翼をストレッチ

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羽繕いの仕上がりはカメラ目線で終わる

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