伊良湖岬灯台から日出(ひい)の石門までの約1kmが恋路ヶ浜である。写真左は岸の日出の石門。太平洋の荒波を受 けて穴が開いた。ここから湾曲する美しい砂浜が「恋路ヶ浜」である。愛の聖地として愛の鐘があるが観光スポットとして命名されたものではなくその昔、高貴な男女の恋の伝説があり、それが名前の由
来だといわれている。左中の画面中央に海上に浮かぶ小さくみえる岩が沖の日出の石門。 また恋路ヶ浜は、4つのジャンルの「日本の百選」に選ばれている観光地。砂浜のすぐ近くを 走るサイクリングロードが「日本の道百選」、この記念碑が恋路ヶ浜駐車場奥にある、白い砂浜は「日本の渚百選」、松林の続く風景が「日本の白砂青松百選」、潮騒の音が「日本の音風景百選」の四つである。伊良湖岬灯台の沖合い約5kmに見えるのは三島由紀夫の小説、「潮騒」の舞台となった神島である、神島灯台にも愛の聖地の表示板があったのを記憶している。用がなくなってから日本全国で目にするのは年寄りの僻みか、近くにいるとカップルからシャッターを♂役目を頼まれる、決まり文句は鐘三つ(NHKのど自慢にあやかって一つでは不合格)鳴らせと言う。
伊良湖岬灯台~日出の石門までの約1kmの白砂と潮騒の恋路ヶ浜、ここの駐車場前の浜辺にハマゴウなどの海浜性の潅木と砂浜に生えるハマエンドウ・ネコノシタなどの草地がある。
留鳥のホオジロが砂地の枯れ枝にいた
地面を這っていたが今は立ち上がったハマゴウの枝にもとまる、空抜けではない!海抜けである。
枯れ草の中に
ハマエンドウの花?とホオジロ

花の中からホオジロの飛び出し
ホオジロがこちらに飛んで来るように見えた
直ぐ近くで枯れ草の中で動く、雌なのか幼鳥なのか分らない
それとも水浴びしたのか?
手前からも飛んで来たが近過ぎて全体が入らず、分らずであった枯れ草に同化している

枯れ草の上に別の個体、ホオジロ一家なのか群れなのか、恋路ヶ浜の海浜草地は野鳥たちにも情け深いのか懐が深いのか楽しませてくれた。
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