浜栲と小鳥
島崎藤村の詩ではないが椰子の実が流れ着いた恋路ヶ浜にハマ ゴウ(浜栲、浜香)の群生が昨年と同様にみられた。椰子の実と同じように黒潮の海流に乗って恋路ヶ浜に流れ着いて、ここの日当たりがよさそうな浜辺で定着し自生している。
砂浜では草のように見えるが常緑の小低木で葉はあまり見たことが色で灰緑色をした楕円形で波打っており、向かい合って生える、葉の裏面は白い軟毛に覆われている。砂浜に這って伸びた茎に青紫色の花が一部が咲いていたが大部分は黒っぽい実になっていた。写真右上
は恋路ヶ浜の渚から撮影、駐車場前の建物は土産物店や大アサリ定食の看板のある食堂など駐車場の手前にある砂山斜面にハマゴウが群生している。左上の写真はタカの渡りを観察している駐車場の光景、今年は気候変動なのか鷹のコース変更なのか渡りが増える時期に少ないと定点観測の人が嘆いていた(10月5日撮影)。左は青紫色のハマゴウの花、花言葉は”愛の喜び”
昨年はこのハマゴウの木にアリスイも来たが今年は見られなかったがそのかわりに昨年は見なかったセッカが居た。
鷹の渡りが暇なので恋路ヶ浜のハマゴウの木にとまるセッカ・ホオジロ・ノビタキ・スズメなどの小鳥の撮影。
セッカとハマゴウの実、花期は7-9月、秋~冬に黒い実になる
折角来たセッカもこの一度切り、セッカにはハマゴウは似合わないようである、やはりこの子は両足を開いてススキ・・・
留鳥のホオジロはこのハマゴウに定住なのか?
空中に伸びたハマゴウの枝先にホオジロ
ノビタキはここから虫とりのフラィング体勢
台風の潮風で枯れた?ハマゴウの黒い葉とノビタキ
スズメの群れもハマゴウに来た
スズメとハマゴウ
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