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2013年10月20日 (日)

椰子の木と雀のお宿

10月8日に渥美の森から三河湾の最深部にある汐川干潟にオオ1620 ソリハシシギの確認に寄った帰りに田原市の三河湾に面した白谷(しろや)海浜公園に初めて寄り道してみた。春は潮干狩り、夏は海水浴場の浜辺には4,5人の釣り人が散見されるのみであった。この潮騒の浜辺には二種類の椰子の木が植栽されていた。椰子の木のことはよく分らないが左はカナリーヤシ(フェニックス)と思われる三本の椰1590 子の木が芝生の中に立つ、右は葉の形が異なる駐車場の前に一列に並ぶワシントンヤシと思われるノコギリの刃のような木肌が見える。
1690 カナリー椰子の葉の下はクッション状になり、シダ類や雑草などの草木が寄生するように着生植物が生えている。こんな椰子の木に雀のお宿があったのだ。

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カナリー椰子の木とおもわれる葉の下はシダ類などが着生している、そこにスズメがいた

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椰子の木の幹の天辺にもスズメが潜んでいた

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植物が着生しているクッション部分には穴があいてスズメの巣が見える

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スズメのアパートか?いくつもの巣穴が見えスズメが顔を出す

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クッション部分の下の幹にも巣穴のような穴が見え、スズメが穴のような前にたむろしている

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幹のあちらこちらにも巣穴のようなものが見える

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クッション部分につがいだろうか二羽のスズメ

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こちらは巣穴の前の二羽

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着生した草木にとまるスズメ、この木は椰子の下に自生している木と同じである

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クッション部分がないワシントン椰子と思われる幹にもスズメが居た

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ワシントン椰子と思われるノコギリの刃のような樹皮の幹にもスズメが居た、こちらの椰子は住み心地はよくないように見える。

十月八日は「十と八で木の字となる」木の日である、木の日に南国情緒あふれる椰子の木に都会ではあまり見られなくなったスズメのお宿に気付いたのである。

   

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