蔓柾食堂の野鳥
戸隠森林公園の林内のいたるところで気根を出して他の樹木をよじ登る常緑蔓性木本(もくほん)植物の蔓柾(つるまさき)の果実は10~11月になると熟して四裂し、径5-6mmの橙赤色、仮種皮を持つ種子が現れると普段は主に昆虫を採餌しているムギマキのような旅鳥やコゲラやコガラなどの留鳥が集う「蔓柾食堂」とか「蔓柾レストラン」とでも呼ぶような野鳥の果実採食の場所となり、色々な小鳥が集う実りの秋の風物詩。
主に昆虫を主食とする旅鳥のムギマキ、ツルマサキの種子もフライングキャッチで採食するムギマキ♀
この時期に一番来店回数が多いのは一番小型のL15cmのキツツキのコゲラさんです。L13cmのムギマキと比較すると大きいが頻繁に来店すると時々カメラマンが見間違いします。
お持ち帰りするコガラさん、採餌したツルマサキの枝から離れた処で採食します
シジュウガラはツルマサキの種子を足で押さえて採食
アカハラはツルマサキで休憩だけで採食をしません、マミチャジナイの採食は見たことがありますがこの日はツルマサキ食堂には来店はありません。
この日はマミチャジナイはコブシの高い木の上で腹だけしか撮れませんでした、ツルマサキよりもコブシの実の方が好きなのかも
蔓柾の隣の木の枝からキバシリが飛び出したが木走がツルマサキ食堂に来店したのを見たことがありません。木走は細長い湾曲した嘴で樹皮の隙間にいる昆虫や蜘蛛などの採餌だけで実りの秋のデザートは採食しないのだろうか。この日はツルマサキ食堂に来店したことがあるゴジュウガラとヤマガラはフォーカス出来なかった。
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