彼岸の珍鳥
彼岸と云えば「暑さ寒さも彼岸まで」の季節の節目。春分と秋分 は、昼と夜の長さがほぼ同じになり、 春分以降は昼が長くなるため寒さが和らぎ、秋分以降は秋の夜長に向かうため涼しくなる。
日本人にとって彼岸と言えば仏壇の掃除とお墓まいりです。 春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を拝む事で彼方の極楽浄土へ往生出来ると信仰されてきた。この春分と秋分の日を中日とし前後7日間がお彼岸の日である。
お彼岸に悲願の珍鳥、昨年秋のお彼岸の中日は9月23日(月)であった。彼岸入りの20日にはタカの渡り撮影で白樺峠のタカ見の広場に居た、翌日の21日にここでお会いした群馬の鳥友から座間市と舳倉島に珍鳥が舞い込んだ情報をいただいたので中日の23日朝に輪島港から舳倉島に渡っていた。現地では県内の鳥友の奥様からも携帯に座間市の珍鳥情報を戴いた。徹夜運転による気の緩みかネジの緩みで担いでいた三脚の雲台からレンズ・カメラが落下して故障、珍鳥も撮れずに日帰りの舳倉島となった。翌24日の朝6時には座間市にいた背黒砂漠鶲を9時まで撮影して帰宅、午後から近所の菩提寺に墓参りに出掛けた。9月24日は秋のお彼岸に父の墓参りに詣で、お彼岸の日に心不全で亡くなった母の祥月命日である。昨年のブログは珍鳥撮影で、舳倉島から日帰りで帰ってきたと書きましたが第一の目的は10年前に亡くなった母の祥月命日の「お墓参り」でした。翌日の25日にセグロサバクヒタキが旅立ちましたので最終日に無事に撮影出来ました。
お彼岸は珍鳥を撮影できた悲願の日でもありました。今年は彼岸入りの前日に珍鳥の撮影でした。昨日は彼岸の中日に一番下の孫を連れて墓参りでした。お寺(曹洞宗・天宗山東林寺)で住職にご挨拶してから住職の奥様から花を二束を買い求め(近所に花屋がないのでお寺で花を販売している)てから本堂のご本尊(十一面観音菩薩)を撮影してからの墓参りでした。墓苑販売中の旗がはためく山門脇のイチョウは横浜市の名木に指定されています。
草が生えてきたので倒木の上に乗らないと全身が撮れない、前傾のせいか木のせいかあるいは気のせいか胸の斑が広がってきたような気がする
おや?何かあるのか居るのかな??
啄ばんでみたら・・・
クチバシの先は泥だらけ、でも採餌後は満足そうな・・・
錯覚なのか、やはり胸の斑が広がったように見える?
山田!円楽の座布団全部取れ!ウタ丸が怒ったような・・・
右のシロハラL25cm、中央のウタツグミL23cm、この二羽は何故か相性が悪い、歌丸と円楽のように
同じツグミ科のシロハラ左がウタツグミを追い払う、白腹と云っても根性はクロハラ、座布団とられた恨みの攻撃?
仲良くしていればシロとウタの素人歌合戦、歌えば歌ツグミの勝ちだが・・・
ウタを追い払った後はシロハラの一羽天下なのか、只のツグミには気の強いウタツグミもこの白腹には白旗である
ウタの小躍り、嘴に餌を咥えて
遠くにスイセンの花ボケ、ボケットしているようなウタツグミ
ヒヨドリが落としたのか小枝ごと落ちた河津桜の花とウタツグミ
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