歌鶫
東日本大震災三年。3・11の追悼式を思いもよらない場所で迎えた。昨日は入場から退出まで二時間も掛かった神奈川税務署二階で確定申告をPCへ入力していた「14時46分」に職員と居合わせた申告者が全員で一分間の祈りが捧げられた。税金の申告の最中に大震災と原発事故の影響で帰れない26万人以上の避難生活を強いられている深刻な状況が存在している。東京五輪の招致は決まっても東北復興への道のりはまだ遠く、承知出来ない。
話は変わるが8日前の3月5日に読売など一般紙の記事に「相模原市緑区の相模川自然の村公園に国内では珍しいウタツグミとみられる鳥が飛来した。4日、市が明らかにした。愛鳥家らが連日集まりカメラや望遠鏡を向けている。」(2014年3月5日 読売新聞)同じ日にネットでも朝日デジタルにこのウタツグミの記事が載っていた。
この日の晩に鳥友から写真が送られてきたので、今年県内に初めての野鳥撮影に出掛けてきたのはそれから二日後の3月7日であった。この日は晴天の7時頃には約40名のCM、11時頃に約70名、4回も通っている鳥友はこれでも少なくなったと云われていた。久し振りの撮影であったのでどちらからも休んでいたブログの理由を聞かれて、コンピュータ将棋に嵌っていたと言い訳をする自分がいた。
歌鶫(ウタツグミ)と云われるので歌が巧いのかと思ったがJR横浜線の大口をあけるだけ、一度も歌は聴けなかった。
エサを見つけると大口をあける?
エサのミミズを啄ばむ様子
見返り美人型だが雄か雌かは不明、図鑑では雌雄同色とある。
陽があたると目が光る、ミミズを探すのか嘴の先に土が付く、地名の漢字、相模に似ているのが相撲、期待の遠藤も土が3つ付く。
獲物を見つけたのか小躍りの様子
獲物のミミズを咥えて・・・
ミミズを飲み込む
そしてまた次の獲物求めて一歩踏み出すウタツグミであった。
図鑑によると1987年に横浜市で初めて記録された珍鳥、27年ぶりに県内の相模原市に二例目である。
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