河津七滝(かわづななだる)
今日のテーマの河津七滝は三年越しで七滝の全てをやっと眺めることが出来るたのである。2011年9月の台風で河津七滝を巡る町道が崩れ、2012年3月の河津桜見物では初景滝の上にある釜滝・エビ滝・蛇滝の三滝と七番目の大滝は観光出来なかったので初景滝・カニ滝・出合滝の三滝だけの見物となった。昨年の4月2日に河津七滝を見物する滝見橋の開通式があったが河津桜の時期はまだ未完成であったので初景滝・カニ滝・出合滝の三滝に大滝を初めて観光したがこれが四滝目であった。大滝を見物するには大滝温泉・天城荘に泊るか、あるいは立ち寄り湯に入らないと2011年9月の台風災害後、大滝は見物出来ないことになっている。天城荘の立ち寄り湯受付、三時間1500円、大滝の水しぶきを浴びながらの川原の温泉に入るには水泳パンツが必要である、タオル・バスローブ(今の時期はバスタオルだけでは寒いので特製のバスローブが必要)・水着セット付きで2000円。今年もまだ2000円を出費しないと大滝は見物出来ないのでパスした。2011年9月以前のように無料で見られるように一日も早い大滝一般見学用の大滝遊歩道の復元工事及び整備保全の完了が望まれるが大滝を敷地15万坪の私有地内に擁する大滝温泉天城荘の意向なのか未だに大滝への通行は出来ない状況である。お花見MAPにも大滝見学は出来ないと印刷されている。
大滝を眼前に仰ぎながら入浴する露天風呂の風景、立ち寄り湯客はタオル・バスローブ・水着のセットで2000円が必要。ここは三年前のロケ地、ヤマザキマリの漫画を阿部 寛と上戸 彩の主演で映画化され、大ヒットした邦画「テルマエ ロマエ」で銭湯ブームを起した露天風呂である。青いバスローブの人の右にあるのは温泉小屋、手前の水着の人がいるのも露天風呂の一つである。(撮影は2013年3月)
踊子歩道案内図の一部
①釜滝 落差22m幅2m 滝壺が釜の底を思わせるそうですが
釜滝を撮影した場所
釜滝への急階段(下からの撮影)
釜滝への吊橋と急階段(上からの撮影)
2013年4月2日に開通式のあった河津踊子滝見橋(片塔式ウェーブ橋)釜滝への吊橋の手前にある。
エビ滝の看板、下に高さ5m幅3mのエビ滝が覗ける。
②エビ滝 滝の流れがエビの尾びれに似ている
③蛇滝 落差3m幅2m 滝の周りの玄武岩(柱状岩)がヘビのウロコに似ている。
④初景滝 落差10m幅7m
「踊り子と私」の像がある記念写真のポイント
⑤カニ滝 落差1m幅1m 周囲の岩がカニの足のように曲がって見える
カニ滝と初景滝の300mの間に歩き姿の「踊子と私」の石像がある。
⑥出合滝 河津川の二つの支流、右の落差2m幅2mの荻入川と左の木谷川の合流点にある二つの滝
⑦大滝 落差30m幅7m(2013年3月撮影)
①~③の釜滝・エビ滝・蛇滝を今年は初めて撮影、④⑤⑥の初景滝・カニ滝・出合滝は三度目の撮影、昨年撮影した⑦大滝の七滝で河津七滝を3年掛かりでやっと制覇した。
通常、「滝」という漢字は「たき」と読むが、河津では「たる」と読み、昔から伝わる民俗語が由来である。ただし、「河津七滝」およびその7つの滝の名称は「だる」と濁った読み方をする。
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