霧の摩周湖
この日は斜里町宇登呂(ウトロ)の道の駅「うとろ・シリエトク(アイヌ語でシリエトクは「大地の突端」「地の果て」を意味する)」を出発してから斜里町「道の駅 しゃり」→清里町札弦「道の駅 パパスランドさっつる」(パパス:スペイン語でジャガイモ)→弟子屈町「道の駅 摩周温泉」の4ヶ所の道の駅を結ぶ約100kmの行程であるが道の駅パパスランドさっつる」の5km先で左折して「さくらの滝」に寄り道してサクラマスの滝登りを観光する予定で6月4日ウトロを早朝に出発したが時間が早いせいか「道の駅しゃり」と「道の駅パパスランドさっつる」は両方とも開館前でスタンプの押印は出来なかった。さくらの滝でも駐車場には車が一台もなく、観光客も当然ゼロ、念のため駐車場から1分の滝に降りていくと誰もいない、サクラマスの遡上までも見られなかった。ここのベストシーズンは6月上旬~8月上旬の午後から夕方と言われるので朝の時間が悪かったのかと反省(6月29日の午後からの再度の訪問時にはサクラマスの滝登りが盛んに行なわれていた)滝の周囲の林道を適当に車をころがして探鳥するも収穫はなかった。この後は391号線を野上峠を越えて弟子屈町方面に向かい、川湯温泉近くから52号線を上り、初めて摩周湖第三展望台の観光をした。ここは無料駐車場があり、人気の少ない静かな処、ウッカリしてカメラを持たずに展望台に登ったのでここからの写真がない。摩周岳と中島(カムイシュ島)の見え方が毎回見ている第一展望台と違い近くに見える。3kmの距離にある第一展望台に向かう。
摩周湖観光は青函トンネルが開業した昭和63年3月、同年3月青函連絡船の終航と廃業の前年8月の一週間の夏休みにマイカーの家族旅行で青森から青函連絡船で函館に渡り、北海道を一周した時に初めて「霧の摩周湖」の27年前の思い出がある。その時は「霧の摩周湖」そのものであった。二年前に孫と来た時もそれ以前の4、5回の摩周湖観光は霧があったのは1回程度でここでは霧がなかった記憶である(最近は知床峠の霧で毎回悩まされる)
今では半世紀前に流行った布施明の「霧の摩周湖」を見たくなった。
第一展望台からの摩周ブルーの中の中島(カムイシュ島)が神秘に見えた、アイヌ語の意味は「神となった老婆」で摩周湖のエクボのような中島には似つかわしくない名である
第一展望台のシマリスの餌場
餌台のヒマワリの種を採餌するシマリス
遠くの正面は斜里岳、右は摩周岳
第一展望台の有料駐車場と近くにある硫黄山とは駐車券が共通なので初めて硫黄山を観光した
硫黄の近くに行こうとしたが白煙に圧倒されて途中で取りやめた
6月4日は100kmの予定が「さくらの滝」の寄り道や探鳥など、摩周湖観光などで約150kmとなった。「道の駅 摩周温泉」は温泉と名がつくが足湯しかないので立ち寄り湯は近くの温泉民宿北の大地などに行かないと温泉に入れない。
コンデジで撮影した第三展望台からの摩周岳と中島の写真が有りましたので追加します(18:50)
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