霧の中の丹頂
三年前の7月、NHKスペシャル「幻の霧・摩周湖・神秘の夏」のTV放送を見たことを思い出す。太平洋三陸沖の暖かい黒潮と冷たい親潮がぶつかって霧が発生すると風に乗って北上し、道東の太平洋沿岸の山地、市街や牧草地、釧路湿原などを白い霧が飲み込みながら、霧の摩周湖に到達する霧の一生の特撮やドキュメントであった。
6月4日摩周湖から霧の北上とは反対に南下して、摩周国道(国道391号)を霧の街、釧路に向かう、途中の釧路市郊外の湿地で丹頂を見つける。
6月4日の夕方、タンチョウはいたが一羽の成鳥以外は林の中か草原に隠れて見当たらず、情報では親子4羽のはずであったので翌日早朝に再訪することにして道の駅摩周温泉に戻ることにした。
6月5日朝4時、車の中からコンデジで撮影した霧に包まれる直前の4羽の丹頂親子、ここは川の蒸気霧なのか霧の流れに切りがない
霧の中のタンチョウ親子
霧の中に幼鳥二羽が微かに見える
湿地の中で餌探しの移動
霧が流れ薄くなると多少は親子の姿が見えやすくなるがまた直ぐに霧が濃くなると丹頂が薄くなる
霧の中で給餌を待つ幼鳥二羽、左の方が大きい
6月1日に撮影したふ化二週間後の釧路市丹頂鶴公園のヒナと比べるとかなり大きく、ふ化後3~4週間くらいか?
早朝4時から撮影開始して30分間、ギリギリまで待ったが霧が晴れない、霧が切れない、この日は5時半に弟子屈の温泉民宿北の大地でクマゲラの撮影に案内して戴くことになっているので早々に撮影地を後にして北の大地に向かった。
この過去ログとは関係ないが過去の人の法要の日、毎年7月30日午後2時から菩提寺の大施餓鬼会の日である、本堂の中に入る人は今年新盆の家族、本堂前に張ったテントの中では本堂での大施餓鬼会法要の様子を42インチのモニターを見る檀信徒さんが集まる、大形の扇風機4台で四隅から風を送るが中に座ると暑い、4,50分くらいの法話の後は20人くらいのお坊さんと住職による4,50分の法要を炎天下のテントの下でモニター見ていた、その後に3時半頃からあいうえお順に卒塔婆を受け取り、墓地に建てる流れであった。我が家では毎年この日に年間の墓地管理費と卒塔婆2枚のお布施を納める日である。
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