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2014年7月29日 (火)

野付半島から知床半島へ

 砂嘴(さし)への思いを馳せて向かったのは根室半島と世界自然遺産の知床半島の中間あたり.ホーツク海に突き出した釣り針のような形の野付半島。半島の北にある海岸から海流によって運ばれてきた砂や石が浅い海に堆積して出来たのが砂の嘴(くちばし)とD0083_m 書いて砂嘴(さし)。野付半島は日本最大の砂嘴の半島である。写真は「はやぶさ」でお馴染みの宇宙航空研究開発機構(JAXA)の野付半島の空撮写真、砂嘴の先端は陸側に曲がることが多く、野付半島も曲がっては伸びることを繰り返してこのような形になったそうです。

220 訪れるたびに見慣れているにも関わらず、野付半島ネイチャーセ224_2 ンター前にある二つの観光表示板が目にとまる。一つはラムサール条約登録地の文字。もう一つは国後島まで16kmの距離とトドワラ(トドマツの立ち枯れ)やナラワラ(ミズナラの立ち枯れ)の奇観・景観が見られる。半島の内湾が野付湾で、干潟にはカニやエビが生息し、湾内にはアマモが繁茂し、これらをエサとする渡り鳥があつまるラムサール条約地となっている。打瀬船による北海シマエビ漁が有名である。

191_2 道東の日の出は早い、3時に起床してホッポーロードからフラワーロードに車を走らせると3時40分には国後(クナシリ)の方角から朝日が昇る。最初に見たのは車の進行方向右にタ196_2 ンチョウのシングルの姿であった。 浅瀬で採食中にタンチョウの先にはオジロワシが佇んでいた144_2

ミズワラとトドワラを過ぎ、フラワーロード起点の駐車場の手前でエゾシカの一家に遭遇する早朝により 他に車が走行していないのでこち200_5 らを見ていたので運転席からの撮影。遠くに龍神崎灯台が画面に入る。 フラワーロードの起点から通行証が必要なダート道に入り、車から降りて朝の逆光の中で龍神崎灯台を撮影する。
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車から撮影したポッコ沼方向と国後方向の北側の海岸はこのような砂礫の流失を防ぐ工事214 が所どころで目立つようになった。近年砂礫の流失が激しくなった対策工事らしい。通行証を使っての撮影もこれと云った野鳥215_2 写真の収穫はなく観光気分でダート道の終点まで行きそこからから引き返してきた、この時期は原生花園の花もまだセンダイハギのみ咲いていた。ダート道の出口、道道950号のフラワーロードの起点で一旦停止して通行止めの鎖を外し、通行許可書の必要なダート道から出てまた鎖を掛けた。

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いろいろな野鳥を托卵相手とするカッコウと托卵を阻止するノビタキとのバトル?が見られた、干潟の遠くで採餌をするハシビロ♂二羽がいた。174 フラワーロードの道路際にとまるオジロワシ、生憎飛び出しはトドワラ方向への後ろ向きでした。早朝から3時間も車をこ ろがして野鳥撮影をしてきたがたいした成果もなく、ネイチャーセンターの開館時間9時前に通行許可書を玄関に挟んで返却して野付半島を後にした。226 

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フラワーロードからホッポーロードに戻り、標津町内のサーモンパークを覗いたがここも開館時間前で池の鮭を記念に撮影した。
246 標津町から海岸沿いの国道335号線を約50km北の羅臼町に向かう、道の駅「知床・らうす」で例によってスタンプを押印してから知床横断道路(国道334号)に入り、冬期は閉鎖されるゲート前には、右に国設の羅臼温泉野営場(キャンプ場)と羅臼岳登山口があり、左手 の羅臼川の辺は熱いことで有名な「熊の湯」がある、ここを通る度に楽しみにしている無料(気持ちの寄付を入れる箱がある)の温泉で一風呂浴びる。朝の漁を終えた地元の漁師が4人が先客であったので「お世話になります」と挨拶してからかぶり湯をして、足を浸けたら物凄く熱い!その中の一人が熱いならとホースの水を入れてくれたのでなんとか我慢をしながら身体を湯に浸かった。257

晴天の知床横断道路のカーブの途中でこれから向かう峠の方向に見える羅臼岳を撮影する。知床峠の駐車場前にある展望台、この時 272_2 期はまだギンザンマシコを撮るカメラマンはいない。展望台側面から綺麗に残雪が目立つ羅臼岳を撮る、正面からは羅臼と国後島が遠望できる展望台である。休日ならば数台の観光バスからガイドに案内された観273 光客が大勢集まる場所である。後日の6月29日にこれらの写真を撮影したコンデジを落とした場所がここの駐車場付近である。風景写真だけを撮り、後日に再度この知床峠での野鳥撮影を楽しみに去ることにした。

ウトロ方面に知床峠を下り、知床五湖に向う、 ここは世界自然遺276 産になってから知床五湖は昔のように地上は自由に歩けない、自由に歩けるのは無料の高架木道だけである、6月3日は真夏日になった猛暑の日に木陰の全くない木道を 歩く、冷たいボトルの水をつかいながら、風景はコンデジ、野鳥用に重たいレンズとカメラを持ちながら、まさかの用意をしながら人通りの少ない全279 長800 の高架 木道の入口(右)を歩き出す、木道の下に熊追いの電流が流れる二本の線がある、木道も曲がりくねって動植物の自然観察の機会を多くとってある。高架木道の終282 点は知床五湖のカンバンがある がここは一湖である、知床連山をバックに観光客のご夫婦の依頼で記念写真を写したお礼に当方の記念写真も撮って戴く、猛暑日なのでこんな格好の姿、すれ違った外人がこの姿を見てグッド・アイデアと言っていたがそれほど296 暑い日であった、落としたカメラのこれがホントの記念写真となった。結局は重たいレンズとカメラは一度も出番がなかった、持っている時はこんなもの、カメラがない時にシャッターチャンスがあるのが何故か多い、皮肉な運命の世の中である。

304_2 フレペの滝に寄る前に岩尾別川の河口に行くことにしたが昔は海岸まで入れたが今は鎖で通行止めになっていた、鮭が遡上する時分になるとこの先に行きたくなる処である

知床横断道路をウトロに降りる途中にある「知床自然センター」からフレペの滝まで林と草原311_2 190 を20~25分歩くと垂直に切り立った約100mの断崖の割れ目から流れ落ちる滝を涙のようにホロホロと落ちるさまを「乙女の涙」の愛称がある。 ここはセグロカモメの営巣地でもある イソヒヨドリ261 が巣材を咥えて崖地にいた、雄にしては胸の青味と腹のレンガ色が薄く見えるのでまだ若鳥か 背羽の青色はイソヒヨドリ262 ♂である 往復50分の重たいレンズとカメラの成果はこんなものでした。6月3日の野付半島・知床半島の暑い日であったが野鳥撮影はサムイ一日であった。この後は道の駅「うとろ・シリエトク」でお決まりのスタンプで一日が無事に終わった。

あとがき 28日にやっと書き終えたブログがPCの不調で消えてしまいガッカリした。暑いのに更に熱くなった、今朝は気をとり直して3時に起床して、写真のリサイズを100kから50kに落とし、枚数を減らして過ぎ去った過去を思い出しながら書き直したが写真の位置を修正するなどの余計な作業を中止して午前8時にセットアップした。

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