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2014年8月27日 (水)

銀鱗躍るさくらの滝

 知床峠を昼過ぎに発ち本年二度目のさくらの滝に向かう。峠を11km走り下り、道の駅「うとろ・シリエトク」を経由して斜里町で344号線から左折して244号に入り、摩周湖斜里線の道道1115線を走り、道の駅「パパスランドさっつる」に向かう。パパスはスペイン語のジャガマイモの意味、特産のジャガイモから名付けられた、清里町には日本初のジャガイモの焼酎工場がある、JR釧網本線札弦駅も近い、知床峠からここまで71km1時間余の走行、道の駅で小休止してここから8km先の「さくらの滝」に向かう。道道摩周湖斜里線を緑町方向へ南に5km行き、さくらの滝の表示板を左折、700m地点を右折し、途中からダートとなる道を2kmくらい進むと右側にさくらの滝の駐車場入口がある。
 斜里岳の麓、深い緑の中、斜里川上流にある高さ約3.7mの水量が豊富で川幅いっぱいに流れ落ちる、さくらの滝がある。清里町の広報によれば毎年約3000匹のサクラマスの遡上を見ることができる。海を渡ったヤマメ(北海道ではヤマベという)が大きく成長してサクラマスとなり、産卵のために川に戻り、滝を登る。滝つぼから銀鱗を躍らせて力強くジャンプする姿に感動する。

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駐車場から1分、滝の縁に降りる前に階段の上から撮影したさくらの滝、ジャンプしたサクラマスが泳いで上る水量があるのが滝の中央付近の水色部分

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サクラマスとは渓流の女王といわれるヤマメが海に下り大きく成長して再び産卵のために川にもどってくる、体長30-70cmのサケ科の仲間

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海に下り大きく成長して再び産卵のために川にもどって上流で産卵後サケと同じように世代交代して一生が終わる

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力強くジャンプしてから泳いで滝を上りきるサクラマスは少ないようです、きっと何回も遡上に挑戦してジャンプするのでしょうか

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二匹が同時にジャンプした3連写の一枚目

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あまり変化がみられない二枚目

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サクラマスの遡上を祈るように写した連写の三枚目、この後は滝の中を泳いで上れるのでしょうか

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3匹が同時にジャンプしたが遡上できたかの水中の確認は難しい

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大きくジャンプしてもなかなか滝を見事にクリアするサクラマスが見えない

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岸の近くで二匹が重なるようにジャンプしたが・・・

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垂直跳びも手前過ぎたのか

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少し桜色がかったのがジャンプ、8・9月にはもっと婚姻色の強いサクラ色になるそうです。20分足らずの時間で数え切れない程のジャンプを見た。(撮影日6月29日午後2時)

午前中は番の銀山猿子、午後は銀色に輝く魚体の桜鱒の観光でした、一生懸命ジャンプする姿に大感動して、でっかいどう、北海道の大自然を満喫。この後はエゾライチョウの撮影に標津町へ移動した。

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