峠の銀山猿子
至難に思われた牧野仙入の撮影が思いがけず簡単に撮れた満足感に浸りながら9時頃には家に用事があると云われる鳥友とここで祝杯をあげる気分でお別れしてオホーツク国道238線の起点、網走市に向けてオホーツク海沿いに南下する。シブノツナイ湖から目的地の知床峠の頂上まで約200km3時間半の行程である。最初の道の駅「愛ランド湧別」と次の「サロマ湖」は既にスタンプは済んでいるので通過点に過ぎないがこの日は朝駆けの3時半の日の出時間ともに撮影していたので「愛ランド湧別」で約1時間朝食・
休憩をする。休憩後のドライブで 網走湖沿いを走りながら昔、寄り道したのを 思い出す。網走市郊外のR39号との交
差点を右折して網走湖に突き出た呼人半島へハンドルを切った。39号線を5,6分走り、勝って知ったる探鳥地、呼人探鳥遊歩道の駐車場で木陰に駐車する、晴天の日照りの強い暑い日であった。長靴に 履き替えて遊歩道入口から100mで湿地の木道に出る、水辺の木道を器材を担いで10分歩いても誰もいない、11時過ぎの時間帯も悪いのか小鳥の鳴き声もあまり聴こえないので湖畔に出る前に引き返した、ここは昔探鳥しながら歩いた片道7kmもある探鳥遊歩道、今は昔の元気と根気がない
ので諦めるのが早い、尤も暫く振りの寄り道が目的であるので成果がなくとも後を引く気がしない。
次に立ち寄ったのが斜里国道と呼ばれる国道244号を斜里町に入り「知床横断道路」と呼ばれる国道 334号との交点でオホーツク海に向かい左折し
て以斜(いくしな)原生花園に向かう。6月5日に来た時は花はなにも咲いていなかったがエゾスカシユリとイネ科の牧草「たぶんオーチャドグラス?(カモガヤ)」
が咲いていた。カモガヤは花粉症には近寄ってならない植物であると思われたので早々に立ち去った。
途中二ヶ所も寄り道したのでこの日は知床峠には間に合わず、道の駅「うとろシリエトク」泊まりとなった。
翌27日早朝4時半には知床峠駐車場にいた。4時台の写真は青味が強かったが5時台にはギンザンマシコに陽があたり赤味が出てきた。
東向きのギンザンマシコ♂、太陽に向かってオッス
枯れ木に赤い華がある
ハイマツの葉陰からひょっこりひょうたん島のように・・・
ダメとはこの事か、西を向くと幹の影が目に入る、昔習った「にしむくさむらい」を思い出す6月は小の月である。
理想的に飛ぶ、夫唱婦随で飛ぶ、婦が目立つと上州名物のかかあ天下と・・・
飛び出しの先に何を見つけたのか・・・
ここでも主役は♂、♀は下にちょこっと・・・
ハイマツの葉に立つ
背羽を見せながらのお食事
やっと♀が主役の出番が来ました、若ボケ?赤ボケは♂
♂も枠に入れようとしたが♂が枠に嵌るのを嫌がりいなくなりました。
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