川秋沙四度目の巣立ち
蝦夷不苦労を撮影中に鳥友から音更で四度目の川秋沙九羽の巣立ち情報(三度目の6月3日の五羽の時は野付半島にいて巣立ちと翌日の川への移動の失敗を知る)が入り、エゾフクロウの撮影を30分そこそこで阿寒町から音更町へ130kmを2時間の移動、早朝の標茶町付近のタンチョウの探鳥、その後の阿寒町のエゾフクロウ、音更町のカワアイサの巣立ちと三ヶ所200km以上を駆け巡る、しかも午前中だけでの移動は北海道ならではの撮影となった。
今回の北の大地の撮影は目的の半分は初めてのカワアイサの巣立ちであると前にも述べたが5月下旬に北海道に入り、最初の一週間を11羽と16羽の巣立ちを撮り、更に6月6日~8日までの三日間を勝手知ったる音更でのカワアイサの撮影の日々となった。
まずは押っ取り刀(現代では刀は持たないので押っ取りカメラかな)で駆けつけた役場前の池
昼前から撮影開始、9羽のヒナは役場前の池にいた。CMは見覚えのある面々が多い、5月の時よりも人は少なくなった。
餌探しの手本を示す親と後に続く9羽のヒナ
9羽のヒナの餌さがし
時々親が先に陸に上がって休憩する、ヒナも真似する
滝のある処にも9羽のヒナをつれて餌とりにくる
滝の前の汚い塵のような浮き草のような藻のある処にも餌探しにくる、これも現実の一部である
そして池の縁で親は休憩の先頭を切り陸にあがる
そしてまた池に入り、採食をする、一羽だけが楽ちんそうに親に乗り移動、だが乗っていると餌は取れない
また滝の下に来て一家の採餌
親の正面顔、カワアイサは巣立ち後は親は一切給餌をしない、ヒナは自給自足の世界に生きなければならない
今度は二羽か三羽のヒナが背中に乗る、午後からは親も乗せるのが慣れてきたのか
滝から戻る、いつもの小さいのが背の上の特等席
親が「おや・・・」と空を見る、猛禽なのかカラスなのか、親が全員集合の合図をかける、給餌はしないが危険は報せる
親の周りにヒナが避難してくる、この親は外敵からヒナを守る本能はあるようだ
また餌取りに一家(池で雄を見たことがない)の移動
16:20分頃また池の縁で9羽を羽の下に隠しての休憩
餌が少ないのか採食のシーンはあまり見られない
午後4時近くになると、池の対岸からヒナがカメランマンの居る池の縁まで餌探しに寄ってくる、餌が少ないのか?
近くに来てもかなり早く泳ぐ、クチバシの先がかわいい、動きが早いのでピントもあまくなる
採食のためにヒナが近くまで餌探しに寄って来た
餌が獲れないのかヒナの目つきまでキツク見える、巣立ちの日は11時30分から16時までFX版900枚とDX版150枚の1050枚を撮影して初日を終わる。今日は写真が多いので普段の100kbを半分の50kbにリサイズしてある。
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