熊啄木鳥の巣立ちⅡ
北見市の山中に拡がる道有林でクマゲラの巣立ちを撮影中、 偶然隣で写真を撮られていた方が森林環境局
道有林課の職員で道有林のマスコットキャラクターはクマゲラと教えていただいた。赤い帽子をかぶった愛くるしいクマゲラを道有林と共存させたいという願いをこめて作成した道有林のアイドルキャラクターのキキタ君。
6月24日のブログは旅の途中で短時間で写真の整理とブログを書いたのであらためて再整理したのが今回のブログである。
親が嘴いっぱいの餌を咥えて、ヒナに見せびらかす、焦らして巣立ちを促す親の知恵を見た。巣立ちのためらいを何十回も繰り返して最後のヒナはなんとか巣立ちの飛び出し、一生に一度の旅立ちの瞬間に間に合った、時に15時53分
一日のうちに三羽の巣立ちも初めてだが一番子は雌雄で懸命に巣立ちを促したが二番子♂と三番子♂は巣立ちの時に親のコーチもリードもなく、カラスなどへの警戒もない中で、自力で巣立って行った野生の世界に生きる厳しさ逞しさを学ぶ一日であった。
撮影ポイントからコンデジで撮影、画面中央3本の白っぽいトドマツの左、左に傾いているのが営巣木、親の給餌は左手の方向から飛翔してくる空間が開けている、手前右の木に雌雄の親がとまり巣立ちの誘いをしていた。
5時34分、全身を乗り出すように餌を欲しがるヒナ♀
6時32分、餌がクチバシの中にあるが給餌をせず、巣立ちを誘う親と餌を欲しがるヒナ♀
ヒナに餌を与えず、巣立ち場所の方向に飛び去る♀親、見送る雛、6時33分
6時34分 目の前の木に巣立ちしたヒナ♀が飛んで来た、巣立ちを誘う親の行動を見ているうちに雛の巣立ちの瞬間を見逃す
7:42 ♂親が飛んで来た
7:43 じらし給餌のはじまり
いっぱいの餌を見せるだけで給餌はしない、焦らしの始まり
7:43 親の嘴いっぱいのエサを懸命に欲しがるヒナ♂
鳴きわめいて怒る♂ヒナ
親の胸を必死で突っつく、エサ チョウダイ!
散々焦らしてクチバシの中に餌を残してしらん顔の親 、うらめし顔の♂ヒナ
そのまま飛び去る♂親
10:26
11:59
12:50 久し振りに親が飛んで来た
じらし給餌だけで飛び去る
12:53 給餌と巣立ちに親が来ない、放置状態の二羽のヒナ
14:40 二番目の巣立ち雛、油断している時に巣立ちした
二番目の二番子の巣立ち雛、親を捜しているのかカメラ目線
14:50 巣立ち後にここに飛んで来て10分後に見えなくなった
15:10 最後の一羽のヒナ 兄弟が巣立ちした方角を見る
15:53 三番子の巣立ち直後
三羽目の巣立ちの飛び出し、この子は一番子二番子のように近くの木にとまらず、目の前の木を旋廻して山奥に飛んで行った、今まで観察したヒナの中で一番飛翔が上手な雛であった。
東北方面へ三泊四日の家族旅行から昨日帰浜したがまだブログの調子が日光の手前でイマイチ。
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