梢の赤百舌
警察手帳は持った事はないが野鳥撮影を始めたころ福島市内の休業中の温泉施設駐車場で不審車両として咎められて警察手帳を見せられたことがある。警察官として身分を証明する警察手帳を見せられての職質であった。阿武隈川の畔、あぶくま親水公園の近く、オオハクチョウやコハクチョウが鳥インフルエンザで餌付け禁止になった年のことである。この近所には山の中にある霊園の隣に福島市小鳥の森・ネイチャーセンターもある。横浜ナンバーが休業中の温泉施設の駐車場でたった一台駐車していたので盗難車の疑い有りとのパトロールカーの不審尋問であった、警察官の要請で免許書を出すとパトカーの無線で免許証の照会をしていたが何事もなく間も無く立ち去った。野鳥撮影を始めてこの10年目、警察手帳を見せられたのはこれが最初にして最後のことであるので記憶に残る出来事であった。
林住期における写真入身分証明書は運転免許証かパスポートである、この他に身分を証明するものに国民健康保険証などがある。昔の記憶では免許証も保険証も現在のサイズよりも大きかったが現在はどれもクレジットカードのサイズに統一されてから財布のカード入れに入るので携帯しやすくなった。
警察手帳の話から自分の備忘録としての手帳の話をする予定が長くなったのでまたの機会にしてタイトルのアカモズに入る。
赤茶色の背と白い腹のコントラストが綺麗な赤百舌(赤鵙)が梢にとまり長い尾羽を上下左右にぐるぐる回すように振りながら採餌や見張りを行なう。アカモズは北海道では減少傾向にあるそうです。
全長20cm、頭から背が赤茶色で腹部は白い、眉班と喉が白く、雌雄では額と眉班の太さが違う、過眼線が黒い、雌雄ほぼ同色である。幹や枝の先を梢という。
花が終わり棘が目立つニセアカシア、和名はハリエンジュ(針槐)にとまる二羽、番なのか親子なのか兄弟なのか、よく見ると左の方が右よりも眉班が狭いように見えるので番の♂(左)♀(右)かも?
今度は巣材を咥えて来たのが♀と思われる
開けた草原のハンノキのような潅木にとまる二羽、上の方が眉班が狭く下の方が広いように見えるので上♂下♀とおもわれる。
柏の枝にとまり餌狙い?
そこからの急な飛び出し
アカシアの梢で羽繕
そして餌の昆虫でも見つけたのか飛び出し
ギチギチギチと警戒の鳴き声で鳴いていたが幼鳥でもいるのか?今年は近くで撮れなかったアカモズであった。
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