ありがとう!北海道
あ 明日に向かって
り 凜とした
が 我を通す
と 鳥の桃源郷
う 嬉しかったぜ!楽しかったぜ!
北海道!!
支笏湖野鳥の森からウトナイ湖に向かう途中の国道276号線を80kmで走行中に対向して来た白バイとすれ違う、バックミラーの中にUターンする白バイを確認して制限速度の60kmに落とす、暫く追走してきたがそのうち諦めてまたUターンして支笏湖方面に走り去ったので10kmオーバー程度にスピードUPした。過去の経験を活かしたドライブで今年は北の大地を43日間約6000キロ走行して貰った年金を罰金で一度も国庫に戻す事はなかった。36号線に入り、いつも寄る北大研究林は7月に入り情報がないのでスルーして、鵡川の道の駅「むかわ四季の館」に目的地を変更した。49番目に予定していた道の駅「サーモンパーク千歳」がリニューアル工事でスタンプが押印出来ないことが判ったので49番目はウトナイ湖から30kmの一番近い道の駅にしたがそれでも往復60kmの寄り道である。鵡川では撮影場所へは向かわず、道の駅ウトナイ湖の最後の宿泊地に戻った。ここが50番目最後のスタンプとなった今年は昨年のスタンプ数を十以上も上回る上がりとなる。スタンプ収集編を忘れないうちに近日更改。
最終日7月4日の撮影地は高齢になっても恒例のウトナイ湖サンクチュアリである。駐車場から木道に入りキタキツネの小径を5分も歩けばタオス池であるが、3年前はここに水飲みに集まる野鳥が十種以上来るのが楽しみであったが昨年も今年も小さな水溜りのようなタオス池は枯れていたのでこれでは好例と言えない。ネイチャーセンターも昔は月曜日が休館日であったが今は平日は休館、土日祝休日しか開館していない時代の流れである。取り合えず(撮り合えず・鳥合えず)とっくにいなくなった(一度も合ったことがない)シマアオジの小径を歩き、合ったのはシマがないアオジだけでしまらない。新調された(昨年までは穴だらけの朽ちた危険な木道)イソシギの木道から湖岸のデッキに出たが水鳥も見えない、湖岸を歩き湖岸の観察小屋までネイチャーセンターから約15分で着く、誰もいない観察小屋の窓を3方を3ヶ所開けてレンズを出したが鳥くんが少ない、草原の観察小屋方面にノゴマとノビタキが小さく見える程度、近くに来たのはカワラヒワのみ、花鳥が少ない中で草原に咲く花に蝶が舞うのが見えた。
午後から苫小牧FT(フェリーターミナル)に向かう途中にカササギを探したが既に営巣場所からは巣立ちしていたので今年はカササギの写真が寂しかった。
43日間のメモなのか備忘録なのか置き忘れ、仕舞い忘れの多い、予備を含めて手帳三冊を持って秘かに書いた忘備録、書きまくると手帳も忙備録になる忙しさ哉(かな)。齢(よわい)を重ねると記憶も弱い、物忘れなのか呆けなのか、加齢とともに佳麗に減退する記憶力。9年間の時空の旅でもある北海道、10年目の新しい記憶も健忘の彼方に、ガキの頃は健坊と呼ばれ今は健爺の野鳥撮影旅、遊び惚けた北の旅路はるかに。ありがとう!北海道。
今もまた 知能の老化 進む哉
書いたメモ ブログに書かず書き忘れ
物忘れ するが晩麦酒 忘れない
メモをしたそれをどこかに 置き忘れ
今日もまた 何か忘れて 生きている
忘れ物 夫婦で探す 呆けの山
物忘れ何回しても自己がある(事故がない)
だからこそ ブログに残す 探鳥記
ボケ川は限りなし生まれ とめどなし
そのせいか最後の写真もピンアマ・ピンボケが多かった気がする。
シマアオジの小径にいたのはアオジだけ
アオジの囀り
センダイムシクイ
十年以上もシマアオジが来なくなったが看板はいまだにシマアオジの小径、なにも知らずに10年前に来た時はこの看板を見てワクワクしたものだったが今は看板に偽りありと思うようになった。
駐車場にある案内板
ネイチャーセンター近くの木道にいつも出てくるいるアカハラ
キタキツネの小径にあるタオス池は今年も枯れていた野鳥の水場はどこに移動したのか?
湖岸の観察小屋から遠くのノゴマ
ノビタキ♀もいた
花も少ない草原でホザキシモツケの花に群がる蝶を見て、三方の観察窓を閉めて野鳥の少ない湖岸の観察小屋を後にした。
ウトナイ湖サンクチュアリを後にして苫小牧FTに向かう途中でカササギを探したが今年はあまり撮れなかった。
不調のPCを故障診断にも出さず、過去ログの完成目指して、約25000枚の写真整理もやっと終わることが出来た。7月5日に帰浜して二ヶ月経つ、フェリーの往復を含めると45日間撮影旅の過去ログもそろそろネタ切れとなって来た。
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ありがとうございます。
5つの「あ」勉強になります。
「あわてな~い あせらな~い 自然に触れてリフレッシュ」はリンクしている「身近な生き物」のOutdoor Lifeさんの素晴しいキャッチフレーズです。野鳥撮影のモットーです。三番目の「あまやかせず」は親が子を、上司が部下を教育する時、それとも台湾時代のTOPとしての心得でしょうか、「あきらめず」「あてにせず」は団塊世代に留まらず、老いも若きも今も昔もいつまでも生涯の合言葉ですね。
投稿: ケン | 2014年9月 5日 (金) 14:32
5つ「ありがとう」、お疲れ様でした。
毎日、ブログを拝見し、北海道の広大さをちょっぴり知ることができました。ありがとうございます。
私の5つの『あ』はあわてず、あせらず、あまやかせず、あきらめず、あてにせず、で過ごした時期がありました。遠い昔の事を思い出しました。
投稿: フーさん | 2014年9月 5日 (金) 11:56
健康法師さん こんばんは
関東から5年前に千歳市へ移住されたとお聞きしていましたが
ウトナイ湖は30分もあれば行ける地元同然のポイントでしたね!最新情報をありがとうございます。
水位が下がるウトナイ湖の水位の影響なのか、雨水の量によるものか、件の池に三日前には水があったとは天変地異のような驚きです。
これからも憧れの北海道での探鳥を堪能願っております。
いつもお世話になり、ありがとうございます。
投稿: ケン | 2014年9月 4日 (木) 21:27
お疲れ様でした、とは言え、もう2ヵ月も経ったのですね。3日ほど前、件の池には水が貯まっていましたが、鳥は全く来ませんでした。どこかにいい場所があるのかもしれませんね。
投稿: 健康法師 | 2014年9月 4日 (木) 17:19