鳥と蝶の鳥蝶天国
鳥は羽で飛び、蝶は翅で飛ぶ、鳥と蝶でもチョウチョウである、漢字では鳥蝶とこんな感じである。9月下旬の標高1600m の白樺峠・タカ見の広場で盛りの過ぎたマツムシソウの残花を吸密していた渡り前の栄養補給していたアサギマダラ♀を観察した。その後
10月初旬には愛知県の南に位置して太平洋(遠州灘沖)には黒潮も流れる気候温暖な伊良湖岬のタカの渡りや恋路ヶ浜などの有名な観光地の近く、渥美半島の標高100mの渥美の森でシロノセンダイグサを吸密していたアサギマダラの♂♀を見た。白
樺峠も渥美半島もどちらもタカの渡りの名所、冬でも温暖な渥美半島はたくさんの草花がみられる蝶々の天国でもある。
鳥と蝶を撮影したのはタカの渡りを撮影した渥美の森展望台、この周囲にある桜の木にとまる野鳥とセンダイグサなどの草花に集まる蝶々である。この標高100mの展望台に上るには伊良湖岬に向かう二本の国道、259号線(田原街道)と
国道42号線(表浜街道)に挟まれるようにある田原市渥美運動公園(アリーナ・柔剣道場・弓道場・野球場・テニスコート・多目的広場などがあ
る)の弓道場前の駐車場から上り始める。登り口には展望台へ300Mの標識がある。この道を上り始めると毬栗(いがぐり)の中身の栗がない殻が落ちている、日の出前の暗闇でこれを踏みつけると「ふあ~」とした感じで気味が悪い。名づけて毬栗坂、この右曲がりが最初の曲がり角、次の左曲がりは二番目の曲がり、曲がった先に柿の葉と柿が落ちていた、ここは名づけて柿の木坂。この突き当たりが三つ目の右曲がり。
4つ目の曲がりは階段状の左曲がりである。
4つ目の曲がりの上には展望台とテニスコートへの距離を表示する標識がある 、それぞれ160Mと150Mである。 この上は5つ目の曲がり角がある。
その上は分かれ道、直進は近道だが急な上り階段が続く、手前の左に曲がれば少し遠回りだが登り坂は右よりも遠いが緩くなる女坂のような感じの6つ目上り坂となる、このあたりでようやく道半ば、足は背中のザックの重みで棒になり、突っ張る感じ、背中にも重く圧し掛かり、喘ぎながら休みながら上るが、肩の三脚も老体には重量過多、時々は肩から下ろして杖代わりだが手首の関節を傷めた古傷には重過ぎるので又肩に戻す。
階段の先に休憩のベンチが見えるのでほっとする、ホットスポット、登る時のベンチマークでもある。七つ目の左曲がりの横でこのベンチで休憩しながら眼下の景色を撮影、まだ夜明け前には伊良湖岬方面に点在する暗闇の中に
幻想的に浮かびあがる電照菊ハウスを撮影することが出来る ポイントでもある。七つ目の先に八つ目の右曲がりのカーブが突き当たりに見える。
八つ目の先に見えるのは九つ目の右曲がりの上りがある。
最後の10ヶ目の曲がりは直角に曲がると展望台への最後の上り坂、途中から左に少しカーブする階段になる、一段一段数えながらゆっくり登る。
逆光の中に展望台が見える、最後の展望台真下の最後の石段まで74段あった、齢と同じ74段である、来年になれば一段増えて75段になっていればこれは階段ではなく怪談である。来年の話をすると鬼が笑うが後期高齢者となればこの階段へ辿り着くには、一段と辛くなると思われる、下り坂の人生でマサカと思うが上り坂の階段が逆に楽になればそれはタカ望みか渥美の怪談話である。写真は10月9日南風(タカが渡る一番の風向きは北西風)と小雨で地元の人が一人も上らない日に10時まで粘り一羽のタカも見ず、バカを見た展望台から下りながら写したコンデジの写真。
10月10日渥美の森展望台の野鳥と蝶々の鳥蝶天国、鳥の羽と蝶の翅(ハネ)の漢字の違いの意味もわからず、鱗粉の綺麗な蝶の翅は雨に濡れたら鳥のように雨覆いがないのでどうなるのかもわからず・・・蝶名もうちょうっと勉強してから書くべきでした。
メジロ
ホオジロ♀
ヒヨドリ
シロノセンダイグサと思われる花を吸蜜、後翅に暗色の性斑が見える浅葱斑(アサギマダラ)♂
アサギマダラ♂ こちら向きなので珍しく裏翅が撮れたが透き通っているので表裏同じでした。鳥との違いを撮り違いました。
アサギマダラ♀海を渡る前の栄養分の補給のようです
ナミアゲハ 漢字では並揚羽、並は普通のアゲハ、ちょうかな
ナミアゲハ 紙ヒコーキのようにヒラヒラ飛んでいた
アオスジアゲハ 青筋を立てるほど珍しくはなかった
アオスジアゲハ
キチョウ そんなに貴重品でもない黄蝶
キチョウ 蝶は色・形・大きさ・模様・産地などから命名のようだが黄蝶にも種類はあるようなので単なる黄蝶でよかったのか?
ヤマトシジミ 地面近くを舞う
ヤマトシジミ
蝶々の種類はよくわかりませんので参考までに一般的に多いと思われる蝶名を入れましたが間違いがあればご教授願えれば幸いです。
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