タカ見の広場の想い出
今年で10回目の白樺峠・タカ見の広場、来年も登れるかどうか先のことがわからない年になった。タカの渡りの想い出はサシバやハチクマの写真以外にコンデジで撮った現場の風景も想い出となっている。
初日の9月19日は白樺峠の夜明け前に到着した駐車場で快晴の朝を迎えたが車のフロントガラスに霜が降りて温度計は2℃の寒い朝であった。後で確認した上の定点観測地点では1℃が記録されていた。明るくなってきた5時40分からタカ見の広場へ上り始めて、30分後タカ見の広場の手前にある 展望広場で霜の降りた草原に咲く花を1枚目に撮影したツリガネニンジンと思われる花の写真です。 マツムシソウもここで最後の花を咲か
せていた、ゴマナのような野花も咲いていた展望広場付近の草木の紅葉も始まり、ススキも咲いていた。
タカ見の広場の白樺林の中から朝日が昇り、草の上に降りた霜が白く見える遊歩道を照らし始めた。
展望広場の後ろを振り返ると長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる乗鞍岳の山々が晴天の空の下にあった。
コンデジを更に望遠にすると乗鞍岳の主峰剣ヶ峰(3026m)右に見える麻利支天岳(2873m)に見えるドームの建物(旧乗鞍コロナ観測所)が白く輝く。
7時頃逆光の中で撮影したタカ見の広場の眺望図
太陽が視界から見えなくなった8時頃のタカ見の広場からの前方の眺望
10時過ぎに地元の小学生が先生に引率されてタカの渡りを見学に来た、売店近くで中村さんの話が中心の郊外授業である。
麦藁帽が欲しくなる陽の強さでおもいっきり陽に焼けた日になった。
暑さに蝶も花に出てくる、イチモンジセセリかな?拡大したので日付の部分が割愛された。
中村さんが小学生への説明に使ったサシバの実物大の写真の切り抜き(小学生が帰った後でカメラマンの一人が記念撮影していた)中村さんの小学生への説明が勉強になると大人達も父兄参観のように聞き入っていた。
こちらも中村さんが小学生に説明したサシバよりも更に大きいハチクマの写真の切り抜きである。
この日は平日の金曜日、大野川小の小学生が1~3年生と4~6年生がそれぞれ6、7人のグループの二班に分かれての校外授業、合わせても14、5人が全生徒の地元の小学校であった。流石に上級生はタカ見の広場を活発に駆け回っていた。
小学生の見学していた午前中はタカはあまり飛ばなかったが帰った午後からは午前中よりも飛ぶ、この日はサシバ約900羽とハチクマ40羽以上の900羽以上のタカが渡った日であった、初日としては満足する数であった。
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