麦蒔雄若
赤い表紙のグルメガイドとしてお馴染みの、フランスのタイヤメーメーカーの「ミシュランガイドブック東京2015」が今年は12月5日に刊行・発売されるらしいが年金生活者となってからは縁がなくなり、昔ほどの興味がなくなったが日本では大都市毎や地域毎にレストランを評価するグルメガイドは世間の話題の一つである。一つ星~三つ星にランク付しているが因みに、三つ星は「そのために旅行する価値がある卓越した料理」、二つ星は「遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理」、一つ星は「そのカテゴリーで特に美味(おい)しい料理」。だそうだ!
野鳥にとっては昆虫の少なくなった実りの秋、野鳥の好きな赤色の木の実に人気があつまる。人には赤い表紙のミシュラングルメガイドがあるが野鳥の木の実、好みの赤い実はどれだろうか?
戸隠で見掛ける赤い実は、ナナカマド・マユミ・コマユミ・ミズキ・ツリバナ・イチイ・ツルマサキなどが見られる。人が食べても甘いイチイ(種は有毒)にはヤマガラ・コガラ・ゴジュウカラなどが採餌と冬に備えた貯食に来る様子を過去に見た。ムギマキの好きなツルマサキには同じ旅鳥のマミチャジナイやツグミ類・留鳥のヒタキ類やキツツキ類など今年もその人気の程を見た。ツルマサキは野鳥の三ツ星レストランといえるだろうが人によっては見知らんと思われる。
野鳥と木の実の関係は野鳥写真家の叶内拓哉氏の著書「野鳥と木の実ハンドブック」文一総合出版が豊富な事例の専門書があるのでそちらをご参考にしてください。
今日は一週間程前に撮影したツルマサキの木の実を好むムギマキであるがCMにはムギマキ♂に人気があるが撮影日はチョット見分けの難しい♀と♂若を撮影した。
朝ぼらけのような寝惚けたような写真にも関わらず朝からムギマキが可愛く撮れました
目の上後方に白斑が見えますので若♂と思われます
青空の下で眉斑がよく見えた♂若
一葉落ちて天下の秋を知る。冬が近づくとパラパラ落ちて誰もが知る枯れ葉が全て落ちるともっと鳥が見易くなります。
その前に紅葉の秋、ムギマキ♂若も楓が赤いうちに南に帰るで
複雑に絡み合いハンノキやハルニレの高木に気根で這い登るツルマサキの枝葉の中で全身が見えるのは稀のこと
眉斑が見えるのでこの子もムギマキ♂若と思われる
「野鳥」カテゴリの記事
- シマエナガの寒中見舞い(2024.01.07)
- ブログの目標・野鳥400種撮影の回顧(2023.11.16)
- 江の島のハヤブサ巣立ち回顧録(2023.09.18)
- 利用可能ディスク容量は残り僅か (2023.09.03)
- 野鳥撮影の最初は公園のカワセミ(2023.08.11)
コメント