箱根の富士山
富士山は2013年6月世界文化遺産に登録されました。当初、富士山は「自然遺産」への登録を目指しておりましたが、富士登山ブームでし尿は垂れ流し、裾野にはゴミが放置されていた環境保全の問題で登録はできなかったようです。昨年6月の「文化遺産」登録までには苦難の歳月があったようです。この富士山の世界文化遺産登録名は「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として国内13番目に登録されました。富士山は日本最高峰として古くから信仰の対象になってきたのと浮世絵など芸術作品の題材として多く採用され、国内だけでなく、西洋の芸術思想にも影響を与えてきた点が評価されたそうです。
因みに14番目は今年6月に登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」です。日本の世界自然遺産は「屋久島」「白神山地」「知床」「小笠原諸島」の4ヶ所。富士山がこの自然遺産の中に入らなかったのも不自然な気もしますが遠見では美しい富士山も登山者によるゴミの山となっていては仕方がないことです。自分が出したゴミは各自が持ち帰る習慣が徹底しない限り、今は登山者から徴収した入山料でアルバイトを雇いゴミ拾いをしているそうです。
風の強い日であった11月13日は野鳥撮影を諦めて箱根神社・箱根関所・恩賜公園湖畔展望館の観光と翌々日の15日に湖尻水門付近で野鳥撮影後に湯河原方面への帰路に芦ノ湖スカイラインを湖尻ゲートから入り、ドライブした際に富士山ビューポイントからの富士山を撮影した。
世界文化遺産富士山は静岡県と山梨県にありますが、静岡県との県境を走る芦ノ湖スカイライン(芦ノ湖は殆ど見えず、見えるのは富士山)の富士山と神奈川県箱根の富士山ビューポイントの写真です。手軽なコンデジとカメラまかせのD7100で撮りました。
最初は11月13日、この日は風が強く、桃源台の箱根ロープウェイも運転休止、芦ノ湖の湖面は波立ち、大型観光船以外の手漕ぎボート・足漕ぎのスワンボート、モーターボートなど小型のボートなどは全て休船していました。
箱根関所の69段の石段を上った遠見番所からの芦ノ湖と富士山、下の建てやは番屋・江戸口御門付近、中央の紅葉は御番所茶屋
江戸期の芦ノ湖は船の通行は禁止であった、遠見番所は芦ノ湖を監視する番屋でもあった、芦ノ湖の観光海賊船と富士山
江戸口御門の御番所茶屋にはカメラ台に置いた自分のカメラでセルフタイマーで富士山を写せるサービスがあった。
箱根町の観光船乗場からの富士山、この日は休業中
箱根関所の杉並木の間からの富士山
恩賜公園・湖畔展望館の二階テラスからの富士山、箱根一番の富士山眺望といわれ、庭で記念撮影の人々が多い処
同じ処からコンデジの望遠撮影
元箱根港からの富士山と観光船
この日は風が強く小船は全て繋留されていた
元箱根港からの富士山と箱根神社の鳥居
11月13日に箱根神社で初穂料の看板を受付で見たが15日は七五三のお祝いの日、遠い昔を思い出した。湖尻口より芦ノ湖スカイラインに入り、湖尻峠を過ぎると右手に富士山が現れた。
芦ノ湖スカイラインからの富士山
三国峠の駐車場
三国峠の世界文化遺産記念と記念撮影
三国峠の世界文化遺産記念とW富士山
三国峠のススキと富士山
杓子峠の富士山、この頃になると雲がかかってきた
レイクビューの植物園にある二つ目の富士山世界文化遺産記念のあるパノラマ展望台では富士山に雲がかかりこれがこの日最後の富士山
パノラマ展望台から13日に撮影してきた箱根関所・湖畔展望館・元箱根・箱根神社方面を一望した芦ノ湖を撮影して終了
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