平均寿命よりも健康寿命
今朝は出掛ける予定がないので朝日のTV版を見ていたら「救心」でワクワクする毎日を。晴れて手にした自由時間で、旅行やスポーツを楽しむ人が増えています。でも、はりきりすぎにはご用心。旅先では普段より長時間歩いたり、名所旧跡の長い階段を上ったりして体に負担がかかりがち・・・以下略、救心製薬の「求心」の宣伝がTV番組欄の目立つところにありました。身に覚えがあることなので思わず見入ってしまいましたが求心はまだ飲んだことはありません。
昨日は厚労省のデータで男性も平均寿命が80歳を越えたことから「人生80年をどのように生きるか」のタイトルのブログでしたが、今日は「平均寿命よりも健康寿命を延ばす」障害のない生涯学習の話です。
Webから引用した「健康寿命」は、健康で支障なく日常の生活を送ることができる期間またはその指標の総称を指す。生活の質(QOL)を重視する考え方に基づき、WHO(世界保健機関)が2000年(平成12年)にこの概念を公表した。平均寿命から介護や病気で寝たきりの期間(自立した生活ができない期間)を引いたものが健康寿命になる。つまり、何歳まで自立して健康に暮らせるかの指標である。例えば80歳まで生きたとして、介護に3年そして入院に3年を要した場合は健康寿命は74歳となる。どんなに平均寿命が延びても、QOLが低ければ、満足のいく生活を送ることができない。したがって、平均寿命よりも健康寿命を延ばすことが重要である。
厚生労働省によると、2010年(平成22年)の健康寿命の平均は男性が70.42歳、女性が73.62歳であった。厚生労働省が具体的な推計値を公表したのはこれが初めてである。今回、厚生労働省が行った健康寿命の推計は、2011~2012 年度厚生労働科学研究(循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業)「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」による算出方法を利用したものである。
2010年(平成22年)の健康寿命を同じ年の平均寿命(男79.64歳、女86.39歳)と比較すると、健康寿命は平均寿命より男性は約9年、女性は約12年短かかった。この期間が、自立して生活できない年数になる。女性は男性に比べこの期間が約3年長かった。これは、女性が骨粗鬆症や認知症といった疾患に罹患しやすいことが理由のひとつとして考えられている。
昨日の男性の平均寿命が80歳を越えたと喜んだがこの厚労省発表の健康寿命で「こてんこてんにやられた」気持ちになった。
今日の写真13日に撮影した箱根関所の近く、芦ノ湖に半島のようにとび出した塔ヶ島にある県立恩賜箱根公園・湖畔展望館で江戸時代から親しまれてきたといわれる古典菊展が開催中であった。明治時代の歴史写真展示の中に江戸時代の独特な細い花弁の肥後菊や華やかな八重の江戸菊などが展示されていた古典のこてん菊のコンデジ写真である。
明治天皇の箱根離宮のあった景観の良い場所にある。
湖畔展望館
湖畔展望館1Fの古典菊展の様子
丘の春
嵯峨45黄
丘のもみじ
勝本黄
多摩のさざなみ
肥赤
江戸絵巻
花守り(左) 瀬田の月(右)
稲田の風雪
多摩の夕焼け
嵯峨の桜
丁子菊九ノ三
D7100の湖畔展望館
湖畔展望館の2Fテラスより撮影、箱根外輪山の向こうに望む富士山の姿が美しく見られます。さすがは「かながわ景勝50選」の地である。13日はワクワクした日となった。
紅葉、富士山、古典菊などの日本の美を堪能して健康寿命を延ばした気がする。
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