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2014年11月 7日 (金)

信州須坂市臥竜公園の大菊花展

 前にも記したが野鳥に嵌る10年前までは現役引退後の余暇に桜を追いかけていた。「さくら名所100選の地」である信州須坂市臥竜公園の桜開花情報を得るために須坂市メールマガジン「信州須坂観光イベント」に登録していたが信州には野鳥撮影で遠征する機会が多いので桜をやめても登録を残しておいた。この当時は会員となっている日本野鳥の会と同じように「日本花の会」の個人会員となり279季刊誌「花の友」を愛読していたのを思い出した。サクラに関するもう一ヶ所のメルマガは青森県弘前市観光協会のメルマガである。弘前公園の桜には深い想い出が残り、オシドリなどの野鳥撮影にも出掛けたところである。ここは日本一のサクラの公園と決めているので野鳥撮影の趣味になっても未練がましくメルマガは登録したままである。さて戸隠に出かける前に届いたメルマガは・・・
★10月25日(土)から臥竜公園で「信州須坂大菊花展」を開催いたします!
10月25日(土)から11月11日(火)まで臥竜公園内特設会場にて、第27回信州須坂大菊花展を開催いたします。
大作り菊や懸崖作りなど、500鉢余りの見事な菊が会場を埋め尽くします。圧倒的な菊庭園やユニークな造形菊も必見です。そして、今年は須坂市制60周年を記念した菊も展示します。
このメルマガを受け取っていたので米子大瀑布を観光した後は特設売店のおばちゃんに信州名物の「野沢菜のおやき」を勧められたので、おやきで腹を満たしてから午後からは同じ市内にある「さくら名所100選の臥竜公園」に一時間程で到着、菊花展会場に駐車してからカメラをぶら下げて人影がまばらな平日の午後、のんびり菊を楽しんだ。

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この看板の下をくぐり池を周回するさくら並木沿いに大菊花展の会場をそぞろ歩く

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最初に即売会場の一鉢500円からの菊を手始めに写す、10月初旬に渥美半島で電照菊を勉強してきたので売店のおじさんにこれは露地栽培かハウス栽培かと尋ねると即売用に間に合わせるためにハウス栽培と答えがあった。付け焼刃も会話の足しになる。

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須坂市市制60周年記念「小菊ミニ花壇」の標示がある。この中に文字があると書いてあったが多分60周年だろうがよく読めなかったがこれが菊花展実行委員会の趣味の手つくり?この後はコンデジと12-24mm+D7100の乱撮り(日付入りがCOOLPIX S9700)撮影順も前後入り乱れている。

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一鉢に三本作り、時代劇の見過ぎか剣客ならば一太刀三人切り

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一鉢に七本作りもある

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見物客が少ないので写真撮影は楽であった

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県外から来た私を迎えた心の懸崖作り、展覧会ではないので圏外はない、米子大瀑布では携帯は圏外であった。

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木作りと名札が付いていたが菊花展なので値札は付いてない、趣味の手作りなので作者の名札が付いていた。

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菊人形展ではないがお地蔵様、これには造形菊の表示があった。

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鶴と亀の造形菊

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盆栽菊の貼り紙があった

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くだもの? 花びらが管のようになっているので管物(くだもの)と呼ばれるお菊さん

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千輪作り、実際は?後ろが見えないので数え切れないが百以上はあるようだ、撮影日は10月27日だが期間中(10/25~11/11)どの日に菊の盛りを予定しているのか聞くのを忘れた

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「巴錦」と呼ばれる葛飾北斎が好んだといわれる古典菊の千輪作り、隣町の小布施に北斎館があるので個展にも出品はどうかな?

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芭蕉の句がここにあった訳ではないが「早く咲け 九日は近し 菊の花」 菊がまだちらほら咲くばかりの千輪作り

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懸崖作り、米子の不動瀧か権現瀧か花の滝が垂れ下がる、育成には場所も必要である。下に夏目漱石の俳句「黄菊白菊 酒中の天地 貧ならず」文豪の俳句は凡人には意味わからず?酒中が焼酎ならば貧だろうと冗談に思う。撮影日より一週間後の11月の3連休に合わせたのか人影はまばら、菊花は斑(まだら)であった。

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頭でっかちの姿から福助人形を連想させるので「福助」の名がついている、作者に女性の名前があり姿を勝手に連想?

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「ダルマ」全体が丸こっくダルマのような形からが名前の由来、福助よりも少し花の下が長いが薬品で丈を低く抑えている。田原市の電照菊は背丈の高い高級菊に育てるために花芽が出ないように電照している、趣味の道楽と商売は真逆ようである。

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最後は庭園作りとある、これが一番大仕掛け

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背景の絵と菊作りの庭園、紅白の手すりに芭蕉の俳句が貼ってあった。「草の戸や 日暮れてくれし 菊の酒」
Webで調べると重陽の節句には菊花酒という酒を飲む風習があった。長寿を祝うものであったという。世間で祝われている菊の節句の酒も隠遁の自分には無関係とあきらめていたところ、思いがけなく日暮れになって一樽届いた。来年の9月9日の重陽の節句(菊の節句)にビールが届けば一句ひねりたい気分である、菊を見ながら俳句の勉強も乙である。

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「この庭園は背景画として臥竜山を配し、手前は臥竜公園の様子あらわしたものです」と赤枠の説明書にある。

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この庭園作りの俳句は「御立ちやるか 御立ちやれ新酒 菊の酒」漱石 結核に冒された子規が、夏目漱石の松山での宿・愚陀仏庵に寄宿して小康を得て、東京に行く時、漱石が送別の句として詠んだものだそうです。「 お立ちやるか お立ちやれ 」 は、松山弁で「 発たれますか。お発ちなさい 」 という意味で、新酒と菊の花を並べ、楽しい雰囲気の句なんだそうです。

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松尾芭蕉の句を中心に菊の展示の下にこのような菊に関する俳句が貼られていたので勉強になった。
昔、結婚披露宴のスピーチで「菊作り 菊見るときは 陰の人」作家の吉川英治さんが詠ったこの句を披露宴で聞いたときに情感が心に響いたことを思い出す。生涯教育の旅は続く、帰りにおぶせ温泉・あけびの湯で旅の疲れを癒して翌日に備えた。

 

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