神奈川県の探鳥地
今年のブログのサブタイトルに「地元神奈川県には探鳥地50選がありますので始めた頃の初心に戻り地元で原点回帰をします。」と の言葉を入れて11ヶ月が経過する前にようやく実現させたのが箱根・野鳥の森での探鳥であった。
この探鳥地も5,6年前は年に1回の探鳥でも、野鳥観察小屋でもベニマシコやジョウビタキ・マヒワなどの冬鳥がそれなりに撮れたがこ の3年間はこの野鳥観察小屋と一周550m約15分の周遊路では探鳥の成果はなかった。原因の一つは野鳥観察小屋の前にある池の周囲に小鳥が水飲みに来るように整備されていたのが荒れ放題のまま、水面が見えていた池のなかに雑草が生い茂り、野鳥が来る気配がなくなったのである。写真右上は野鳥の森・野鳥観察小屋、左は観察舎右にある案内板。
上はビジターセンターで配付しているビジターセンター周辺地図であるがスタッフに野鳥のポイントを質問するとこの地図でポイントを案内してくれる。昨年の今頃は地図の白百合台園地に近接する昭和天皇の御手植えのヒノキの近くで枯れたアザミの種子を採食するマヒワを紹介されて撮影したが今年は(つどいの原っぱ)の水道(水飲み場)近くでベニマシコがスタッフが目撃したと案内されたが二日間の朝駆け夜討ちも空しく一度も見掛けることはなかった。餌になる草木も見当たらないので、どうやら通過の時の目撃らしい。
野鳥観察舎の観察窓から覗いた池縁の石にいたジョウビタキ♀
ジョウビタキ♀の飛び出し
枝の上のジョウビタキ♀
野鳥観察舎の前に来たエナガの群れ
池の上の枝にとまったエナガ
今年はこの野鳥の森・野鳥観察舎から撮れたのは上のジョウビタキ♀とエナガだけでした。
神奈川県探鳥地50選として数々の恩恵を受けてきたこの野鳥観察舎はこの3,4年は落胆の日々を迎える寂しい観察舎(観察者)となりました。恩恵と落胆の観察舎となった。
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