赤嘴羽白の趾と蹼
先週末撮影した赤嘴羽白のブログが続くので赤恥歯白(あかっぱちはじろ)言われそうです。水鳥の趾と蹼も難読漢字ですね!最初は読めないので恥をかきましたが読めないと赤恥で思い出すのは七年前の駆け出しの頃、水鳥の趾(あしゆび)の蹼足(ぼくそく)と弁足(べんそく)の違いを知らなくてこのブログでアカハシハジロでした。それよりも野鳥の先達のご親切な皆さんに蹼足と弁足の違いを学習させていただた感謝の気持ちを想い出します。
これはその時の写真。当時は洋弓でカモに矢を射るイタヅラがあり、矢を射抜かれたカモが健気にも生きていて「矢鴨」が世間の話題になっていたので、谷中湖でカンムリカイツブリを撮影した時に、いつまでも湖面に浮いているカンムリカイツブリの尻に矢が刺さっているように見えたので「矢冠カイツブリ」と早トチリした。カンムリカイツブリをはじめ、カイツブリの仲間の足は少し変わっていて、足の指と指との間に蹼(みずかき)があるのではなく、指が幅広く平たくなっており、指の一本一本に蹼がついているような形態になっている。すなわち指はつけ根でつながっているのみで、指どうしは分かれて遠目にはこれが矢羽と勘違い。指どうしが先の方まで蹼(みずかき)でつながっているカモ類などの足とは異なり、このような形の足を弁足(べんそく)と呼びます。
以下はウィキペディアの「趾(あしゆび)」から出典した蹼足(ぼくそく)と弁足の違いです。
水面あるいは水中で推進力を得るために、趾(あしゆび)に蹼(みずかき)もしくは葉状のひれがあるものが多い。前者を蹼足(ぼくそく)、後者を弁足(べんそく)と呼ぶ。
蹼足(ぼくそく、英:palmate)第1趾を除く3本の趾に蹼があるもの。標準蹼(ひょうじゅんぼく)。カモ目、ミズナギドリ目、ペンギン目、アビ目、フラミンゴ目、カモメ科、
弁足(べんそく、英:lobate)カイツブリ目、オオバン属、ヒレアシ科、ヒレアシシギ科。以下略
今日はアカハシハジロの趾(あしゆび)にある蹼(みずかき)である蹼足(ぼくそく)を一週間前の写真から見つけました。
ボートのオールのような推進力が蹼(みずかき)である
これは羽と足と趾をストレッチした時に標準の蹼足(ぼくそく)がみえた、3本の趾にある二枚の蹼
頸を掻いたような・・・
頭を掻いたような・・・
僕が僕の蹼(みずかき)の蹼足を掻くのか・・・
ようやく嘴が短い脚にとどいた感じ
股ではない!又頭を掻くのだ!
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