新春の恒例、放鷹術の実演
新春の空に鷹が舞う、諏訪流放鷹術の実演
1992(平成4年)から毎年恒例の第23回目となる、将軍家の御鷹場(おたかば)であった浜離宮恩賜庭園で、鷹匠の伝統ある鷹狩の技「放鷹術:ほうようじゅつ」の実演が正月2日、3日に行われます。昨日の二日に二年ぶりに観覧してきました諏訪流放鷹術です。朝7時に家を出て新横浜発7:16で東神奈川に到着、大宮行きに乗り換えて新橋駅から徒歩約15分で浜離宮庭園大手門口に到着したのが8時30分頃、鷹撮りに来た先着は4名(妙齢の女性二人を含む)の5番目に並ぶも新年初開門は9時。30分後に初開門、一般300円・65歳以上150円、窓口にSuicaも使えるとあるのでスイカを通し150円で通過、初めてこの浜離宮で放鷹術を見物した2009年(第17回)頃に比べると見物席のイスも2倍位に増えていた、数年前から始まった合気道の畳の正面にあるイスに持って来た座布団で席を確保したのはまだ9時である。あっという間に一番前の席は鷹撮りを目的に来た人で埋まる。放鷹術の開始まであと2時間どう過すか、この庭園は旧御鷹場であり、現バードウオッチング場でもあるので200-400レンズにD7100をセットして庭園内を探鳥するも鷹狩のタカが来るのを予知したのか、あるいは野鳥も正月休みで姿見せずで成果はなにもなし、だが野外卓広場で羽根つき・独楽まわし・竹馬・ケン玉・輪投げ・ベーゴマなどを楽しむ子供達に大人も混じり遊んでいた。樽の上にシートを張ったベーゴマ床が3つあり、ここで子供がベーゴマを床の上で廻すのに苦心しているようだった、65年ぶりにガキ大将の頃遊んだベーゴマの「川上」を手にとり、太いタコ糸にコブを二つ作ったヒモに巻きつけて廻して見た、1,2度目は床に入らずOBであった、3度目に昔とった杵柄で見事に回り、探鳥の不満を含めて溜飲を下げる。11時前に見物席は満員であり、二時間前に確保した自分の席に付く。
午前11時 鷹師と鷹匠・鷹匠捕・鷹匠見習の挨拶、開始前の合気道の実演に使用した畳が目の前にある
司会者も若い女性鷹匠の門下生
据え(水平に保った拳の上に鷹を安定して止まらせておく)の状態で鷹匠たちが輪になってゆっくり回る、鷹を会場の雰囲気に慣らす輪周り、先頭は田籠鷹師、二番目三番目は女性の鷹匠、4番目男性の鷹匠捕、5番目6番目女性の鷹匠捕と手明
二番目から6番目の鷹匠と鷹匠捕
女性が胸を張りながら廻る中で下を向きながら廻る男性の鷹匠捕
田籠鷹師の挨拶
二番目を廻る女性鷹匠とオオタカの巴(ともえ)
三番目を廻る女性鷹匠とハリスホーク(腿赤鵟:ももあかのすり)の「のあけ」
4番目は鷹は目隠し、唯一の男性鷹匠捕は下向きながら女性の鷹匠が多くなり肩身がせまいのか
4番目の女性鷹匠補とハリスホーク(ももあかのすり)
しんがりは女性鷹匠を目指す若い十代の女の子とオオタカ若
二日は家で楽なTVの箱根大学駅伝を見るか、それとも外出して浜離宮の鷹をみるか、迷いましたが放鷹術の方を選び、久し振りに17000歩も歩いて夕方5時に帰宅、食事後は疲れて寝てしまい、3日の今朝は7時から箱根駅伝を見ながらのブログ作成でしたが時間が掛かりましたので、この後の放鷹術の実演の様子は明日にします。
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