観客による鷹の振替え
北米などからの輸入している鷹、ハリスホークの名で知られるモモアカノスリ(腿赤鵟)は人に慣れやすく訓練もしやすいので鷹狩りによくもちいられている。このハリスホークによる「振り替え」を観客の中から希望者3名を募り、鷹匠の指導で実演が行なわれる。二人の大人の次に3番目実演した女の子の振り替えの様子である。振り替えは(鷹匠の拳から別の人の拳へと、鷹を飛び移らせる術)
子供の鷹匠?ではなく、観客の中からの希望者です、2日の午前中は3人のうち、大人の男女二人の後にトリとして登場した女の子、手助けする鷹匠捕から振替えで飛んで来るハリスホークを待ち受ける場面です
ハリスホーク(モモイロノスリ)が飛んで来ましたが・・・
ところが、何故かハリスホークは拳にとまらず、通過して観客席後方の木に行ってしまいました
立ち見の観客席方向へ飛び去るハリスホークを見送る田籠鷹師
戻って来たハリスホークで田籠鷹師からハリスホークを振替えで飛ばす要領を教わっている女の子
振替えの飛ばす直前
女の子の拳からハリスホークの飛び出し
地を這うように飛ぶハリスホーク
無事に待ち受ける鷹匠へ振替えで観客参加の実演は終了
一日一回のハイライトの電通ビル屋上からの放鷹
持参した双眼鏡で覗くと屋上で実演しているのは女性の大塚紀子鷹匠が放鷹の瞬間です
飛び立ったアカオノスリは下で待ち構える振り鳩のところへは降りて来ず、飛んでいる地鳩に興味を持ったのか、浜離宮の森の上空へ飛んで行き、戻ってきません(午後2時からの放鷹術実演の開始時間にも戻らず)
獲物を捕える実演に急遽、振り鳩によるオオタカで行なわれました、女性鷹匠の稲田早苗鷹匠とオオタカの巴
この振り鳩の様子です(最初にオオタカ若が戻らない時の写真)
あっという間に振り鳩の鳩を捕えました
振り鳩の紐も見えます、鷹匠が来るまで獲物の鳩を押さえたままです
鳩を無傷で放した後にご褒美に鷹匠から鳩肉を貰います
無事獲物を捕えて実演終了後の女性鷹匠の稲田早苗さんの笑顔と巴の写真で午前の部は終了しました。
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