初見の放鷹術・赤尾鵟
私の年賀のご挨拶です、正月の松飾を飾っておく期間も今日までです、この年賀状も出してない方からの賀状の返信に元旦からも投函していましたがまだ消費期限はありますが賞味期限切れで今日でお役御免です。写真は長野県中野市で撮影したハヤブサ雌雄の空中餌渡しの瞬間です。
小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したHーⅡAロケット26号機は 2度の天候不順で打ち上げが延期されたが昨年12月3日13時22分04秒に種子島宇宙センターから打ち上げれた。この中継を見た瞬間から今年の年賀状はハヤブサと決めたのである。再掲した写真の出所は愛読し
ているデジタル朝日からである。地元神奈川の江の島でハヤブサを撮影したのは10年前のことであったがその後毎年好きなハヤブサを日本のどこかで撮影している。五年後の東京五輪の後、年末に小惑星からのお土産を持っての帰還が楽しみであるが2020年は我も略字で八と十の組み合わせの傘寿(さんじゅ)の祝いの年であり、願わくばそれまで健康寿命で浮世を憚(はばか)りたいたいものである。
今日は七草粥の日でもあり、「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」と暗記した七草は、早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれそこで、無病息災を祈って七草粥を食べる江戸時代からの習慣。正月疲れが出はじめた胃腸の回復にはちょうどよい食べもの。あっさりと仕上げたお粥は、少し濃い味のおせち料理がつづいたあとなので、今晩はとても新鮮な味わいになると思います。
さて、今日のタイトルは正月2日浜離宮の放鷹術の実演の続きである。例年2日と3日とも午前11時と午後2時の二回の実演があるが2日の午前の部でハイライトの電通ビル屋上からのアカオノスリの初めての放鷹は内掘庭園の会場に降りて来ず、どこかに飛んで行き、観客の期待に応えてくれなかった。そのアカオノスリが内掘庭園隣の庚申堂鴨場の木に戻ってきたが鷹匠の呼びかけにも関わらず拳に戻らず、必死になって手元に戻るように呼びかける様子を垣間見たがこれが輸入種を調教したアカオノスリの初見であった。
庚申堂鴨場近くの中央の木にとまるアカオノスリと呼びかける鷹匠達
和名の赤尾鵟(アカオノスリ)は英名のRed-tailed Hawk の直訳
女性鷹匠補がオキナワにつけた鳩で誘うが効果なく、鷹は降下せず、木の上で硬化するばかり
長(おさ)である田籠鷹師も応援に来たがそれでも降りてこない、
アカオノスリの分布は北米大陸L50-55cm、食性は肉食性で、鳥類、小型哺乳類、爬虫類、両生類等を捕食する。上空を旋回したり、見通しのいい高所に止まりながら獲物を探す。(出典Weblio辞書)
午後2時前に鷹師は午後の開演の準備で内掘庭園の会場に戻られる
鷹匠の方を見ているアカオノスリ、尾が短く見えるが赤茶色が見えない
声を掛けながら餌の鳩肉で鷹匠補が誘うが・・・
アカオノスリは鷹匠の手元には戻らず、右往左往する鷹匠達のタカ見の見物 を決めこむ?この後は午後の実演終了後の3時過ぎまでこの木にとまっていた。
アカオノスリの名前の由来である表面の赤尾が撮れない!裏面の白ぽっい部分ばかり、まだ素人の域、ため息が出る。
その後はカラスの群れにここから追い出されて飛び出し、鷹匠達がまた飛び去った方向へ捜索を開始したが午後3時10分にはお楽しみ広場で行なっている羽根つき・独楽やベーゴマなどの子供の遊びを見に行った。
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