一鳥一絵の浜雲雀
水の流れと人生は二度と元には戻らない。敗戦後5歳の12月に満州から引揚げてきた。その後に入学したのは烏山小学校である。学校の長い廊下を走って、先生に叱られた。”廊下は静かに!”あれから七十年。今は人生の老化を歩んでいる。”老化は静かに!”時のうつろいとともに刻んでいる”老化がヒタヒタと迫る”世界一の速さで高齢化の波が押し寄せる日本の中で。加齢の流れは早いもので、今年から後期高齢者となる。あれから七十年。今は一日一日の時の流れが早く感じる、体のうつろいを感じる”老化の時感”。心のうつろいを感じる”老化の時感”心身のうつろいを感じる”老化の時感”。
時感とは何だろうか。時間は楽しい時は針が進むのが早く感じるし、辛い時は長く感じる。加齢の時感は辛いものである。
「時感」は時計の針のように一定ではない、人により、男女の性別のより、年代により時感は差異があり、意識のズレがある。
シチズン時計の現代人の”時感”意識調査では20代30代40代50代の各世代男女各50人をランダム抽出、合計400人のネット調査では「未明」「早朝」「昼下がり」「真夜中」に関する”時感”のアンケート結果の一例を参考までに。
「未明」とは1時53分から4時07分までという結果でした。(各質問も始まりの時間、終わりの時間の各平均値)
「未明」は広辞苑によると「夜がまだすっきり明けきらないとき」です。調査時期(10月12日~14日)の日の出は、東京で5時45分でしたので、辞書の意味よりかなり早い時間帯を未明と捉えています。一方、報道機関や気象庁は0時~3時を「未明」としていますが、調査結果はこちらともズレがあります。年代別では、始まりの時間が20代は1時30分であるのに対し、50代は2時14分で44分の開きがあります。
広辞苑では「早朝」は「あさはやいうち」とあります。
4時37分から6時15分までの2時間弱程度を「早朝」と感じる人が多いようです。女性と20代が若干「早朝」感覚が早いようです。
12時35分から14時12分までが「昼下がり」の感覚でした。広辞苑では「正午を少し過ぎた頃。午後2時頃」とあり、ほぼ同じ“時感”のようです
広辞苑では「夜のもっともふけた時。深夜」とありますが、23時37分から2時04分までを「真夜中」と感じるようです。
調査の一部をネットから抜粋しましたが60代以上は何故か調査対象ではなかったが自分の時感とやはりズレがありましたが読者の皆さんは如何でしょうか。鳥撮りを謳歌していた頃は夜討ち朝駆けは当たり前でしたので、目的意識により時感も差異があります。直近は時感にも冴えがなくなりました。
四季のうつろい、季節の流れ、自然の気配を感じるのも「時感」である。時感は感性でも異なります。
”時感”を老化とともに走っている”。廊下を走って先生に叱られたが老化を走っていたら、先日後期高齢者医療被保険者証が追い掛けて来た、来月の誕生日から有効らしい。自分の保険者もうつろう、会社の健康保険組合から退職後に国民健康保険は横浜市に移る、今回は神奈川県後期高齢者医療広域連合という長たらしい名前の組織に移ろうとしている。今まで淡いピンク色のカード大の保険者証と黄色の国民健康保険高齢者受給者証の二枚から青の一枚に変更になった。診察券と同じ大きさのカード大からカード二枚分の大きさになり、携帯には不便な大きさとなった。この大きさが失くさないから便利と書いてあったが携帯には不便な大きさである、これでは二つに折り畳んで所持しなければならない不便極まる大きさである。
人生は長いようで短いもの、このように思うと時感の中にも「一期一会」という言葉も大事にしなければならない。人との出会いも真剣にならなければならないと思います。
野鳥を始めた頃に今となっては一期一絵の野鳥に出会いましたが駆け出しのせいもあってか、一生懸命に追い掛けて撮影するベテランらしき人達と比較して真剣さが足らず、いつも後追いになり、移動の早い浜雲雀のピントが甘い写真の山が出来ました。
今となっては一期一会の、一生に一度の出会いとなった「一期一絵」の浜雲雀です。ブログを始める前の「一鳥一絵」のハマヒバリの写真です。私にとっては珍鳥の部類でした。
ハマヒバリが残雪が残る畑地にいました2006年2月25日撮影、撮影地長野県南牧村
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