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2015年4月

2015年4月30日 (木)

黄毛鷺(アマサギ)と琉球葭五位(リュウキュウヨシゴイ)

  趣味のカテゴリーで時々このブログに載せている旅行記を書く時が近づいてきたがまだ石垣の野鳥写真が残っている。今日は八重山諸島の中心地の石垣島、自然が美しく長閑な田園風景の野鳥です。

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牛にたかるハエなどを採餌しているのか成鳥夏羽のアマサギ

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牛さんも座っている、アマサギも休んでいる気配

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隣の牛にも別のアマサギ

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関東では田植えはこれから準備するが南国は早い、田植えが終わった水田にセイタカシギが9羽、皆同じ方向を向いている。人間ならば新年度が始まり4月からの新入生や新入社員のオリエンテーションの時期、新しい環境に適応するための教育や研修会の風景である。

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左には田植えの済んだ田んぼのあるあぜ道、石垣はこれでも畦道、自然が豊かである、その畦道にリュウキュウヨシゴイ♂の擬態(遠くのトリム)

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遠いのに首を伸ばして、喉から腹部にかけて一本の褐色の縦斑を見せながら水草の中でも擬態サービスの続き、これでも隠れているつもりかな。

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この後は赤褐色の背を見せながら右の土手の上に隠れて見えずでした。

これで13日午後からガイドさんと撮影した石垣島と17日早朝1・5時間の沖縄やんばるの野鳥撮影編は終了します。明日以降はカテゴリーを趣味としている旅行記です。カレンダーの日にちか、タイトルをクリックしてご覧いただけます。写真も全てクリックすると拡大します。

 

 

2015年4月28日 (火)

カンムリワシと呼ばれた元世界王者

今回の石垣は観光目的であり、鳥撮り目的ではなかったが、石垣島と西表島などに棲息する国の天然記念物のカンムリワシを最初に 

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見たのは2008年3月、石垣島の隣にある西表島であった。

世界王座を13回防衛した世界チャンピョン。 西表島と向い合う石垣島で生まれ育った具志堅用高さん。世界タイトルを獲得した後、「ワンヤ、カンムリワシニナイン(自分はカンムリワシになりたい)」  
と言った言葉が、一躍有名になった。鋭い目つきで、非常なまでに相手を打ちのめす切れのいい攻めは、まさにカンムリワシの異名にふさわしかった。2013年12月に石垣港離島ターミナルに設置されたブロンズ像と記念写真を撮った。昨年12月に国際ボクシング殿堂入りが決定され、記念のタスキが追加された記念碑を入れて、安栄観光の竹富島観光ツアー(グラスボートでサンゴ礁の海底遊覧、マイクロバスで星の砂・カイジハマなどの島内観光、牛車でゆっくり・のんびり竹富島観光)の5番フエリー桟橋で4月14日9時の撮影。

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2013年12月の除幕式の銅像はチャンピオンベルトを巻き、グローブを付けた両手を高々と掲げたポーズ。身長は約170センチで、本人より少し大きめに作られてある。体形や表情は現役当時を再現している。石垣島の新川河口近くに記念館がある。石垣島美ら島モニュメントシリーズとして、世界王座を13回防衛した素晴らしさを讃えて造られた具志堅用高さんのモニュメント。銅像を見ると今のTVで見る具志堅用高さんとは違った顔で、 世界王座に君臨していた現役時代の頃の顔で作られています。 王者の風格をもったカンムリワシの凛々しい顔でした。

石垣観光の合間の竹富島観光の前日に撮影した、石垣島のカンムリワシです。

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一本足で休憩中?のカンムリワシ

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左右に視線を変えても飛ぶ気配はありません

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車とカメラの方を睨むカンムリワシ

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ガイドさん説明では餌捕り後の食後の休憩で積極的に餌捕りする気配がない一本足の休憩

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車から出ても動く気配がなく、手持ちで同じような写真を約7分間に100枚近い量産でした。(これがノントリの大きさ)

本物のカンムリワシを見物した翌日は石垣島観光の写真スポットになっている具志堅用高のブロンズ像を見たのである。

 

 

 

 

2015年4月27日 (月)

猿浜鷸(サルハマシギ)と鶉鷸(ウズラシギ)

 北海道への野鳥撮影は十年目を迎える、初遠征の機会に現地で購入した2003年発刊の「北海道野鳥図鑑」にはサルハマシギはハマシギの頁に、写真なしで類似種として、たった3行の短い説明があるだけである、北海道には渡来したことがない稀な旅鳥なのだろうか?
石垣島と西表島の探鳥ツアーに参加して今年で8年目になる4月13日、二ヵ月前に予約を入れた石垣島フィールドガイドSeaBeans小林雅裕さん
に新石垣空港から最初に夫婦でガイドされたのは石垣島の海岸、浅瀬にハマシギ・ヒバリシギ・ウズラシギなどのシギ類に混じり、ハマシギやウズラシギと同じ位の体長の夏羽のサルハマシギが岩場の水溜りや雑草の陰で採餌していた。
嘴はハマシギよりも先端が細く湾曲がやや大きい印象である。頭部から腹部にlかけて、濃いレンガ色のような濃赤褐色、肩羽は橙褐色の部分と黒い斑の模様でこの浜で採餌するシギ類の中では特に目立つ色彩である。
 

 

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夏羽のサルハマシギ 

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付近の民家から生活排水が流れ込む?岩場の浅瀬で採餌

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夏羽の綺麗な腹が見せる

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初列風切先端が尾羽先端を超える

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左ヒバリシギ右サルハマシギ

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サルハマシギ体長L20cm 後ろのヒバリシギ体長L14cm

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同じ場所で採餌していたウズラシギ体長L22cm眉斑が白ぽっい

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ウズラシギ 成鳥夏羽は額から頭頂は茶色で黒褐色の縦斑がある、顔・後頭部・背・胸は橙褐色みを帯び、黒褐色の縦斑が蜜にある、体下面は白い

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ウズラシギの身震い

観光目的で初めて石垣島に訪れた妻が見たのが石垣のサルハマシギとウズラシギであった。

 

2015年4月26日 (日)

ヤンバルクイナ撮影の時系列写真

 沖縄観光の合間、4月17日早朝に撮影した写真をこの一週間に渡り、ブログに貼ったが、早朝の約1・5時間に撮影した写真を場所毎に1、2枚を時系列に並べてみることにした、謂わばやんばる早朝探鳥の総集編である。

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6時12分、この日の沖縄の日の出は遅い6時5分、3年ぶりに最初に見つけた道路の路肩で餌探しのヤンバルクイナ 

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この後に路上で餌探しをした、目の後ろの白線があまり長くないようだ

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6時15分に道路の側溝脇を歩く、この子は目の後方に伸びる白線が長い 

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6時28分 旧道でホントウアカヒゲ♂の採餌を見つける(かなりトリム)

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6時34分 民家の私道の坂道で採餌するヤンバルクイナを見つけるが私道の入口で撮影 、また別のヤンバルクイナと思われる、上方に民家がある

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6時35分 ピンボケなので貼るのを躊躇したが、民家の前で犬の前を平気で通りぬける、国の天然記念物に犬の方が尻込みしている様子、鎖に繋がれたワン君は最初は路上に寝ていた。人間では逃げるが犬は平気なのか?猫は天敵のはずである。近所には猪豚の牧場もあるが豚や牛はどうなのか?珍しい光景だが私道なので公道からの遠見の撮影であった。

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6時37分 ホントウアカヒゲの出た旧道に現れたヤンバルクイナ、餌探しの目つき

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6時40分 国道58号線とのT字路に出たガードレール上にホントウアカヒゲ♀、この後に木の枝にとまったが車は急には動けない!ANAの機内で聴いた落語では1番から10番まである駐車場で車が止まらない番号がある。答えは9番、車は急には止まらない・・・やんばるではヤンバルクイナなどのロードキル防止にゆっくり走る安全運転の心掛けが必要です!

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6時54分 辺戸岬方面から国道58号を走り、楚洲方面へ右折した路上にヤンバルクイナの大写し、赤い太くて大きい嘴と太くて丈夫そうな赤い足、繁みの中を縦横無尽に走る足は路上の闊歩はやすやすと採餌できるがこれがロードキルの危険をはらむ、やんばるでははゆっくり走る優しさが必要

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6時54分 ホントウアカヒゲ♂が採餌していた旧道でヤンバルクイナ二羽の縄張り争い

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6時55分 この後二羽は何事もなく鳴き別れ

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7時14分 白い花のセンダングサの下でヤンバルクイナの羽繕いとストレッチを目撃、目の後方の白線が途中で切れている?発達した赤い足に退化した翼とバフ色のお尻

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7時15分 反対側の目の後方の白斑も途中で切れている間隔が広い?丸い小さい翼の唯一飛べないヤンバルクイナ。蛇足であるが14日石垣のANAコンチネンタルホテルの早朝のゴルフ場では隠れる草むらのない芝生の上ではシロハラクイナが地上すれすれに50mも飛んで逃げるのを目撃した。

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7時18分 赤・青のカラーリングを嵌めたヤンバルクイナがレンターカーの目前に出現する

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7時29分 道路を渡るヤンバルクイナ、これが山原で撮影した最後の一枚、朝飯前1時間半の撮影(500枚)を終了して8時にホテルに戻る。


こんなに短時間で複数のヤンバルクイナを撮影したのは初である。ホントウアカヒゲ雌雄のおまけ付でもある。沖縄ではガイドさんのお世話になったことがないが過去数回のやんばる遠征でヤンバルクイナの出現場所、時間、車の停め方(待ち方・撮り方など)の経験が活きたものと思われる。時間があれば勝手知る草原などでの採餌場面を撮りたいが今回は手っ取り早いロード撮影となった。

 

 

 

 

 

 

 

2015年4月25日 (土)

赤・青足環の山原秧鶏(ヤンバルクイナ)

 早朝1時間半のヤンバルクイナの撮影で約400枚の写真を撮った、今日の写真は二つの特徴がある、一つは枠をはみ出す程の大きさとカラーリングがあることである。
6年前に初めての山原(やんばる)は安田(あだ)の民宿安田に4泊して、朝晩に「キョキョキョキョキョ
キョー」と聞こえるヤンバルクイナの鳴き声を聞いていた、最初に撮ったヤンバルクイナは遠くて暗くピンボケの写真をブログに貼った記憶がある。
今回は赤と青のカラーリングを嵌めたヤンバルクイナは、やんばる観光の初日の夕方に生態展示学習施設「クイナの森」の黄色いカラーリングのキョンキョンを初めて見たが天然に棲息するヤンバルクイナのカラーリングは初である。新種発表から2012年に30周年をむかえた山階鳥類研究所の研究員が研究目的でつけたのか?太い丈夫そうな赤い足に赤と青のリングが嵌められていた。文字のないプラスチックとおもわれる赤・青カラーリングの目的や意味は調べないと分からない。
このヤンバルクイナが餌を探しながら停車している車の目前を通過するのを運転席から連写したので今までにない、大写しのヤンバルクイナが撮れた。

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草むらからヤンバルクイナの左足に赤と青の二つのカラーリングが見える

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雑草の中で颯爽と立ち止まり、あたりの様子を見る

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正面顔と左足関節したに嵌められた赤と青のカラーリングが歩いて来る、渡り鳥にはよく見られるがやんばるにしか棲息しない留鳥のヤンバルクイナに足環の目的は何か?

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過眼線下の白い白線が後頭部まで伸びるのがよく見える。飛べない鳥として発達した、大きな足と爪が枠からはみ出す程の大きさである

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車の真横を通過するときは画面に入らない、太くて大きい嘴が目立つ

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画面いっぱいにおさめる、野鳥図鑑の大きさに撮る

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成鳥の赤い嘴の先端は黄色のがよく分かる、ミミズなど土の中の餌を探したのか、泥が嘴先端に残る、それとも泥の付きが少ないので、大きな丈夫そうな嘴でカタツムリなどの殻を割って採餌したのだろうか?それにしても足環を付けた大きな足の爪が目立つ

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目の色が変わった!餌を見つけたのか?これが最後の一枚

 

レンタカーの運転席から見ると左から正面、右(車の後方)へと移動する間、すべてノントリ7時17分~18分の撮影

2015年4月24日 (金)

ヤンバルクイナのストレッチ

 二羽のヤンバルクイナに遭遇後は近くの川で水浴びをしてきたのか?羽繕いとストレッチをするヤンバルクイナを見つけた。先ほどの2羽とは別のヤンバルクイナと思える。初めて見た!羽繕いを!撮った!飛べない鳥のヤンバルクイナは体長の割には翼が小さく丸く、他の野鳥のストレッチよりも羽の動きが少ないように見えた。

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赤い眼、赤い嘴、赤く太くて丈夫そうな足と尻尾を立てた状態~~~

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体重の割には小さい丸い翼、白と黒の綺麗な模様の胸と腹を膨らませてのストレッチ

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赤い目の見返り美人タイプの羽繕いも丸い翼がこじんまり見える
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羽繕いの後はまた短い丸い羽を広げて伸ばすストレッチ

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同じ処で立ち止まっての今度は肩口の羽繕いである 

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次は後方確認のストレッチ

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今度は腹の羽繕い 

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コシロセンダングサを見ながら羽繕いとストレッチが終わる 

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羽繕いストレッチが終わり、白黒の胸を張って太い赤い足で歩きだす。

時は4月17日朝7時14分~16分までの初めて見た!撮った!二分間のショーでした。

2015年4月23日 (木)

2羽のヤンバルクイナ

 一週間前の沖縄旅行中、この日は海洋博公園・美ら海水族館への観光で9時にチエックアウト予定、ホテルの朝食前のたった二時間弱の制約がある、やんばるの野鳥撮影であったが思いがけず、いろいろなヤンバルクイナの生態を垣間見ることが出来た。
ホントウアカヒゲ♂♀の次は、楚洲(そす)消防出張所から少し離れた処で縄張りを主張する二羽のヤンバルクイナが赤い嘴から火花を散らすように見える嘴喧嘩を撮影するが事が出来た。

三年前にここで撮影した時は記憶になかったが、消防出張所の白塀にヤンバルクイナの愛称の入ったイラストが沢山描かれていたので、この付近ではかなりのヤンバルクイナが生息しているものとイラストから憶測する。人は口喧嘩をするが鳥は嘴喧嘩と呼ぶのだろうか?ヤンバルクイナの場合は赤い嘴での丁々発止は見応えがある

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楚洲消防出張所の塀に描かれていた、愛称付きヤンバルクイナの可愛いイラスト、左後方にガレージの赤い消防車が写る

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国道脇の旧道なのか廃道なのか雑草がはみ出し、小石や木片が散らかる路上中央の餌探しをしているヤンバルクイナを撮影中に突然、手前左からもう一羽が鳴きながら出てきた

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先の一羽が振り返って近づく「キッ キッ キッ」と威嚇しているように見えます

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先着のヤンバルクイナが縄張りを荒らされたとでも思ったのか更に寄ってくる

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赤い火花が散るかのような口喧嘩ならぬ嘴喧嘩が始まるが身体を傷つけるような大袈裟な争いはしない。

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二羽の大きさは同じ位なので雌雄ではなさそうである、ヤンバルクイナは♀よりも♂の方が少し大きい、前日ヤンバルクイナ生態展示学習施設「クイナの森」で学んできたばかりである 

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コシロセンダングサの下でも嘴喧嘩は続く、ヤンバルクイナは粘着質なのだろうか?かなりシツコイ!

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右側に逃げ出すのを更に追いかける

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追いかけて来てまた始まる、かなりシツコイ、どうもスミマセンと謝ったかどうか?

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一枚だけ慣れないPCでやっとトリムしてみた、あとはノントリ

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この後は右側のヤンバルクイナは草むらに逃げたが追う時間がない。 

6時55分~56分の1分間の出来事であった。二羽の遭遇はこの一回限り、時間がどんどん迫り来る。

 

 

2015年4月22日 (水)

ホントウアカヒゲ(本島赤髭)

 ヤンバルクイナを撮影中の6時21分~28分の7分間と6時40分~41分の1分間の2回にわたり、ヤンバルクイナが出た同じ場所に赤ひげがあらわれた。昆虫類・クモ類・ミミズ類はヤンバルクイナもアカヒゲも共通の餌であるので同じ場所に出ても不思議ではないが今まで数回沖縄に来たがヤンバルクイナの餌場でアカヒゲを見たのは初見である。思い掛けない出合いであった。

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何か獲物を咥えているアカヒゲがコシロセンダングサ?の下にいた!

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同じショットをトリムすると脇腹に黒斑が見えないのでホントウアカヒゲ♂のようだ。

 

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まだ暗い場所でピョンピョンと跳ねるように動くのでピンボケばかり

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近くのガードレールの上にホントウアカヒゲ♀が一瞬とまる、♀はこれきり、時間があれば木どまりを狙える場所であるが時間制限の制約条件がある

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いつもは撮らない、貼らない後ろ姿だが♂のようだ?ホントウかな!

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何か咥えているが詳細は不明

車の中から手持ち撮影で旧道なのか廃道になったのか道路脇の雑草が道路にはみ出す、暗くて遠いホントウアカヒゲであったがヤンバルクイナ撮影の副産物であった。

 

 

2015年4月21日 (火)

天然のヤンバルクイナ

 ヤンバルクイナ生態展示学習施設のキョンキョンを撮影した翌朝は8時半の朝食前にひと仕事、関東よりも30分位遅い、沖縄の日の出前の6時に一人でアダガーデンホテルを出発して、朝飯前の撮影に出掛けた。人口施設のヤンバルクイナのキョンキョンを撮影したので、次の目的は天然のヤンバルクイナである。まだ暗いホテル前の県道2号線から70号線に入り、約8km走ると勝手知ったる最北部のヤンバルクイナ生息地である。大きな風力発電の横を過ぎると間もなくそこが目的地である。観光目的で沖縄にやって来たのでこの機会が許された最後の野鳥撮影の2時間である。

 

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4月17日この日の日の出時間は6:05であったが6時12分に70号線から脇道に入った路肩で餌探しするヤンバルクイナを視認、車の往来が少ない場所なので車のエンジンを停止して近づくのを待つ、初めてヤンバルクイナを撮影した時と同じようにドキドキしながら野生のヤンバルクイナの撮影である。

 

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路肩の餌探しから路上に出てきたヤンバルクイナ

 

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早朝はまだ走行する車がないのでのんびりと路上を闊歩しながらの餌探しのようだ、昨年はヤンバルクイナの交通事故死は47件もあったが飛べない鳥の悲運はこのような路上の餌探しによるロードキルである。 

 

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車の方に向かって歩いてくるみたい!ヤンバルクイナの正面顔はあまり見る機会が少ない 

 

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おや何かな?と立ち止まる

 

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餌ではなかったようだ、また出てきた路肩の方に足早やに向かう

 

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雑草が生える処に移動、車も静かに前進。大好きなミミズやカタツムリがいるかな?それとも草の種や実かな?

 

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白いセンダングサの花見かな?

 

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反対側の側溝近くを歩く、側溝は幼鳥が落ちると出られない危険な処であるが成鳥には餌捕りの場所でもある

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路上に何か落ちているのを発見して、おや何かな?と近づく

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死んだバッタなどの餌かな?

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違ったようだ!

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また次の餌探しに移動する、道路脇の草むらに入る、6時12分から15分までの3分間の撮影であった。取り敢えず天然のヤンバルクイナの撮影に成功した。

今日は撮り下しの無修正、100kにリサイズしただけの写真です。

2015年4月20日 (月)

「クイナの森」のヤンバルクイナ

安田(あだ)くいなふれあい公園にある、ヤンバルクイナ生態展示学習施設「クイナの森」を初めて観光してきた。ここは約1年半前に完成した施設で「いつでもヤンバルクイナに会える♪」「ヤンバルクイナの行動を間近で観察できる★」「ヤンバルクイナややんばるについて学ぼう!」をキャッチ・フレーズに開館時間は9時~17時まで、入場料大人500円小中高生200円年、年中無休である。

4月16日快晴、やんばる地域の辺戸岬・ヤンバルクイナ展望台(辺戸岬から見える大きなヤンバルクイナの形をした展望台)・大石林山・茅打バンダなど沖縄最北部の観光地を巡り、アダガーデンホテルに戻る途中にある、沖縄県家畜改良センターに隣接、くいなパークゴルフ場の敷地内の「クイナの森」に閉館時間間際の16時30分に入館直後から約25分間ヤンバルクイナ♀のキョンキョンに会うことができた。(ソテツの下や物陰で休んでいる時は全身が見えない)

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展示施設のガラス越しにコンデジで撮影したヤンバルクイナ♀のキョンキョン

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施設内の先客は若いカップル二組の観光客、スマートフォンやコンデジで撮影していた

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説明員によると大砲のような大きなレンズのカメラを持ち込む人がいるが皆さん持て余していたそうです

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コンデジを拡大にして撮影、この日は午前9時前後と午後1時前後の水浴びは終わっていたので見られなかった、水浴びの好きなキョンキョンは多い日は一日3回の日もあるそうです。

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上から野菜やフルーツが落ちてくる餌場の下、黄色い足環のキョンキョンがエサが落ちてないか見に来た。餌の時間を知っている頭の良いキョンキョンであると説明が聞こえた。

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施設内に掲示してあるキョンキョンの紹介

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草刈した時に見つかった五つの卵の写真、親は卵を放棄して戻らなかったので人工ふ化

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人口孵化で孵ったキョンキョンとその兄弟ふ化五日目の写真

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館内のヤンバルクイナの説明板1

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館内のヤンバルクイナの説明板3

200~400mmレンズで撮影した写真は別の機会にご紹介します。

 

2015年4月19日 (日)

石垣の野鳥

三年ぶりの石垣です。野鳥撮影では4,5回訪れている石垣島ですが今回は夫婦で初めて観光でやってきました、新石垣空港も初めてでしたが二つ月前に予約を入れておいた、毎回お世話になっている石垣島フィールドガイドSeaBeansの小林さんに空港で拾っていただき、近くの浜辺で撮影の開始です。

 

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ウズラシギ

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サルハマシギ

 

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牛の背にアマシギ

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水田にセイタカシギ

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畔にリュウキュウヨシゴイ

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カンムリワシ

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インドクジャク

 

 

 

 

2015年4月13日 (月)

桜に目白

行く春の桜に目白が早咲きのオカメ桜と椿寒桜の蜜を吸う写真を撮ったが、やはり桜はソメイヨシノとメジロが見慣れた写真である。公園を徘徊して撮った写真に俳諧の俳句擬き(もどき)を添えたいが一応は俳句の季語が気になる。前のブログでは目白の季語は夏と書いたが何故夏なのか、改めて不審に思う,これは今の政治と同じ不信でもある。あらためて目白の季語を調べたら、秋と夏であった、目白が仲間同士が寄り添い、一本の枝に横一線に並ぶ「目白押し」の目白は秋の季語、ネットには目白の繁殖時期は初夏との説で季語は夏であると書かれている。しかし梅・山茶花・椿・桜などの花蜜で見られる時期は冬から春である。3月末に撮影したソメイヨシノに来たメジロであるがPCが思うように動かないうちに2週間も過ぎてしまった。PCで補正中や未修正の写真に潔く散ってしまったソメイヨシノとメジロのコラボ。

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白目立つ ソメイヨシノに 目白かな

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人生の 節目を飾る 花と鳥

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今年また 桜と目白 似合うなり

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花蜜を 身を逆さまに 目白かな

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老健が 古木の桜 撮りにけり

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散るも良し 囀りも好し 染井かな

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新しき カメラで写す 桜かな

桜には なぜかおそ松 これ如何に

 

2015年4月12日 (日)

4月5日(日)~週活

寒の戻りや桜散らしの雨や季節外れの雪も降る天候不順の一週間であった。4月5日(日)からの1週間の週間活動、略して週活である。老い支度の終活ではないが後期高齢者の週活は後で振り返れば、終活のある一面であったと言えるかも知れない。 

 

雨の五日の日曜日午後1時開始のベイスターズ:ヤクルト戦を横浜球場で孫と観戦、横浜球Dscn4833_2

 

 

 

場の開幕6連戦にはレプリカヘルメット付きのチケットを息子が購入して3月生まれの誕生祝いにもらった。日曜日の試合はこのサービスの最終日、ビジター用のヘルメットをかぶり孫とピースのご満悦、ヤクルト側の内野指定席は雨もあり、空席が目立ち、横浜フアンの方が多い。 

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三塁側内野指定席(ヤクルト側から初めて見る)三塁ベースの前の席、いつも小さい傘を持つヤクルトフアンが応援する後ろからの観戦、DeNAを応援する外人も多く、メキシコ人がロペスの応援が熱心であったが、この日は三塁手バルディリスの逆転2ランで2:1で勝ち、開幕から5勝4敗の勝越しである。

6日の月曜日は新調したパソコンと1日中格闘したが思うように動かない、やっとお気に入りサイトの一部を復活したがほんの一部である。セ・プロ野球は移動日で試合はなかった。鬼平と剣客商売など時代劇を見て過ごす。
7日もパソコンと1日を過ごす、なかなか思うようにサクサクと進まない、OSはいろいろ変わったがソニーのVAIOシステムを20年以上使い慣れているのでHPのシステムなのかWindows8なのか、なかなかなじめない。この日のベイスターズは甲子園に遠征して阪神に8:3で勝ち6勝4敗の2位になった。

8日はお釈迦様の誕生日をお祝いする「花まつり」、この日は例年のように

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菩提寺の東林寺に小雨降る日の花御堂のお釈迦様に甘茶をかけるお寺参りであったが何故か?小雨降る本堂前に花御堂が出ていなかった???写真は8日の本堂前は寂しかった。これは現代のオシャカの洒落だろうか?甘茶を掛けられても小雨はダメなのだろうか? 

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左の写真は昨年の4月8日晴天、本堂前の花御堂のお釈迦様。
この日の横浜は阪神に6:1で勝ち7勝4敗で中日と同率1位となる。買い物に出かけた新横浜駅ビルでビールを飲む

 

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ビールはサントリーモルツ生のジョッキーを寿司で”喉に流す”、このセリフは吉田類の「酒場放浪記」のそのままである。

9日は第三京浜港北ICにある「港北の湯」に入る。ここはオーストリアのガスタ 

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ナーストンの「天然ラジウム鉱石ミストサウナ」は玉川温泉と同じガン治療で有名である。高濃度炭酸泉は体に無数の泡、炭酸の気泡がつき血行がよくなり血圧が下がる人気の「炭酸の湯」が気に入っている。 

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昼飯は蕎麦とスーパードライ生のジョッキーで休憩後再び炭酸の湯に入り、時間を過ごす。阪神との3連戦は3連勝、日曜日から4連勝で8勝4敗で単独首位となり、2007年5月以来の8年ぶりの春の椿事が起きた。 

10日は中日に負けて8勝5敗で昨年のBクラス3チーム(中日・横浜・ヤクルト)が同率首位のAクラスにいる。今年のセ・リーグは上と下の力の差がなくなり面白い。 

日曜日から今日までPCが使いこなせない、天候にも恵まれない一週間でもあったが二時から始まるプロ野球が楽しみな土曜日となった。その土曜日の結果は8回表にバルディリスが伊藤から頭部に死球を受け退場したがDeNA:中日は8:6でDeNAが勝ち、再び単独首位になった。

2015年04月11日更新

順位チーム試合勝数敗数引分勝率勝差得点失点本塁打盗塁打率防御率
DeNA 14 9 5 0 .643 - 62 60 12 10 .287 4.07
中  日 14 8 6 0 .571 1 58 43 3 6 .281 2.64
ヤクルト 14 8 6 0 .571 1 43 24 5 6 .258 1.56
巨  人 14 6 8 0 .429 3 44 52 5 11 .224 3.53
阪  神 13 5 8 0 .385 3.5 39 63 6 5 .223 4.46
広  島 13 5 8 0 .385 3.5 35 39 2 8 .239

2.26

一週間の週活は新しいパソコンの習熟だったがなかなか使いこなせない、サクサク動いたのは最初だけ、既に重たく遅いのは取扱い説明書を読まずにあれこれと弄り回す罰なのか、既にSPAMがTOP画面に一つ住み着いた。

 

 

 

 

 

 

2015年4月 5日 (日)

桜に鶯、法ー法華経

Dscn4812_2二年ぶりにソメイヨシノにウグイスがやってきて、ホーホケキョと囀りました。春告鳥(はるつげどり)の鶯を撮り、目出度し、芽出度し、愛でたしです。これも公園管理者のおかげです、この様な注意書きの成果です。昨年は桜に鶯は来ませんでした、サクラ咲く近くで楽器の演奏が鳴り響き、ウグイスはいくら囀っても楽器には勝てませんのでここでの囀りは有りませんでした。それが二年ぶりに桜に鶯が撮れました。鶯は経読鳥(きょうよみどり、法ー法華経と鳴く)とも言う。

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鶯の 二年ぶりだよ 姿見せ

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鶯の 囀りはじめ ぎごちなさ

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葉桜も 鳴くを惜しまぬ 枝渡り

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桜咲き 待ちに待ったよ 啼きはじめ

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啄むは 花芯か雄蕊 朝桜

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姿見せ シャッター音の 小気味よさ 

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鶯は 梅より桜 よく来たり

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桜観て ウグイス愛でる 愛鳥家

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散るも好し 囀りも良し 散歩道

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初音でも ホーホケキョと鳴く 律義もの

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鶯と 桜100選 幹渡り

鶯も桜も季語は春、つきものですが写真の説明には二つはつきものです。下手の横好き、お粗末でした!
(ウグイスの撮影日、4月3日朝6~8時)

 

 

 

 

 

 

 

2015年4月 4日 (土)

魔都の画眉鳥

 画眉鳥で思い出したので古いパスポートを確認したところ、初めてガビチヨウを見たのは14年前の上海である。当時の上海浦東地区ののっぽビルは高さ468mの上海テレビ塔と高さ421mのジンマオタワー(金茂大厦)であった、このビルの最上階88階の展望施設に上ったことがあり、発展する上海を見下ろした思い出がある。この当時はまだ高さ492mの上海環球金融中心(栓抜きの形の超高層ビル)と上海タワー(上海中心  Shanghai  Tower)世界2位となる高さ632mの超高層ビルはまだなかった。
出張なので観光に来たわけではないが朝夕の散歩は上海市内の観光地といえば、まずは開港当時の雰囲気の残る外灘(ワイタン)と食事をした豫園(よえん)が人気の観光地だが魔都の一面も覗かれる怪しげな処もある。旧フランス租界も中国の歴史が漂う、クラシックな佇まいが見られた。これらの外観面の他に中国人の生活面の一部を知った。(世界三大魔都はロンドン・東京・上海)

2001年8月に新しい上海浦東国際空港から入国(この以前までは上海虹橋国際空港)、三泊四日の出張で旧フランス租界地にあるヒルトンホテル上海に滞在した折、近所の大きな公園(復興公園?)で三日間毎朝散歩して異国の朝の風情を垣間見た。地元の人々が朝の公園で日常のいろいろな過ごし方や寛ぎ方をしていたのをおぼろげながら思い出した。
毎朝一番目についたのが太極拳の一団である、青竜刀を振りかざしながら演舞する別のグループもいた。広い公園なので音楽を流しながらダンスを踊る一団もいるし、朝の体操をする団体もあった。ベンチがある公園の森蔭では鳥籠を持った人が木の枝に画眉鳥(この時はまだガビチョウは知る由もない)の鳥籠をぶら下げる、地味な茶褐色の鳥を持ち寄り、それが一人や二人ではない十数人の老人の集まりであった、ベンチで読書する人の隣に集まっていた。当時はまだ野鳥には興味がなかったが子供の頃から文鳥やカナリヤを愛玩する人を見てきたので鳥を愛玩する一団とは思ったが
ガビチョウを鳴き合わせをしていたとは今にして分かる出来事であった。江戸時代には既に日本に持ち込まれ鳴き声を愛玩していたが戦後は見た目の地味さとあまりにも大きな鳴き声に厭きられて放鳥され野生化したものと思われる。

この十年間に国内の方々で画眉鳥を撮ってきた(それだけ特定外来種が繁殖)、今回はサクラ咲く三ツ池公園では初であった、普段は地上で昆虫や植物を採餌するので地上域のアカハラやシロハラなどに食害があると思われるが囀りは木の上で色々な野鳥の鳴き声を真似て大きな鳴き声で囀る、これが鳴くと付近のとウグイスが囀りをやめてしまうほど喧しい鳴き声である。特定外来種の騒音とも言える。

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三ツ池公園にある中国から贈られた「馬超龍雀」の説明文

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花曇の風の強い昨日、満開のサクラ散る下の「馬超龍雀」、このような中国古代芸術の遺産(複製品)は大歓迎だが・・・

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ソメイヨシノが満開の公園の朝日が眩しい遊歩道の上にガビチョウが来た(撮影日3月30日8時~

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ガビチョウが大きな鳴き声で囀りを始めた、下を散歩する人が通過しても逃げないしぶとさで鳴く

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撮影位置を東屋の前から姫椿越しにアングルを変えて撮るもここで20分も鳴く

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最後は遊歩道脇の桜の木の隣、その木の上で囀り後は下の笹藪の中に消えた、うるさい画眉鳥であった。ウグイスはこの間には囀りはなかったようだ。

 

 

 

 

 

 

2015年4月 1日 (水)

オガワコマドリの橙斑、未公開写真

 君は小川駒鳥の橙斑を見たか!
まだこのブログを開設する二ヶ月前に撮影したオガワコマドリのストレッチで初めて橙斑を見た。鶴見川の綱島河川敷から渡去直前に見せてくれた尾羽の橙斑である。野鳥撮影を始めて十年間、四か所で稀な冬鳥のオガワコマドリを撮影したが尾羽の橙斑を見た!撮ったのはこの時だけである。
オガワコマドリの橙斑は滅多に撮れないようである。九年前の春のお宝写真となっている。

鶴見川綱島河川敷にはオガワコマドリが”なにかようか(7日8日)”と言うほど7,8回も通ったが他の小鳥には無い、オガワコマドリが唯一持つ尾羽の橙斑は一度切りの撮影であった。これが今回の未公開写真である。

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見返り美人形、喉の青と尾羽の左右のオガワコマドリだけにある橙斑が見える

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オガワコマドリの綺麗な涎(よだれ)掛けが横を向く、胸の色模様は橙・青・黒・白・橙のはずが・・・

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「タッ」と鳴きながら見得を切る!目つきが鋭い!!もうすぐ故郷に帰るぞと鳴いたのか、地鳴きの「タッ」と旅立つのか?

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眼が光る見返り美人型と直角曲げの尾羽の橙斑 

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左ストレッチと開いた尾羽の左右五枚の橙斑、12枚の黒い尾羽に橙がよく似合う

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右翼のストレッチと左右五枚ずつの橙斑と真ん中二枚の尾羽とのコンストラクトが最も綺麗に見えた瞬間である06419_147
羽繕いでも魅せます、青と橙

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自慢の青い喉を膨らませて鳴く、白い眉斑も綺麗です!
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翼を開いて背中の淡渇色も見せます
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繁殖地への夢と希望で胸を膨らませてのストレッチ、春が来た!と故郷の空を見る!

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夢と希望が武者ぶるいに変わる、渡去近し!

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正面顔でアイキャッチ、綺麗な写真をありがとうさん! 

この写真の一週間後に渡去したようです。あれから九年経ちました。”光陰矢の如し”である。”少年老い易く学成り難し”の漢詩から「老人枯れ易く夢成り難し」を夢想する。
芭蕉の生前最後の句。”旅に病んで夢は枯れ野を駆け巡る”と同じような思いが凡人にもよぎる。
野鳥を追って東奔西走、山野を駆け巡るようなこの十年、林住期の想い出の色はいろいろ、橙色もそのひとつである。
 

終わりに、オガワコマドリはこの十年間に四か所で撮影、2006年2~4月の横浜市鶴見川河川敷が初見初撮り、二度目は2007年4月輪島市へくら島、三度目は2009年3月横浜市境川遊水地公園、四度目は2012年4月鳥友が現地で世話人をされていた千葉県成田市の田んぼの畔道でお世話になった、その後もどこかで情報が出るが成田市の撮影を最後にパスしている。 

 

 

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